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プロローグ

ファンタジー小説です。

残酷な描写というほどではありませんが、戦闘シーンなどで流血の表現はあります（そう生々しく書くつもりはありません）ので、お気を付けください。

更新は不定期です。まだまだ未熟者なので読みにくいかもしれませんが、よろしくお願いしますorz

アドバイスや感想等はいつでもお待ちしております！

Prologue

　この四つの宝珠は、神が創り出したものである。

　悪しき者が使えば、世界は闇に覆われ、

　聖なる者が使えば、世界は光に覆われる。

　だが神は、そのどちらも望まない。

　これは、争いをもたらすために創られたのではない。

　ましてや、人の欲望のために創られたものでもない。

　どんな願いも叶える宝。これは、そんな生易しいものではない。

　この世界を守るため。ただそれだけのために、創られたものである。

【英雄ヘルトの手記より抜粋】