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誇リ刻ム針

 読むのが大変だと思います。御免なさい。

 バトル要素はありません。期待しないでください。

 

 黒髪長身の男、アスタリスク・クラウスと、彼と契約を交わした少女悪魔、テトネは二人、広大な草原を歩んでいた。

 二人の間に会話は無く、代わりにクラウスの右手とテトネの左手が、互いの中間で繋がっていた。

 これは、若草色が眩しい春先の頃の事。


 前の国を出て四日目の昼過ぎ、春先にしては眩しい日差しに目を細めながら、ふと顔を上げたクラウスは進行方向に城壁の存在を発見した。思わずテトネに目を向けると彼女もまた、クラウスを見上げていた。どうやら彼女も発見したようだ。

「ねえアス、今度の国ってさ……」

「?。どうしたの?」

 無言で、ただ黙々と歩くのに飽きたのだろう。気付けばテトネはクラウスに話し掛けていた。思わず出た風なテトネの一言だったが、だからこそ、その言葉を受けたクラウスには彼女の心境が痛いほど理解出来た。見渡す限り一面の砂漠や草原を歩んでいる時とは異なり、すぐそこに城壁が見えているという状況で、何もせずに黙々と歩くのは、長らく旅に生きている者にすら辛い事なのだ。まだ旅人の雛であるテトネにとって、近くにいたクラウスに思わず話し掛けてしまったのは仕方が無い事だったと言えるだろう。

 そう言えば、僕もテトネと出会ってから随分と落ち着いたな。

 そんな事を思ってしまう自分が可笑しくて、ふとクラウスは笑みを浮かべた。

「ねえ、アス、何笑ってるの?」

「いや…………それより何か聞きたい事があったんじゃないの?」

「ん?いや………大した事じゃ無いんだけどね……………ねえ、ボクってさ」

「どうした?」

「アスの役に立ってるのかな?」

「ああ、当然」

「そう…………良かった」

 嬉しそうだな。子を愛でる親のようにテトネの笑顔を眺めるクラウス自身も、気付いていた。

 その笑顔で、これ以上無い程に、自分が救われている事に。

「僕は……テトネの役に立っているかな?」

 だからこそだろう。気付けばクラウスはテトネに、一瞬前に彼女から受けた問いを返していた。

 しかし、その問いに確認以上の意味は無かった。

「当然だよ。だって、アスはボクの全てだから」

 何の躊躇いも無くそう答えるテトネに、クラウスは苦笑した。その苦笑はやがて微笑へと変わり、そして二人は…………… 

 先程よりも随分と大きくなった城壁に向け、歩みを続けた。


 城壁脇の小屋から金髪を短く刈り込んだ大柄な兵士が旧式の単発銃を抱えて姿を現したのは、二人が、城壁まで残り一〇〇メートル程という所まで来た時の事だった。

「旅の方ですよね?入国をご希望されますよね?」

 その兵士は小走りで二人に駆け寄りながら、ほとんど確認のような問いを放った。

 旅人として、そのフレーズを聞き飽きた二人はそろって苦笑を浮かべると、やはり僅かな乱れも無く、同時に頷いた。

 一分も経たない内に、二人は城門脇の小屋に案内され、椅子に座らされていた。

「では少々記入して欲しい書類が………本当にお手数を…………いや、どうも」

 この国ではどうやら、常に国境警備の兵士が入国審査官を兼任しているらしい。その証拠に兵士は、慣れた手付きで書類を机に並べると、申し訳なさそうにクラウスにペンを手渡した。

「ええ、分かりました」

 クラウスは、兵士の猫撫で声に見事な作り笑顔で返すと、ペンを受け取った。旅人には面倒な者が多い。そんな者達に極力、悪感情を持たれないようにするためなのだろう兵士の場慣れた態度が、何と無く哀れだった。

「ああ、それと銃器はお持ちですか?」

「ええ」

 兵士の突然の質問に、何の驚きも見せずにクラウスは答えた。と言っても、入国審査でこの質問をしない入国審査官はまず存在しないのだから、当たり前と言えば当たり前だろう。

 大抵の国では国内への、旅人の銃の持ち込みは禁止されている。自然と銃を渡すそうとしたクラウスだったが、その動きは兵士の一言で遮られた。

「あっ、結構です。国内では使用しないでください。後、ロックを掛けて貰えると盗まれた際も安心なのですが…………あっ、もちろん我が国にはそんな者はいないと思いますが」

