目次 次へ PR 1/7 小さな村と大きな夢 西暦四〇〇年頃に盛えた小さな漁村“水穂(みなほ)村”。ここは一人前の漁師に夢見る者を育てる地で有名である。 しかし、一人前の漁師になるのはそう容易く無いのが世の常である。一人前の漁師は水穂村出身の者だけでも僅か数百名ほどしかいない。多くの場合は志半ばで漁師の道を諦める者、中には荒波に攫われてしまう者もいた。 そんな水穂村で漁師を志す少女と漁師になることすら叶わない少女。 小さな漁村で暮らす二人の少女の願いと出会いの物語がここに幕を開ける。