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座椅子は用意しています。

サイクロン。

作者: caem


 膝をこする ギリギリまで 攻め続けている


 ヘルメットをつけている 頭さえ守っていれば良い


 山あり谷あり 美しい景色なんて飛び込んできやしない


 迷惑行為なのはわかっている 排気ガスを撒き散らしている


 ガードレールを攻略出来ずに 散った命の数々とか


 添えられた花束も それでも攻めて攻めて なくなるまで


 知り尽くしたコースの片っ端まで ギリギリまで突っ込んで


 峠で誰が一番になるのか じつは知ってンじゃあないのかよ


 譲れねえ 俺が最速で 最強だ

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