第三十話
チョコが欲しかったけど貰えなかった可哀そうな作者の送る小説です......
今日は真面目に敵の情報を探る
『先ずは城の中の構造だな』
「どうやって調べるの?」
ウィンが聞いてくる
『お前、そこは俺に任せろよ』
自信満々に言う
『透明化』
そう言うと、俺の体が透けていった
「え?どうなってるの?」
驚くウィンとヒタ
「まさか、これで僕たちのお風呂を覗いたり.........」
顔の赤い女子2人
『人聞きの悪い.........着替えぐらいしか見てないよ』
元に戻りながら言う
一瞬だけえ?っとなったあと、蔑みの眼を向けてくるヒタとウィン
『いや、冗談だよ!?』
すぐに否定する
「ふーん.......」
まだ冷たい眼をしてる2人
変な冗談言うんじゃ無かった.........
そんな事を後悔しつつ、三人でクリアを使いお城に侵入した
やべ、何かワクワクする
「で、どこ行くの?」
『最初は、王の所だろ』
一回迷ったが王らしき人を発見
何か話している様だ
近くに寄ってみる
「また我らに逆らう国がでたのか!!そんな国潰してしまえ!!!全く、小さなゴミみたいな国が逆らいおって」
そう怒鳴る王
『ちっ、クズだな』
そんな会話を聞き王に飛びかかろうとするヒタ
それを止めて言った
『やめろヒタ、ここでこいつをやったら俺達はつかまる、ここは我慢してくれ。いつか必ず仕返しはするから、頼む』
そういうと、収まってくれたヒタ
しかし、目には涙が溜まっていてすぐに落ちそうだ
きっと辛かったのであろう
『ごめんな.......ヒタ』
俺が謝るとヒタは首を横に振った
『もう........戻ろうか』
2人とも同意な様だ
ーー宿屋ーー
あいつは思っていたよりクズだった
だから、もう様子見なんていい
明日、決行する
それを二人に告げると同意してくれた
おし、やってやる
明日の為にも早めに寝る事にした
ご感想お待ちしております