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こんなところに梅がある⑬

❑時間


 なぜこんなに時間に追われて生きなければならないのだろう。

いくら考えても、いっこうに答えが見つからない。


「時よ、止まってみせてみよ!」

 ジェスチャーを交え、大きな声で言ったところで時間は止まらない。時の流れの前には、なす術もない。大急ぎで出かける準備をした。



❑贈り物


 私が贈り物の箱を開けたその瞬間、

中から飛び出してきた色とりどりの花びらで目の前が一杯になった。次々と出てくる花びらは、そのまま天井まで舞い上がり、私の頭上にゆっくりと降り注いだ。部屋には大きな拍手が鳴り響いている。あの日私が受けた、盛大な歓迎が箱いっぱいに詰まっていた。


Tw140文字小説⑬

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