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私、酸素拾います!  作者: メケ
樟木勇気の章・その2
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第三話 書き直し決定

「隊長さん、気持ちよかったです」

「奴隷ちゃん。乾かすよ」

 ジェシカは風呂から上がった奴隷ちゃんの髪をドライヤーで乾かし始めた。

 何でそんなに髪の毛を手入れをする道具を持っているのか尋ねたら、私はくせっ毛だから手入れが必要なんですとジェシカは、はにかみながら語った。


「ジェシカお姉ちゃんの手が気持ちいい」

 髪を乾かすジェシカの手つきがずいぶん気に入ったようで、奴隷ちゃんは、うっとりしている。


 髪を乾かし終えた後、奴隷ちゃんとジェシカは二人揃って部屋を出て行った。


「さてと」

 俺は机の前に座り、地図を広げた。


 しまった。そういえば液体空気を大量獲得したらアヌビスの乗り手にお礼の品を贈るのが通例だ。

 基本的には売店で売られている保存料のたっぷり入ったまんじゅうなどが好まれる。


 しかし、今回は奴隷ちゃんに櫛を買うことばかりに気を取られて忘れていた。

 ジェシカから催促も無かったし、仕方が無いだろう。


 ジェシカにまんじゅうを渡したら、そのまんじゅうは司令部にいる軍人に配布されるらしい。

 まんじゅうがないとなると、ジェシカがなんと言われるか。


 廊下を覗いたがジェシカの姿はすでに無い。

 帰ってしまったのだろう。

 次だ。次の機会に多めに渡そう。


 俺は再び机の前に座った。

 星を見る者。俺たちはそう呼んでいる。奴のせいで、多口型のエイリアンの巣が頻回に移動する。地図上に巣の位置を描くのではなくて、添付する報告書に書く必要がありそうだ。


「はぁ」


 トレース作業は半日で終われる。そうだ、そうに違いない。


 探索地図。書き直し決定

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