第十六話
決闘が終わり、俺達は城に戻った
「くろよ.........我はお主に完敗じゃ........強さも、男としても.......」あれ?なんか可笑しなことで負けてなかった?
「せめてお詫びとして、そのココアとやらの故郷について調べ様と思う。」ココアについて調べてもらえるらしい、これはこれで良かったかもしれない
「情報が集め終わるまで暫くこの国に居てくれ。そして、昼食にせぬか?お主達も一緒に食べるとよい」
『じゃあ、お言葉に甘えさせて貰おうかな』
------昼食終了------
さすが、王族。食いもんが色々と凄かったぜ
『さてと、俺は宿屋でも探してこようかな..........』
「む?ここに泊まってゆけば良いではないか?」
『いや、俺はいいや。あんまでっかいベットは合わん』
「そうか.........まぁ、良いであろう」
『ウィンとココアはどうする?』一応聞く
「私はくろがそう言うんなら一緒に行こうかな.........」ウィンが言う
「ウィンも行くんなら、あたしも行く!!!」ココアも言う
・・・・・てか、ココアえらくウィンに懐いたな........
『そーゆー事なんで俺達行くわ』
「分かった、何か分かったらこっちから連絡しよう」ジークが言う
『おう、じゃな。ジーク』
「じゃーね」ちょっとしたお辞儀をしながら言うウィン
「ばいばーい」と手を思い切り振りながら言うココア...........元気だな
-----城の外------
そう言えばここ魔法の国なのにそれっぽいもの一回も見てないな....
『とりあえず、宿屋探すか.......』
お.......なんかいいとこみっけ
見た目は白を基本にした綺麗な所だ
『ここにしようぜ』
「いいよ~」ウィンのゆるい返事が返ってくる
〔カランカラン〕ドアを開ける
『すいませーん!!誰か居ますかー!!』中も外と同じく綺麗だった
「はーい!!あ、お客さんね......ようこそ、旅の宿屋へ。一晩泊まって行くかい?」ドラ◯エか!!と突っ込みたいのを抑えて
『どんなもんになるかわからないんで、とりあえず三日で』
「分かりました三日ですね、三人でしたら、三日で銅貨30枚です。ご飯は各自でお願いします」
『分かりました』そう言って銀貨3枚を渡す
「部屋はちょうど空いて居たので最上階です。そこにエレベーターがありますのでご利用下さい。ではごゆっくり」エレベーターあるんだ
あ、エレベーターっていっても魔法で上に上がって行く奴だ。すげー!!
部屋についた、ベットは三つまぁ、三人部屋だからな
眺めはマジリアがだいたい見渡せるいい景色だった
疲れたので今日は早めに寝る事にした