第四十七話
ど~も~、何もできない一般人になってしまった元チートのくろでーす
ただいま仲間が増えた時の恒例行事といっても過言では無い買い物に来ています
リアやラナの服を選んで早3時間
正直もう帰りたいです
ウィン
「ねぇくろ、この服とこっちのーーー」
どうやらお呼びのようなので逝ってきます(誤字にあらず)
ーー更に二時間後ーー
やっと地獄から解放されました
リアは......何かTHE魔法使い見たいな格好してる
青を主体とした色合いで所々白いラインが入っている
とんがり帽子もきちんと装備している
ラナは、長めのスカートに大きめのTシャツを着ている
二人ともよく似合っている
その日はみんなで外食しようと言う事こなった
今までは俺が作っていたんだが今日はかいものが有ったので俺に気力がないので外食になった
くろ
「食べに行くって言ったって、どこに行くんだ?」
俺たちはこの辺よくわかんないしな
ミア
「ふふーん、この私が美味しい物のあるお店に連れて行ってあげよう」
胸を張りながらミアが言う
くろ
「そうか.......なら頼む」
今まで過ごして来てこの世界の食べ物は元の世界と大体一緒だった
ここまで来てグロテスクな物はこないだろう
ミア
「ここだよ~」
ミアが一つの店の前で止まる
お世辞にも綺麗とは言えないが、中から食欲をそそる様ないい匂いがする
リア
「こういうお店っていいわね、嫌いじゃ無いわ」
リアが胸の前で腕を組みながら言う
ヒタ
「美味しそうな匂いがするね」
目をキラキラさせながらいうヒタ
ウィン
「ヒタ......よだれでてるよ」
ヒタに指摘するウィン
ヒタはその言葉を聞き、急いでよだれを拭いた
ラナ
「.........お腹減った」
ラナはお腹をさすりながら呟く
くろ
「まぁ、話して無いで入ろうぜ」
店のドアを開けながら言う
店員さん
「いらっしゃい!!おお、ミアちゃんか、久しぶりだね。今日は随分と人が多いね、その辺に座っててね」
ミアを見て嬉しそうに店員であろうおばちゃんが笑う
ミア
「久しぶり、おばちゃん。え~と、みんなヴィスグサンドでいい?ここのお店の美味しいんだけど」
ラナが俺たちに聞く
え?ヴィスグサンドって何?
ウィン
「いいよ~」
ヒタ
「ボクも~」
リア
「私も大丈夫よ」
ラナ
「........(コクリ)」
みんな当たり前の様にOKを出して行く
くろ
「お、おれもそれでいいや」
こんな状況でNOは言えね~よ......
ミア
「おばちゃ~ん!!いつもの6個~」
ミアが俺たちの答えを聞いたあと叫ぶ
おばちゃん
「あいよ!!」
未知なる料理ヴィスグサンド.......美味しいって言ってたから大丈夫だろう
きっと、鳥肉とかをパンで挟んだようなハンバーガー見たいなやつだろう
おばちゃん
「はい、ヴィスグサンドお待ち」
そう言って俺たちの前にはパンで挟んである........大きな.......鳥肉の様な形をした.........何だこれ?
きっとこれがヴィスグだろう、でもこれ食べられんの!?
緑色だけど?食べ物の色じゃないけど?
ウィン
「おいし~」
ウィンが笑顔でヴィスグサンドを頬張る
周りのみんなも美味しそうに食べている
きっと俺の感覚が可笑しいのだろう
そ、そういえば前いた世界でもこんな食べ物あったな......ははは......
頑張れ俺、負けるな俺、男をみせろ
意を決してヴィスグサンドにかぶりつく
お、うまいぞ。これ
噛んだ途端に肉汁が口いっぱいに広がる
噛めば噛むほどに美味い
こんなに美味しい食べ物に偏見を抱いていた過去の自分を殴りたい
そうしてみんなで行った外食は終わった
明日、このラプールを出発するという事で俺たちは帰ってすぐ眠りについた
何かを食べる時の描写をはじめて書いた気がする
コメントが難し過ぎた