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アイ・ファンタジア  作者: ぬこぬっくぬこ
第二部◆前略、…異世界で嫁が出来ました!?◆
20/90

第五章 転移魔法

◆◆◇◇  視点継続◇ソーヤ  ◇◇◆◆


「そう言えば、自己紹介がまだだったな。私の名はプレミセンズ・オルトファン。一応、この国の上級貴族だ」

「ああ、オレはソーヤ、んでこっちはオレの娘?のセイカだ」

「娘?」

「娘と言っても養子だけどな」


 黒騎士さんは納得のいかない顔で聞いてくる。


「その歳で養子とな?君達はいったい何者なのだ。地上での攻撃といい、ここを探知する能力といい、あまりにも馬鹿げている」

「何者カー、一応、国では伝説の荷物持ちと言われている」

「は?」


 そうだよな、そんなこと言われても、は?としか答えようねえわな。なんだよ、伝説の荷物持ちって?


「なんだかよく分からない称号だな。君達は貴族ではないのか?」

「え?オレ達は平民だけど」

「そうなのか?それにしては私が上級貴族と言っても、異にも解してないようだが?」


 まあ、普段王様やら女王様やらと接してるからな。よくよく考えたら無礼千万なことしてるなー。


「お父様は、王様より偉いですから!」


 胸を張ってセイカが言う。なんでだよ?


「おいセイカ、帰ったら道徳の勉強、ちゃんとやろうな」


 王立学園にでも放り込めばなんとかなるだろうか。


「なにせお父様は、あの、アステリアの迷宮攻略の最高功労者なのですから!お父様の持ち込んだ荷物が、迷宮攻略の是非を分けたのです!」


 物は言いようだなー。


「なに!?まて、アステリアの迷宮攻略だと!?そう言えば先ほどアーチェだのリーシュだのと名前が挙がっていたが…そうだ、確かに、アステリアの迷宮『最も深き豊穣』の攻略メンバーの隅っこに、ソーヤと言う名が挙がっておった!」


 隅っこですカー。まあ、名前が挙がってるだけましか。


「アーチェと言われた方は、聖女アーチェス・アングローバー様なのか!それでは私の弟を蘇生させて頂いたのは…」

「え?女王様が連れて来てた死体って、黒騎士さんの弟だったの!?」

「その様子だと本物か?これはまずい」


 黒騎士さんは急に居まいを佇め、


「失礼した。我が弟を蘇らせてくれた大恩あるお方に」


 そう言って頭を下げてくる。


「いやいや、オレに頭下げられても。そう言うのはアーチェにでもすればいいよ」

「しかし、女王は聖女ももちろんだが、その供もそれに負けない程素晴らしかったと」


 見てる人は見てんだなー。うむ、いい人だな女王様。


「そうか、聖女のお供か、どうりで規格外な」

「いいかげんよいしょはいいからさっさと入ろうぜ。どっか出る方法があるかもしんねーしな」

「そうだな」


 そしてオレ達は迷宮へ入っていった。




◆◆◇◇  視点変更◇リーシュ  ◇◇◆◆


「どう?ソーヤは見つかった?」

「分からないわねー」

「アーチェの探索にひっかからないのか?たしか我が国一のアサシンでも探知したはずだが」

「まあ、ソーヤのが一枚上手だからねー」


 ふふふ、このまま逃げおおせるでおじゃる。そして、結婚はなかったことに!


「なんか喜んでいるようだけど、ほら、これ」

「ん?」


 そこには、ファンレーシア住民票、『アーチェス・アングローバー』:本人、『ソーヤ・アングローバー』:夫と書かれた紙が。


「な、なんでおじゃるかこれは!!」

「え?見ての通り、私とソーヤのこの国での関係よ?」

「結婚式などやってないでおじゃろう?」

「バカねー。結婚式なんてしなくても籍は入れれるわよ?」


 なんという盲点!まずいでおじゃる!!


「兄上!兄上ぇ!!」

「いや、我輩でもな」


 つかえない兄上でおじゃる!誰か、誰かおらぬか!この問題を解決できる誰か!!


