表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/26

武器の種類について①

【カトラス Cutlass 】切ることを重視したためである刃が湾曲している剣。刀身が短く、船など狭い場所での使用に向く。海賊映画によく登場する。


【シャムシール shamshīr 】英語のソード (sword) などと同じで、ペルシア語で「刀剣」を意味する普通名詞。西洋ではシミター(scimitar)と呼ばれ、西洋のサーベルなどに影響を与えた。


【ショーテル shotel 】エチオピアの両刃の剣。かなり特殊な形状をしていて、刀身がS字や半円を描く様に大きく湾曲しているのが特徴。横殴りに斬りつけることで敵の盾をかわして攻撃を行う事が目的。


【サーベル sabel 】ヨーロッパの湾曲した片刃の刀。英語ではセイバーと呼ばれる。


【スクラマサクス scramasax 】ヨーロッパの片刃の直刀。


【ファルシオン falchion 】ノルマン人が使用する幅広の刀。隙間のないプレートメイルが主流だった時代、重量で相手の鎧を叩き斬ることを目的として作られた。名前はカマを意味するラテン語のファルクス (falx) に由来。


【ククリ Kukuri 】インドで使用される短刀。ククリナイフとも。大きな特徴は「く」の字型の刀身と、その付け根にある「チョー」と呼ばれるω型の刻み。


【グラディウス gladius 】古代ローマ時代の軍団兵や剣闘士によって用いられた。剣としては短く、刀身は肉厚・幅広の両刃で、先端は鋭角に尖っている。共和政ローマ末期にはスパタと呼ばれることもあった。


【グレートソード Great Sword 】ヨーロッパの武器の一つで、剣の中でも特に大きなもの。主観的で、片手剣でも見た者が「大きな剣」と思ったらグレードソードになる。


【ショートソード Short sword 】騎兵用のロングソードと区別するために、歩兵用の剣をショートソードと呼ぶようになった。区別するのは刀身の長さではなく、それを扱う兵種。


【ブロードソード Broad sword 】幅広の剣という意味。実際のところ刀身は刀剣の中では広くはないが、レイピア全盛の時代においては幅広い剣であったことからこう呼ばれた。


【カッツバルゲル Katzbalger 】やや広めの刀身を持つ刀剣で、近接戦闘用のショートソードの一種。名前の由来は取っ組み合いの喧嘩をする(katzbalgen)ような乱戦で用いられた剣であることから、とする説がある。


【エストック Estoc 】ヨーロッパで使われた刀剣の一種。先端になるにつれ狭まり先端は鋭く尖っている。ドイツではこのスタイルの武器はパンツァーシュテッヒャー(鎧通し、鎧刺し)と呼ばれた。


【レイピア rapier 】細身で先端の鋭く尖った刺突用の片手剣。護身あるいは決闘の際の武器として用いられた。貴族の間で騎士道精神の象徴や、過度の装飾を施された芸術品として扱われた。


【スティレット stiletto 】中世記後半、チェインメイル(鎖かたびら)が普及し、それまでの剣等ではなかなか相手にダメージを与えられなくなった時代に発明されたと言われる武器。先端が尖っていて、鎖かたびらや鎧の隙間を狙い、突き刺す。


【バスタードソード Bastard Sword 】両手、片手持ちの両用の剣。バスターソードとは別物。バスターソードは片刃の巨大な剣。


【ツーハンデッドソード Two-handed sword 】両手を使わなければ扱えない大きさの剣のこと。ドイツ語ではツヴァイヘンダーと呼ばれる。


【クレイモア Claymore 】14世紀から17世紀にかけてスコットランド人に使用されていた両手持ちの大剣。当時のヨーロッパにおける両手用剣としては小ぶりで、素早い剣の動きが恐れられた。18世紀になって片手用刀剣に変わっていった。


【ダガー dagger 】全長10〜30cm程度の諸刃の短剣。重装騎兵へのとどめ専用に進化したダガーがスティレット。


【ソードブレイカー Sword Breaker 】普通の刃とくし状の峰をもつ短剣。敵の剣を峰の凹凸にかませて折ったり、叩き落としたりするのに使う。


【マインゴーシュ main gauche 】日本語では左手用短剣とも呼ばれる。鎧や盾などの防御が無意味になってしまった時代に、近距離での戦闘に盾の代わりに使われた短剣。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