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適当な異世界ファンタジー  作者: ルーシャ
第五章~占いの国 ラプール & 儀式大国リチュル編~
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第四十一話

あれから色々と試して見たが何も出来なかった

どうやらあの時の魔法で使えなくなったみたいだ.......

『しかし、あれだな..........不便』

それが一番の感想だった

いまは夕飯が終わって食休み中だ

野宿の道具は無いのでは無く使って無いだけだったので、テント何かを組み立ててそのそばで話している

「確かにそうだけど、しょうがないよ.......」

ウィンが言う

「ごめんね.......くろ.....僕の不注意で......」

ヒタが言う

『良いって、気にすんなよ』

別にヒタが悪い訳じゃ無いのにな........

「私の知り合いにちょっと有名な占い師がいるんだけど.......相談してみる?」

リアが提案してくる

占い師か..........魔法の世界だし、面白そうだな

『何処にいるんだ?その人』

「ラプールにいるわ、これから行くんでしょ?」

ラプールか..........丁度良いな

『まぁ、今日はもう寝ようぜ』

いままで俺の力で必要無かった見張りをする事になった

俺とヒタはあとなので先に寝た

暫く寝ただろうか.......ウィンとヒタが起こしにきた

俺の番か...........

『二人共お疲れ、お休み』

そう言ってテントからでる

「おやすみ~」

ウィンは欠伸をしながら

「おやすみ........」

リアは静かに返事をした


静かだ...........

ヒタと話す事も無い.........


「くろ........あの.....今日はごめんね」

突然、ヒタが申し訳なさそうに言った

『俺は気にしてないって、だからお前も気にすんな』

笑いながら言う

「でも.........」

何か涙目になってるヒタ

可愛いな、この野郎

『あ~もう、泣くな。大丈夫だって』

頭を撫でてやる.......

「ありがとう.......」

気付いたらもう日が登っていた

綺麗な朝日だ.........

まぁ、今日も何か頑張りますか


--ヒタ--

見張りがくろと一緒になってしまった

あの二人が仕組んだんだろうか......

ちゃんと話しをしろって事だろう

「くろ........あの.....今日はごめんね」

火がパチパチと音を立てて燃えてる以外音は無かった中僕は声を出した

『俺は気にしてないって、だからお前も気にすんな』

笑いながら言うくろ

「でも.........」

気付いたら涙が出ていた

『あ~もう、泣くな。大丈夫だって』

くろはそう言って頭を撫でてくれる

「ありがとう.....」

何だろう........こうしてると落ち着くな.........

なんだか胸がモヤモヤする

こんな感じ初めてだ.......なんなんだろう?

気付くともう日は上がっていた

--OUT--

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