「まあ、式はソーヤが見つかってからゆっくりとでも」

「そうですか…聖女様の婚姻ということで、せっかく来賓を揃えたのですが」

「こればっかりわねー、まあ、引き続き探索しとくわよ」


 せめて式だけも妨害せねば。来賓どもが来ておると言っておったでおじゃるな。よし、


「ちょっと、トイレに行って来るでおじゃる」


 ふふふ、まずは来賓どもに聖女の結婚式では無いと言いふらし、


「ふむ、そうでしたか。女王が急に集合をかけるので何事かとは思っておったのですが」

「そうでおじゃる。これは麻呂達の歓迎の式でおじゃる。決して婚姻の式では無いでおじゃる」


 ふふふ、そしてソーヤと麻呂の関係をそこはかとなく、


「今回は麻呂と、えー、ソーヤと言う者の婚前旅行も兼ねておるでおじゃる。盛大に祝うでおじゃる」


 ふふふ、後はソーヤが今日明日、アーチェに見つからなければおkでおじゃる。


(アステリアの国王と、その姫、および聖女の歓待式か。うむ、もっと人を呼ばねばなるまいな)

(そうだな。ぜひ聖女様のその力で、我が国の迷宮もなんとかなればいいのだが)

(今回はアステリアの迷宮攻略メンバーのほとんどが来ているそうだな。うむ、話を聞くよい機会だ)

(よし、盛大に人を集めねばな)


 ふふふ、どうであるか、この麻呂の知略!自分で自分が怖いでおじゃる!


「フハハ、ファーハッハッハ!!」


「どう思うアレ?」

「またぞろ変なフラグ立てたね」

「やっぱりそう思う?」


「女王様!女王様一大事でございます」


 なんでおじゃるか?急に数名の兵士が駆け込んで来て、


「迷宮の…迷宮の宮殿が崩壊してにございます!」

「さっそく回収来たわねー」


 迷宮が崩壊?そう言えばソーヤと一緒にセイカの姿も見えんでおじゃる…まさか!?


「まさか!麻呂を置いて行ったでおじゃるか!!」


 ついこないだ、置いて行かないと約束したばかりなのに!


「本人に置いていった自覚は無いだろうけどねー」


 ソーヤ…帰って来たらお仕置きでおじゃるぞ!




◆◆◇◇  視点変更◇ソーヤ  ◇◇◆◆


 ブルブルなんだ急に寒気が?またか。いやな予感が…


「どう、他に魔方陣はあった?」

「いや、どこにも無いな。あのどでかい魔方陣以外はな」


 宮殿の中心、大広間っぽい所に、でっかい魔方陣が描かれていた。

 しかし結構古そうで、さっきの地上の宮殿崩壊に伴ってこっちに移って来たようには見えない。


「これ、どう思う?」

「随分古い魔方陣だ。こんな大きさの魔方陣は見たことがない。もしかすれば、これはこの宮殿設立時に一緒に作成された物かも知れんな」


 オレは試しに、そこらに転がってた石を魔方陣に投げ込んでみた。


「おっ、消えたな。どうやら生きた魔方陣のようだな。しかし、どういう構成なんだろな」


 近づいて観察してみるが、


「もう一個、転移先の魔方陣と並べてみないと分からないなあ」

「何を調べているのだ?」

「いや、ほら、自分で転移魔方陣が作れねーかなと」

「できる訳がなかろう?」


 そうかなー、石は放り込んだ瞬間に消えてるな。つーことは魔方陣の上は常に向こうの空間と入れ替わってるってことか?転移じゃなさそうだな。この魔方陣の外枠で囲まれた部分が、ゲートと同じ働きをしていると見ていいな。たしかゲートはっと…


 と、突然魔方陣の上にモンスターが現われた!


「おお、どうやらオレの原理はあってるようだな。魔方陣の外枠のほうから沸いて来てら」

「悠長にしているな!こっちに来るぞ!」


 そうか、魔方陣の外から中に入った時は向こうの魔方陣の中に行き、魔方陣から出るときは影響が無いみたいだな。


「くっ、なんだこの数は!」


 わらわら沸いて来るなー、きりがねーなこりゃ。


「よし、魔方陣に飛び込むぞ」

「な、正気か!」

「いいから、俺の思った通りだと…とにかく行くぞ!」


 オレはセイカと黒騎士さんを魔方陣に放り込んだ。


 よし、あとは隠蔽の魔法と結界をこいつに掛けてっと、


「なんという数…もはやここまでか…」


 転移した先には大量のモンスターが。いやー壮観だなー。


「まあまあ、見てろって、ほら消えて行くだろ?」

「…どういうことだ。確かに私達の方へ来ようとしているそばから消えていく」

「転移の魔方陣で向こうに行ってんだよ。そして向こうからこっちには…隠蔽の魔法と結界で帰って来れない」

「さすがです!お父様!!」


 うむ、もっと褒めていいのよ?