 兵士の言葉に自然な微笑を浮かべ、それ以上の口頭質問が無いと判断したクラウスは、書類へと意識を戻した。

 書類には、氏名や生年月日、出身地の記入欄と、簡単な質問事項が幾つか並べてあるだけだった。

 『QⅠ 優れた科学技術へ偏見を持っていますか?    YES NO』

 『QⅡ 貴方は当国の優れた科学技術について事前に知っていましたか?    YES NO』

 『QⅢ 貴方は元科学者ですか?    YES NO』

 『QⅣ QⅡでYESと答えた方にのみ問います。何処でその事を知りましたか? (     )』

 クラウスが記入欄を埋め、全ての問いにNOで答え終わると、即座に控えていた兵士が書類を回収し、満足そうに頷いた。

「我が国へようこそ」

 芝居がかった兵士のその一言に、クラウスは首を傾げ、テトネは暇そうに欠伸を漏らした。

 次の瞬間、ガタンと大きな音と、それに続く鉄の軋む音が、小屋の外からクラウス達の耳に届いた。初めの音などは轟音と言って良い程の代物だったが、結局、その音に驚いたのは、一人眠そうな目を擦っていたテトネだけだった。クラウスは経験から、それが何の音か確信しており、また兵士にとって、その音は日常だった。

 小屋から出たクラウスは、真っ先に自分の確信の証明を見遣ると、満足そうな表情を浮かべた。

 テトネを驚かせた音の正体、それは旧式の城門の開閉時の騒音だった。最新式の城門などは、開閉時の騒音をなるべく抑えられるよう、また短時間での開閉が可能なように設計されているのだが、その国の城門はかなり旧式の、古臭い物だった。 

 その事にクラウスは再び首を傾げた。が、すぐにテトネの手を取ると全開した城門へと歩みを進めた。

「観光するなら、我が国の誇る、中央広場の『科学技術の結晶』を見ていくと良いですよ。絶対、感動しますよ。我が国に住みたくなりますから。我が国に住みたくなったら国民所へ行ってください」

「分かりました。どうも」

「面白そう」

 自国の宣伝に余念が無い、変な所で真面目な兵士に礼を返し、そして二人は城門をくぐった。

 二人の最優先目的地は今の所、『科学技術の結晶』とやら………ではなく、食堂だった。


「はい、兎の香草蒸しとグラタンパイ、猪のシチューに唐揚げ、お待たせ~」

「ああ、どうも」

「それにしても良く食うね~。このお嬢ちゃん。ああ、勿論文句なんて無いよ。幾らでも食ってくれ」

 その肥満体型の中年男性、食堂『猪鹿蝶』の主人の言う通り、クラウス達が座している丸テーブルの上は大小様々で埋め尽くされていた。言うまでも無くそれらは全て、数分前まで二人が注文した料理を山と盛っていた。しかし、現在までの僅か数分の内にそれらは全て二人に、いや、正確には殆どテトネに食い尽されてしまったのだ。今現在、テーブル上の食器群の中で、僅かでも料理が盛られて食器として活躍している皿はほんの一,二枚程度だった。

「お嬢ちゃん、まだ食べるかい?」

 脂ぎった笑顔でそう問いかける主人にコクリと頷くテトネを見て、クラウスは二つの意味で戦慄した。 テトネの細い肢体のいったい何処に、それ程の量の料理が消えるのかという事と、支払いが一体どれだけ膨らんでいるのかという事で。

 考えないのが最善だと割り切ったクラウスがアルコールに逃げ始めたのは、それから一,二分後の事。

 最終的に、テトネが食事を終わらせたのは、それからさらに三〇分後の事だった。

 

 奇跡的に支払いは足りた。テトネがメニューの中から安い物ばかり注文した事が功を奏したのだろう。それでも、クラウスの財布は銅貨が二枚しか残っていないという、悲惨な状態になってしまったのだが。

しかし、クラウスという人間は、その程度の金額でテトネの笑顔が買えたと考えるのだろう。

「そうそう、これから行くとこ決まって無いなら中央広場に行ってみな。いや、良いもんが見られるぜ」

 満面の笑みを浮かべた主人のそんな一言に軽く頷き、クラウスは、流石に満腹で苦しそうなテトネを支えながら、中央広場へ向かって歩み始めた。

 これでもかと中央広場への道を示す看板や標識のお陰でか、二人が道に迷う事は無かった。最も、中央通り沿いの揚げ菓子やクレープの屋台に、過剰な反応を示したテトネが単独行動を取ろうとしたため、二人が中央広場に到着したのは二人が食堂を出てから大分経っての事だったが。


