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死の間際で全てを思い出す悪役令嬢

 「アイリス・ローズベリー!今この場でお前を処刑と見なす!!」


フィオーレ学園の卒業パーティ会場に、アイリスの婚約者、アベル・エリオットの声が響き渡った。

周りの生徒がざわつき始める中、その当本人アイリス、もとい私は疑問と戸惑いと共に声をあげた。


「な、なぜですかぁ?私、何もしてないですぅ!!」


「お前はマリー・フローラに様々な虐めを行った。本当に失望したよお前には」


マリー・フローラ…?どこかで聞いたことある名前…

そりゃあアベル様の横でプルプル震えながら泣いてる、あの憎たらしい女の名前だけれど…

妙な既視感がするわねぇ…何だったかしら。


「うっ ...!」

何!?今の頭痛。急に痛みが走ったけれど、、、


…そうだ、全て思い出した。

マリー・フローラは

私が前世やってたあの乙女ゲーム「色とりどりに咲く花園」のヒロインの名前。

そして私、アイリス・ローズベリーは、ヒロインを虐めて、結果殺人未遂で処刑をされる、悪役令嬢だ。

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