 次々と消えていくモンスター、もちろん魔方陣外から魔法を撃って来る奴もいるが、その魔法もあっちの空間へ行っている。たぶん同士討ちだろうなー。

 まだ時間がかかりそうだな。よし、今のうちに魔方陣を調べとこう。

 これはアレだな、同じ性質を持った魔力を二つの空間につなぎ合わせてるってとこか?図形と魔力をまったく一緒にしてと、魔力は魔石を均等に二つに割ればいいか。


「胆の据わった奴だな。いくら安全だと言ってもこの状況で…」

「お父様、こっちからは攻撃できるのですよね?」

「ああ、そうだなー。一方的にやれるなコレ。でも魔力勿体無いからすんなよ?」

「でも、遠距離攻撃しているモンスターはこっちに来ませんよ」

「じゃあ、そいつらだけ頼むわ」

「はい!」


 それから数刻後、あらかたモンスターも居なくなって、


「お、できたぞ。ほら見てみろ、ちゃんと転移してるぞ」

「ば、馬鹿な…こんな子供が?これは…この世界の摂理を変えるぞ…」


 うん、難しく考えずに、二つの魔方陣を重ね合わせる感じでいけばいいようだ。なに、分からんとな。まあ、できてんだからいいだろ?


「それじゃあ、いよいよボスに対面と行きますか」


 モンスターが消え去った迷宮のその先には、ひときわ立派な扉が構えていた。



◇◆◇◆◇◆◇◆


「む?今なんか、いやな予感がしたでおじゃる」

「おじゃる姫の予感なんて当てになるの?」

「なにおう!麻呂はかつて神童と呼ばれて居たのでおじゃるぞ」

「なに?昔神童、今はただの人ってやつ?」

「失礼でおじゃる!どうしてそうなるでおじゃるか!」


「で、どんな予感がしたので?」

「いや、ソーヤが迷宮攻略して帰って来るかもとかー…」

「「「まさかねえ…」」」


◇◆◇◆◇◆◇◆



『アンチカース!』


「おい、大丈夫か!どこにも異常ないか!?」


 いや、焦ったのなんのって。ボス部屋に入ったかと思ったら急にセイカが石化しだして。

 リフレッシュも効かず、いろいろ試した結果、


「状態異常じゃなく呪いとはな」


 なんとか片眼はクロスボウで潰せたが…そう、ここのボス、かの有名な、目を見ると石化する、


「メドゥーサだと…神話級のモンスターではないか!?」

「こっちの世界でも結構な大物で?」

「メドゥーサは神話の中で語られているモンスターです。実在したという話は聞いたことがありません」


 セイカがそう答える。実在を危ぶまれているレアモンスターかー。これもあれか?例のスキルか?あれほんと迷惑だな。


「まずい、魔法が来るぞ!」


 オレ達は急いで物陰から物陰に移動し、


「うわ、石柱が消滅したぞ。すげー威力だな」

「メドゥーサの魔力はリッチを凌ぐと言われている」


 と、メドゥーサは片目にささっていたクロスボウを引き抜き、


「え?目治ってない?」

「メドゥーサの不死力はバンパイアを凌ぐと言われている」


 マジで!?リッチ、プラス、バンパイアとかー。えらい性能だな。それに石化の邪眼か。

 たしかメドゥーサの戦い方は、鏡に映して、それを見ながら戦うんだっけか。

 だがしかし、鏡を作ってる暇も、そんな器用な戦い方もできないわ。

 よし、ここはアレだ、さっそく転移の魔方陣の出番だな。

 オレは魔法でまったく同じ図形を描き、そこへ先ほどの雑魚戦で拾った魔石を均等に2等分し魔力を流し込んだ。


「後はこいつを、地面に設置すればと…よし、これで完了だな」


 オレは自分の足元と、部屋の中央へ魔方陣を飛ばし、地面に設置して、


「おい、ここへ入るぞ」


 そう言って二人を魔方陣へ引っ張り込んだ。


「な!ここは、ボス部屋のど真ん中ではないか!まずい、眼を、眼を見るなぁ!!」


 また踊りだしたな。この人見てて飽きないな。


「お父様!」


 そう言ってセイカがオレを庇うように前に出る。


「大丈夫だって、ほら見てみろよ。うむー結構な美人じゃね?表情は頂けないが」

「「えっ!?」」


 うむ、メドゥーサさんは必死でこっちを凝視している。美人が台無しだぜ?


「な、なんで石化しないのだ?」

「ほら、さっきと一緒だよ。転移魔方陣で、魔法の効果は柱の向こうの魔方陣へ移動してっから」

「さすがお父様です!!」


 もっと褒めていいのよ?


「セイカ、いけるか?」

「威力調整が難しいですね。もっと練習しておくのでした」

「とりあえず普通の魔刃剣からいくか、そっから徐々に威力を上げていく感じで」

「はい」


 セイカが聖剣を構え、


『魔刃剣!』


 剣戟が走る、が、メデゥーサに到達する寸前、まるでかき消されるように消えた。


「メドゥーサの魔法抵抗力は、ドラゴンの鱗を凌ぐと言われている」


 …もう他にねーよな?つーか先に言えよ!


