第二十九話
まぁ、様子見って事でとりあえず一週間ぐらい普通に暮らし見る事にしてみた
「そういえばさ、ヒタってそれ以外服無いの?」
ウィンが口にする
「え?あ、そういえばないかも」
ヒタが答える
「じゃぁ、買いに行かないとね」
あれ?ウィンの目が光った気がした
これは、買い物地獄に巻き込まれる
『お、おれちょっと散歩してくる》
そう言って足早に部屋を出ようとする
「どこ行くの、くろ」
ウィンに服を掴まれた
「一緒に買い物行こうよ」
『はい.......分かりました』
ウィンの目が怖かった
そんなやりとりをした俺とウィンを面白そうに見てるヒタ
君は地獄を知らないんだな........
----ウォリスの服屋----
『まぁ、適当にどうぞ~』
そう言い女子は女子に任せようとしたが
「くろ、あっち見ようよ!!」
ウィンに腕を引っ張られて連れて行かれた
ーー4時間経過ーー
「うーん、どっちが良いかな.......」まだヒタの服を探している
ウィンも漸くTシャツは絞れた見たいだが、ズボン何かが決まってないようだ
片方は、ジーンズ
もう片方は、ミニスカート
どっちもヒタには似合いそうだな
「くろ、どっちが良いと思う?」
やっぱり来たかこの質問
どっちだ?ジーンズか?ミニスカートか?
.............分からん
『ヒタに試着させてみたらどうだ?』
ここは逃げる
「あ~、ねぇヒタ!!」
ヒタを呼ぶウィン
ーー試着タイムーー
Tシャツは決まっていたものをきて下だけ変える
先ずはジーンズ、
サァッと言うカーテンの音と共にヒタが出てくる
何かヒタっぽくて似合ってるな
次はミニスカート
また、サァッと音がなりヒタが出てくる
グアッ!!か、かわいい!!
Tシャツはさっきと変わって無いのに何か雰囲気が違う
恥ずかしそうにミニスカートを履いている
俺、こっちの方が良いと思う
ウィンもそう思ったのかヒタから服を預かり会計を済ませようとしていた
ふぅ、やっと終わったか.........
もう疲れた.........寝よう
ご感想お待ちしております