表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
怨魂の導人  作者: 獅熊@SIGMA
4/18

一時間目の事

「そういえばさ、燐華の将来の夢って何だったの?」

「なにィ!?聞いてなかったのか!?戒璃…寝てたな!?」

「い、いや…どうかな〜、あはは……」

「燐華ちゃんの夢ってプロバスケ選手だよね?かっこいいな〜って思ってさ!あと、戒璃くんは熟睡だよ〜」

「ああ!そうだゾ実夢!!私の夢はな、プロバスケ選手だ!……かーいーり!!やっぱり寝てたのか!?」

苦笑いを燐華に向けるとじーっと睨んでくる。何かされる…すると、燐華の両手が僕の両肩に伸び、体を揺らされる。グワングワンと目が回る。

「り、燐華!や、やめてって……うっ……」

食べたばかりのおにぎりが逆流しようと喉を駆け巡る。気持ち悪くなってきた、燐華の揺らしはジェットコースターよりも強い。それを見て流石に実夢も止めに入ってきた。

「燐華ちゃん!戒璃くん気持ち悪そうだよ…?なんか……青ざめてるような……」

「すまん!やり過ぎた!」

危ない危ない、もう少しでおにぎりが打ち上げられるところだった。お茶を飲み一旦落ち着く。

「戒璃、お前レスキュー隊になるって言ってたよな?ホントになれるのか〜?」

「なるよ!困っている人をほおってはおけないでしょ?あ!実夢、看護士になるって言ってたけど…絶対僕のを…」

「わぁー!ナニヲイッテルノカナー!わわわわからないな〜あはは………ごめんなさい…だって、思いつかなかったんだもん…」

「ん〜まぁ…いいと思うよ!でもさ、なんで看護士に?」

「決まってんじゃねぇか!なあ、実夢!」

「ん?決まってる?」

「戒璃くんと仕事したい…一緒になるなら看護士が一番いいかなって…………」

そういう事か。恐らくは一緒に働くことを目標にしているんだな。実夢は言っちゃダメだけど運動音痴なんだった、リレーでは走り始めたと思ったらいきなり転ぶし、跳び箱の時なんかは座っちゃったり勢い余って顔から落ちたり…思い返せば思い返すほど証拠が出てくる。

「私、手先は器用だからそういうの向いてるんじゃないかなーって……」

確かに実夢は手芸や料理、工作は言葉が出ないほど圧巻だ。

「一緒に頑張ろ!実夢!!」

「私も応援してくれよ!世界一目指して頑張るからな!指切りげんまんしよーぜ!」

指切りげんまんをしてると掃除の時間を知らせるチャイムが鳴った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