表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
適当な異世界ファンタジー  作者: ルーシャ
第一章~王女の護衛編~
11/59

第八話

まだ、受験が残っていますが投稿して行きます

無事にゴブリンの討伐を終えた俺たちは直ぐに城に戻ろうとしていた。


『あれ?なんかお城が騒がしく無いっすか?』

「ほんとだ.........。少し急ごうか、黒くん」

『そうした方が良さそうですね』


--------城の中--------

『とりあえず、王様の所に行きましょうか』

「そうですね」

急いで王様の所に向かう

「王様!!セインと黒、只今戻りました!!」セインさんが報告する

「おお!!戻ったか、二人とも!!」

『この騒ぎ...........どうしたんですか?王様』

「おぉ............そうじゃった、実は.............ウィンが居なくなってしまったんじゃ」悲しそうに言う王様

『!?............ウィンが!?』なんでウィンが............. まさか........誘拐!?

「そうじゃ.........だから、二人とも探しに行って...........」俺は王様が言い終える前に走り出した。待ってろよ、ウィン.........直ぐに行ってやるからな!!


~ウィン~

「どうしよう........... 迷っちゃったな...........」結構入り組んでいてわかん無くなっちゃった..........

「黒............ 心配してるかな..........黒に会いたいな........... でも、もうお城を出ちゃったんだし................まぁ、くよくよしてても仕方ないな.......」これから、どうしようかな.........

そんな事を考えていると声を掛けられた

「ねぇねぇ、そこの君~一人~?可愛い~ねぇ~」男の人が三人立っていた

「え、え~と..........」私がどんな反応をしたら良いか困っていると、一人の男が近づいて来た

「え?いやぁ!!」腕を掴まれる、必死に抵抗するが男の人に力で敵う訳がない。どうしよう?怖い、怖いよ、助けて黒!!男の顔が近づいて来て耳元で囁いてきた

「スリープ」急な眠気に襲われた......


聞き覚えのある声が聞こえた気がした


~out~


「いやぁ!!」ん?なんか聞いた事のある声が........。俺はその方向へ向かってみる。やっぱりウィンがいた。

「スリープ」そんな声が聞こえた、ウィンの目が虚ろになって行く、言葉からして睡眠系の魔法か.........とりあえず

『そこまでだ!!!』止めに入る

「ん?なんだお前!!」俺に反応する男A

「邪魔する様なら、容赦しねぇぞ!!」声を荒げる男B

「ちゃっちゃと家に帰んな!!」笑いながらいう男C

『今すぐその娘を放せ!!じゃ無いと、ちょっと痛い目にみるぜ?』殺気を込めて言う

「っく.......... 行くぞお前ら!!」一瞬凄みこっちに向かって来る、男共

『ナンパする相手を間違えた事を思い知らせてやるよ!!!』戦闘体制に入る俺。直ぐに片付けてウィンと一緒に帰るかな..........

男達には見えないくらいの早さで後ろに周りこみ男Aの首筋に手刀をいれる

「ぐあっ」男A撃沈

「おりゃ!!」剣で切りかかってきた男Bの攻撃を避けて腹に拳を入れる

「うっ........」気を失う男B

「な、なんなんだよこいつ.........!!」そう言い逃げる男C

別に追う必要も無いから、放っておく


「っ........... く........ろ? 良かった......怖かった.......怖かったよ........」そう言い泣き初めるウィン

『そうか.........もう大丈夫だ.......... 俺がいるからな.........』そう言って頭を撫でてやる



「ありがとう.........くろ..........」もう泣き止んだ様だ

『さぁ、帰ろうぜ.........ウィン』笑いながら言う

「うん!!」それにウィンも笑顔で答える


何はともあれ、ウィンが無事で良かった


~ウィン~

眠っていたのか、起きたら目の前に黒がいた..........

「っ.......... く..........ろ? 良かった......... 怖かった、怖かったよ.........」黒を見て安心したのか泣いてしまった

『そうか...........もう大丈夫だ...........俺がいるからな』そう言って頭を撫でてくれる、黒


どれくらいの時間が立っただろう、10分.........もっと長いかもしれないし、もっと短いかもしれない。とにかく、とても長く感じる時間が過ぎていった

「ありがとう.........くろ」気付いたら涙は止まっていた

『さぁ、帰ろうぜ............ウィン』笑いながら言ってくれる、くろ

「うん!!」私も笑って答える



これでやっと分かった........

今まで良く分からなかったこの気持ちが......... 私.........くろの事好きだ.........


そして、くろと二人で城に戻った

感想などお待ちしております

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