4話 ある日 森の中 ◯◯に 出会った(前半)
pv100超えました。
僕にとってはそれだけでも嬉しいです!
「さあ、特訓を始めようぞ」
「お、おー!」
ここは家の近くの森の中、そこで俺は特訓を始めようとしていた。今、俺の目の前にいるのは幽霊みたいに半透明のルリがいる。多分魂だけ抜け出しているのだろう。
「ねー聞きたいことがあるんだけどさ」
「む?なんだ?」
「俺、なんで剣なんて持ってるの?」
俺はすっかり魔法の練習とかフェンリルの力の使い方を教わると思っていたのだが違うのか?
「わからんのか?では1から教えんといかんようだな」
なんかイラっとしたが一応聞いとこう。
「今、カズマが持っているのはその辺で売っている普通の剣だ。だが、その剣には魔力を通すことができるのでな、それを今からやってもらう」
「魔力を出すだけの魔法練習の方が簡単だと思うけど」
「我の力は魔力を外部に出す方が難しいのだよ。だからその剣を通して魔力の扱いに慣れてもらおうというわけだ」
なるほど、ルリの能力はちょっと特殊なようだな。それでこそ神殺しの神獣と言われていただけはある。
「では、始めるとしよう」
「おう!」
こうして俺の長い特訓生活がスタートした。
「はああああっ!」
剣を右手に持ち体内で魔力を高めることを教わっていた。
「そうだそうだ、いい感じに高まっておるぞ」
「ほんとーか?すっごい疲れるんだけど」
「それはまだカズマが魔力に慣れていないからだろう、1週間もすれば普通に出せるようにはなるぞ」
「お、おう」
そして俺は魔力をさらに高める。
「うおおおおおっ」
「待て待て、慣れていない体でそんなに魔力を高めてはいけない!」
「えっ?!」
その瞬間、頭がぐらっときて俺は意識を手放した。
ありがとうございました。
今回は短かったので次回は今日出せるかもしれません。出せるとしたら、今日の20時になると思います。