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ソロモンについて

Q.悪魔とかソロモンとか、結局なんなの?


A.これです⇩



ソロモン。旧約聖書・列王記にその名を刻みし、イスラエル第三代の王。神により知恵を授けられ、神を裏切り悪魔崇拝を行ったとされるソロモン。だが、王が鍵を用い悪魔を召還した、という記述は聖書の何処にも無い。


では、いつ誰が「ソロモンの七十二柱の悪魔」を生み出したというのか?-


紀元後1世紀、ユダヤの歴史家ヨセフスは、偉大なる王の魔術はユダヤ最高の秘儀「カバラ」にあると考えていた。ソロモンの秘術、それは失われし魔術書「グリモア」にこそある、と。しかし、失われたソロモン王の魔術は見出だされる事無く、時は流れた。


・・・歴史は歩みを進め、近代魔術を謳歌せり欧州の地。

幾多の先達を経て上梓されし、コランド・プランシーの「地獄の辞典」

ウィリアム・ウィン・スコット博士の冗談の産物、魔術結社「黄金の夜明け団」・・・


その潮流の中、黄金の夜明け団S・L・マクレガー・メイザースの手により、遂に失われしグリモアは復活する。


「アルマデルの書」「アブラメリン」、そして「ソロモン王の大きな鍵」


さらに黄金の夜明け団は稀代の魔術師を生む。その名はアレイスター・クロウリー。彼が甦らせたグリモアこそ、名高き「ソロモン王の小さな鍵・レメゲドン」。その第一章「ゲーティア」に記された悪魔の数、七十二。


ソロモンの七十二柱とはカバラの秘儀を元に、偉大なる魔術師にして詐欺師アレイスター・クロウリーがこの世に解き放った悪魔達なのだ。


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