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適当な異世界ファンタジー  作者: ルーシャ
第二章~魔法の国マジリア編~
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第十四話

なんか色々頑張って行こうと思います

------マジリア王宮内------

「よく来たの!!歓迎するぞ!!ゆっくりして行くがいい」そう言ってフフンと鼻を鳴らすジーク

「う、うん」なんか居心地の悪そうなウィン

「『・・・・・・・・』」どうしたらいいかわからない俺とココア

「して、なぜこんな所に?」

「えーと、ちょっと旅に........」

「ほう........あのグランさんが許してくれたのか........それで、そこの奴らは?」

「ああ、こっちの男の方はくろ。私の護衛よ。くろのおかげで、こうして旅が出来ているの。 こっちの女の子はココアちゃん。ここにくる途中で盗賊みたいな人達に絡まれているのを助けて一緒に旅をしてるの」

「ほう.........くろとな.........」なんかこっちめっちゃ睨んでんですけど!?

「そんな事より、ここに来たのは我に会う為か!!?」無邪気な顔を浮かべて言う王子

「え?いや、別にそういう訳じゃ.........」

「照れなくてもよい。それでこそ、我の将来の妃じゃ!!」

『え.........?』きさきって........妃?

「・・・・・・・」ココアは固まっている

「な、なに言ってるのよ!!あなたの妃になんかなった覚えはありません!!」いや、ウィンそれは言い過ぎじゃ.....

「そ、そんな......... は!!まさかそのくろとか言う男のせいか!!」そう言ってこっちを睨む王子

『え?俺?』

「おい、くろとやら!!ウィンをかけて決闘じゃ!!」

え?決闘?ナゼオレ?とにかく

『いいだろう。ただし、ウィンをかけてってのは無しだ』

「!?何故だ?負けるのが怖いのか?」

『そんな安い挑発乗るかよ!ウィンは物でも何でも無い!!ウィンを物みたいに扱う様な奴は俺がぶっ飛ばしてやるって言ってんだ!!』

「いいであろう。では賭けの内容を変えようか、我が勝ったらお前にはウィンから離れて貰う。お前が勝ったら我は命でも何でもくれてやろう」

『そんなもんかけていいのか?』

「我は負けぬから大丈夫じゃ!!」相当な自信だな


「決闘は明日じゃ!!それまではウィンと一緒にいる事を許してやろう。」

明日の決闘が決まったあと、俺たちは城をでた

『あんな事になっちゃってごめん、ウィン』

「え?何で謝るの?私嬉しかったよ、くろが私を大事にしてくれてるのがよくわかったよ........?」顔を少し赤くしたウィンが言う

『お、おう.......』なんか俺も顔が赤くなる......

「明日の決闘負けたら承知しないかんね!!」ココアが空気を壊す様に言う

『わかってるって』俺も答える

「が、がんばって」ウィンも応援してくれた

『大丈夫だって、俺強いからw』そう安心させる様に冗談を交えて言ってみる

その言葉を聞き微笑むウィンと俺に白い目を向けるココア

............その目だけはやめてくれorz


そうして明日の決闘に向けて寝ることにした

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