「まずいな、向こうからも何もできない代わりに、こちらからも何もできないではないか」


 何言ってんだ、あるだろ、ほら。オレをなんだと思ってんだ。クロスボウの名手、ソーヤ様だぞ。

 ようし、パパ、蜂の巣にしちゃうぞう。

 オレはクロスボウを構え、


「そんな矢ではメドゥーサの魔法障壁は越えられぬぞ?」

「ふふふ、オレの矢をそこんじょそこらの矢と一緒にしてもらっては困るZE」


 確かにオレの魔力は少ない、だがしかし、魔力を一点に集中し矢の先で尖らせば、ユーリの障壁すら破る威力を発揮するのだ。

 つーか、最初に片目に矢をぶち込んでるだろ?オレのひさびさの会心の一撃だったんだぞ、よく見とけよう。

 よし、まずは眼からだな。

 オレは次々と矢を放ち、


「なんと、たやすく突き刺さっている!?しかも全弾正確に命中だと?そんな馬鹿な!その矢はどこで売っているのだ?」


 いや、矢は普通に武器屋さんで売ってるよ?

 と、急に雄たけびを上げながらメドゥーサが突っ込んで来た。さては両目潰したから、邪眼をあきらめて突っ込んで来たな。


「メドゥーサの…」

「今度はなんなんだよ!?」


 と、魔方陣へ辿り着くと同時に姿が掻き消えた。


「転移したな、よし、後ろだ」


 オレは振り返り、そこには魔方陣の中にメドゥーサが…


「あ、ヤベ、向こうの魔方陣、隠蔽魔法かけんの忘れてタワー」


 どうやら行って帰って来たっぽい。


「お父様!下がっていて下さい!」

「よし、眼が潰れているのなら!」


 セイカと黒騎士さんがメドゥーサに駆け寄り、攻撃を始める。

 おおー、二人ともスゲーな。剣戟が見えないくらいだ。

 しかし、その二人とメデゥーサは張り合っている。あれだ、さっき言いかけたのは、メデゥーサは剣の腕も一流とかそう言うとこか?

 よし、オレも援護しないとな。


「二人とも、補助魔法をかけるぞ!」


『アポカリプス・エクステンド!』


 すると、二人の体が輝きだし、


「なんだこれは!急に体が軽くなったぞ。鎧が紙のようだ!」


 うむ、オレのみが使える究極補助魔法だ。本来アポカリプスは、人間の限界を超える能力を引き出す為でかいリスクが生じるが、魔力の低いオレが使った場合、リスク無しで使えるようになった。能力上昇は本来の物には届かないが、それでも普通の補助魔法など足元にも及ばない性能だ。

 これ調整すんの結構大変だったんだぞ。最初は魔力枯渇で死に掛けたしな。


 次第に二人はメドゥーサを圧倒しだし、


「よし、セイカはもういいだろ。黒騎士さん、この迷宮、代々攻略を夢見て来たんだよね。それじゃあ、いっちょ止めをやっちゃって下さい!」

「分かった、感謝する!」


 そう言うと黒騎士さんは、メドゥーサの頭から尻尾まで一気に切断した!


「まだ、蘇りそうだな。どうする?」


 半分に分かれても、未だ動いている。


「コレを」


 セイカが聖剣を差し出してくる。


「コレで傷つけた場所は再生してないようです」

「なるほど、さすが聖剣だな」


 オレはそれを黒騎士さんに差し出し、


「これで決着をつけるといいよ、きっとこいつここの大ボスだぜ。長年の夢が叶う時が来たんだよ」

「そうか…そうなのか…私の、私達の長年の想いが!」


 黒騎士さんは涙を流しながら聖剣でメドゥーサの首を落とした。するとメドゥーサは掻き消え、そこには神々しく輝く魔石が残された。


「これはまた立派な魔石だな。輝いてら。こんな魔石もあるの?」

「いや…魔石が輝くなど見たことがない!これは…ファンレーシアの秘宝として祭っても良いか?」

「いいんじゃね?止め刺したの黒騎士さんだしねー」


 黒騎士さんはセイカに聖剣を返しながら、


「まるで夢でも見ているようだ。こんなことが現実に起こりえるとは。迷宮、迷宮と周りから期待され、ずっと管理を行い、生涯を賭けて転移のルートを調べ…くっ、涙が止まらん。ソーヤ…なんと感謝していいことやら」


 うんうん、感動の場面だね。でもまだちょっと早いかもよ?ほら、扉の向こう、さらに立派な扉が見えたりしてるよ?

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