 若い銀髪の男がクラウス達に声をかけて来たのは、二人が中央広場に足を踏み入れたのとほぼ同時刻の事だった。その若い男の二の腕には『大時計監視庁』と記された腕章があった。

「旅人さんですね。私、大時計監視庁のマイケル・D・ヘンリーと申します。マイクとお呼びください。この国の誇る『科学技術の結晶』である『大時計』の説明をするよう仰せつかった者なのですが」

「『大時計』?」

「おや、この国の誇る『大時計』の事を貴方は御存じ無いのですか?そちらのお嬢さんも?」

 驚いたような顔を作りはするものの、マイクの声に驚きの色は無く、ただ『大時計』とやらを自慢出来る喜びの色だけがあった。

「では、歩きながら話しましょう。おおっと!……転ぶと危ないので気を付けて下さいね」

 金属で出来た不自然な段差で転びそうになったテトネに注意を促し、一度クラウスの顔を見遣ったマイクは広場の中心へと大股で歩き始めた。顔を見合わせた二人がすぐに彼の後を追った事は言うまでもないだろう。そして二人は、マイクの口から『大時計』についての歴史を聞かされる事となった。

「……この国は少し前まで古臭い農業国でした。しかし、十数年前に一人の科学者がこの町を訪れたのです。私達は彼から様々な事を教わりました。私達は皆、彼の事を『科学の父』と呼んでいます。そして、最先端の科学技術を手に入れたのですよ。貴方達もこの国に来て、国民の生活水準の高さに驚いた事でしょう。そう、私達は優れた科学技術を利用し素晴らしい楽園のような国を作り上げたのですよ。ええと、ああ…………では『大時計』の話に移ります。『大時計』というのは『科学の父』が私達に最後に残してくれた『科学技術の結晶』なんですよ。まあ、見てもらった方が早いので…………ほら、あれですよ。見えます?」

 マイクはいったん言葉を切ると、広場の中心を指差した。

 そして広場の中心に目をやった二人は…………そこにあった建築物に絶句した。

 広場の中心、そこには大きな塔が建っていた。いや、もしそれだけだったら、二人は特に驚きはしなかっただろう。その塔の二,三倍も高い塔の存在を二人は知っていた。ただ、その塔はただの塔では無かった。四角柱状のその尖塔の全側面の上部に、巨大な時計が在ったのだ。

 この時初めてクラウスは、何故この国の国民が自国の事を、科学技術の優れた国と誇っているのか理解した。時計という物が発明されたのは本当に最近の事であり、この国の『大時計』のように巨大な時計塔など何処の大国もまだ完成させていないのだ。

 つまりこの国は、他の大国を差し置いて最新の時計塔を完成させた国だったのだ。

 国民の誇っていた理由も頷ける。クラウスは一人、納得の表情を浮かべた。

「おや、旅人さんは分かりますか。これがこの国の技術力の高さを表しているんです」

「いや、驚きました。まさかこんな所でこんな物を見る事が出来るなんて」

「いや~満足して頂けたのなら幸いです。我が国で見る物と言ったらやはりこれですからね~」

「しかし、この技術を他の国に売ったらこの国はもっと豊かになるのでは?」

「ええ、しかしこの近くには強大な軍事力を誇っている大国もありますから、安易にそうすると危険が及ばないとも限らないんですよ」

「ああ」

 思わぬ所で得た感動を胸に秘め、『大時計』を横目に見ながらクラウスがマイクと他愛無い会話を続けていると、突然今まで無言を貫いていた人物、テトネがボソッと声を上げた。

「……あの時計、分針が動いてないけど」

 その一言を受けた二人は、それぞれ異なった、そのくせ何処か似通った反応を見せた。

 クラウスは首を後ろ傾け文字盤に目を遣り、マイクは首を横に傾け不思議そうな表情をした。

「本当だ。先程からちっとも動いていない。故障ですか?」

 首を元に戻したクラウスは、テトネの言葉に同意する形でマイクに問いかけた。しかし、返って来たのは答えでは無く問いだった。

「フンシン?何ですか?それは……」

「えっ?針の事ですよ、文字盤の。ええっと、この国では分針と言わないのですか?あの、長い方の針を」

「針?それは何処にあるのですか?」

 何か噛み合っていない。クラウスは確信した。

「文字盤………ええと、時計ですよ。時計の針が回る丸い部分」

「時計の丸い部分…………ええと…………あの塔の側面のアレですか?アレが動く?ハハハ、何を言っているんですか。アレは飾りですよ、動く訳ありません。それと、あの飾りは貴方の祖国ではフンシンという名前で呼ばれているのですか?」

