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私、酸素拾います!  作者: メケ
間章
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間章 私の思い出日記

 今日は遺書を書きました。

 最初は私が入隊したせいでみんなが死を意識し始めたのかと思い、悲しくなりました。


 でも隊長さんは、

「お前も仲間だ。書かないか」

 みたいなことを言ってくれて、すっごくうれしかったな。


 久しぶりに私のことを仲間と言ってくれた人と出会えた。私の人生まだ捨てたもんじゃない!

 うれしくてついつい抱きしめてしまった。隊長さんは困っていたみたいだから、あまり困らせないようにしなきゃ。嫌われるのはもうたくさんだもん。


 隊長さんは、自分の給料を引いても他の部隊員の給料を上げているんだって。

 神も仏もいなくなったこの世界における唯一の光。私を導いて、一流の部隊員そして指揮官として育ててくれるかも。期待に添えるように頑張らなきゃ。


 あと、そういえば他の外部行動員が隊長さんの事を褒めていた。

 みんなが悪く言うから人望が無いと思っていたけど、褒められるところは褒められるんだね。

 だってどう見ても優秀だもん。冷静沈着、寡黙で、見たところかなりの努力家。

 隊長さんみたいな優秀な人になりたいな。


 褒められていた内容は、

「勇気隊長は色男。ろくでもない女にもてる」

 だってさ。確かに奴隷ちゃんは見ていてハラハラするな。あんなに幼いのに悪口を言われて可哀想だなぁ。でも奴隷ちゃんの気持ちは分かるんだ。ひたむきな勇気隊長はかっこいいもんね。


 私もいつか誰かと結婚するのかな。今の評判じゃ無理か。あはは。今は今を生きよう。

 私はいつか、なりたい自分になるんだ。本当の自分になる。

 明日は外部行動だし頑張るぞ!


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