第二十三話
更新が遅れてしまい本当にすいませんでした
これからも頑張りたいと思います
「どうですか?お気に召しましたか?」
そして今に至るわけだ
『はい!!すごい美味しいです!!』
確かにマジリアの時も料理は美味かったがこういう庶民的な料理の方が俺は好きだな
「おーい!!酒を運べー!!」
え?酒?俺まだ15だけど........?
「我が種族の名産とも言われるこのお酒をどうぞ」
『えーと............俺まだ15なんだけど、いいの?』
そう言うとみんながワハハハと大声で笑いだす
え?おれなんか可笑しい事言った?なんか凄い恥ずかしいんだが......
「くろ........この世界ではお酒は15歳から飲んで良いんだよ.........私は飲んだ事無いけど.........」ウィンが教えてくれる
あ、いいんだ。じゃぁのんでみっかな
『じゃぁ、一杯飲んでみます』
そして目の前のコップみたいな物に並々と注がれた
そしてそれをチビっと飲んでみる
「そんな飲み方じゃなくてもっとグイッといけよ!!兄ちゃん」
他の人も酔ってきたのか砕けた話し方になってきた
この方が楽でいいけどな
しかし、これは何か良い気分だが一気には無理だな
「おお~!!すげ~な姉ちゃん!!良い飲みっぷりだ!!」
あっちで歓声が上がる
そっちを見てみると、顔が真っ赤な状態で本当に良い飲みっぷりで酒を飲むウィンがいた
ウィンが酒に強いだと!?
ウィンがこっちに気付き満面の笑みで走って来た
「お~い!!く~ろ~!!飲んでる~?」
えらく機嫌がいいな
「あれ?全然飲んで無いじゃん、ほら私がくんであげるから飲みな」
『え?いや別に「私が注いだお酒が飲めないっていうの~?」飲ませていただきます』
こんなアニメみたいな酔い方あるかよ.........
その後、ウィンに数杯の酒を飲まされた
そして宴は終わった
みんな静まりかえったころ
隣にいるウィンが声をかけてきた
「くろ.........起きてる?」
『お、おう一応起きてる』
「そう..........今日は楽しかったね...........」
確かに楽しかったが辛いな
お酒はほどほどにしないとな.........
「あのね..........私.......くろのこと........好き......だよ?」
『え?ちょっ えーと........え?』
「ごめん........まだ、酔いが醒めて無いみたい.......おやすみ」
そう言ってそそくさと隣で寝る準備をするウィン
俺も........寝るか........
しかし、あんなことを言われ眠れる訳もなく
俺は全く寝ないまま朝を迎えた