「………………ええと……アレは時計ですよね?」

「ええ」

「なのに針が動かないんですか?」

「動くのは針ではありません」

「では、どうやって時間を知るのですか?」

「決まっているでしょう。影を見てですよ。あの塔の上に、更に金属の棒が突き出ているでしょう?それに、何のためにこの広場が円形になっていると思うんです?」

「…………では先程、このテトネが躓いたあの金属の段差は……」

「ええ、あの位置に影が来たらちょうど十時ですよ」

「ええと……ではこの広場は塔とセットで………巨大な日時計?」

「ええ、そうですよ。もしかして分かっていませんでした?これほど大きい日時計は世界広しと言えどもここだけでしょう」

「凄い技術力を使って建てられたんですよね?」

「ええ。あんな高い建物を建てられるなんて驚いたでしょう。自重を分散させる構造なんですって」

「貴方達が作ったんですよね?」

「ええ。しかし設計は全て『科学の父』が行って下さいました。私達はただ組み立てるだけでしたよ。それにしても『科学の父』は凄いですね。デザインもしっかり考えていて………塔の内側なんか、大小無数の歯車が組み合わさっていて凄く綺麗な模様が出来上がっているんですよ。特別に見てみます?」

「…………………………………いいえ………結構です……………」

 クラウスは何とかそれだけ絞りだすと、今度こそ本当に絶句した。

 クラウスとテトネは二人、何時までも時計塔を見上げていた。

 哀れな、真の『科学技術の結晶』である時計塔を、見上げ続けていた。


 次の日、朝早くに二人はその国を発った。

 出国の際、一人の兵士が二人にこう聞いた。

「素晴らしい『科学技術の結晶』だったでしょう?満足して頂けました?」

 何処までも純粋な誇りが伴われたその問いに、二人は揃ってこう答えた。

「「……本当に驚いた……」」

 兵士はその返答に満面の笑みを浮かべると、踵を揃えて背筋をピンと伸ばし、良く響く声で告げた。

「旅に生きる貴方達に、神の加護と、祝福を」

「有難う」

 その送辞に、クラウスは苦笑混じりに肩を竦め、テトネは名残惜しそうに片手を上げた。

 そして、二人は兵士に背を向けると、一度も振り返る事無く、寄り添うように城門をくぐった。

 そして二人は、旅立った。

 

  


 

 その年の冬、その国は近くの強大な軍事力を誇る大国に侵略された。

 その際、大国の軍の大砲が『大時計』の側面を吹き飛ばした。

 大国の軍の最高司令官を務めていた男は、破壊された時計塔を発見すると目を見開いた。

 この国はただの農業国だと思っていたが、これ程の時計塔を作れる技術力を持っていたのか。

 司令官は元科学者であり博識な人間だった。

 しかし、砲撃のせいで針は動かなくなってしまっていた。

 この時計塔を直そうにも、設計図も無ければ、この国の人間も殆どを殺してしまった。

 司令官は一瞬哀しそうな表情を浮かべたが、すぐに時計塔を取り壊すよう部下に指示した。

 そして、『科学技術の結晶』である『大時計』は、一度も動く事の無いまま完全に破壊された。

 『大時計』。

 それは時計として中途半端に在り続けた、世界最高の時計の名前だった。

 それは、多くの者に愛された、決して時を刻まない存在の名前だった。

 

 それはとある国の、誇りの名前だった。





「ねえアス。本当にこの懐中時計、貰っていいの?」

「ああ。時計はあって困る事は無いからね。ネジ巻くの忘れないでね」

「…………ねえ………あの時計の国、どうなったかな?」

「さあね。もしかしたら針、動いているかもね」

「あの時計は凄かった………」

「凄かったね…………」

「「……………」」

「ねえアス。そろそろこの森を抜けないとヤバい…………」

「………そうだね……」

「コンパスは?」

「昨日、君が僕の寝袋に入って来た時に壊した」

「…………御免……なさい」

「………もう良いよ。日が昇れば方角は分かる。今日はもう寝よう」

「……………了解」

「やけに素直だけど、もう僕の寝袋に入って来ないでよ」

「…………………そんな!」

「誰のせいでコンパスが駄目になったと思ってるんだ!!」


 懐中時計を握り締めた少女悪魔と、彼女の『従人』。二人の旅は、まだまだ続く。

 テトネが無口キャラっぽくなってきた。

 仕方が無いから無口キャラで行こうかな。

 適当で御免なさい。

 読んで下さってどうも有り難う御座います。

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