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01.曇り空

 燈子から手紙が来た。

 宗一郎はそれを読んだ後、かすかに笑った。

 そして、返信をしたためた。


 まるで、秘密の恋人同士のようだ。

 すぐ側の家に住んでいるのに、手紙をやり取りをするなんて。


 靄のかかった湖のような便箋に、青黒いインクで宗一郎は短く書いた。


 落ち葉拾いに出かけよう。

 バス停で待つ。

          宗一郎


 宗一朗は、ガラス戸を開けた。

 便箋の入った封筒を廊下に差し出すと、それはスッと消える。

 それを確認して、宗一郎はガラス戸を締める。

 おもむろに立ち上がると、コートとマフラーを持つ。


 少年はバス停に向うのだった。





 親愛なる宗ちゃんへ


 とーこのお空はくもり空です。

 理由は、話せません。

 とーこはこれでも、7番目の玉がどんな意味か知ってるんです。

 だから、今日は会いに行けません。



                         小さなコップが見つけられないとーこより

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