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適当な異世界ファンタジー  作者: ルーシャ
第一章~王女の護衛編~
10/59

第七話

受験が近いが気にしない作者がお送りします


今日は、訓練も兼ねてゴブリン退治をするらしい。

ゴブリンは、知能が低く基本的に戦い易い魔物だそうだ。

「いくら、ゴブリンとはいえ準備は怠らない様に」セインさんに言われる

『りょ~かい』

「本当に大丈夫?」心配性の王女様

『心配すんなって』

「そろそろ行くぞ」

『わっかりました~』

「じゃ、黒......本当に気をつけてね.......?」

『おうよ』

そして、俺達は城を出た


--------山への道--------

『あの~セインさん』

「ん?なんだい?黒くん」

『え~と、二人で大丈夫なんすか?』大丈夫だと思うが、一応聞いてみる

「心配する事はない、ゴブリン位なら2人で何とかなるよ」そう言って笑うセインさん

『それで..........ゴブリンってどういう魔物何ですか?』敵の情報は知っておくに越したことは無いからな

「ん?そうだね.........知能は低くて、4~8体ぐらいの群れで暮らしていて力は成人男性より少し強い位で子供位の身長をした魔物だよ」詳しく説明してくれたセインさん

「そうそう、オーガの目撃情報もあったよw まぁ、滅多に会う様な魔物じゃ無いから安心してくれ」...........フラグが立った気がする

『それは良かったです』フラグなんてしらん!!!


---------山のふもと--------

「あと一時間くらい山を登ったら、ゴブリンの群れの所に着くよ」あと少しか.............

〈キィィィィ〉

ん?あれって............

「?........なぜこんな所に? とりあえず、片付けようか」

『分かりました!!』

ゴブリンは7体いた。

「私が四体相手をしよう、君は残りを頼んだ」

『はい!!!』

セインさんが、少し離れていた四体に突っ込んでいく

『行くか......』そう言って構える

『いつまでも、ウィンをまたせておけないし、ここはチャチャっと決めようか』

『イオナ○ン!!!』某RPGの全体攻撃魔法を使う。それをまともに受けたゴブリン達は、直ぐに倒れた。

セインさんの方を見てみると、ちょうど最後のゴブリンを倒し終わった所見たいだった。

「早いね、黒くん」そう言って笑うセインさんの後ろに巨大な影があった........

『セインさん!!後ろ!!』

俺が声を発して直ぐに爆発が起こる

セインさんは........無事な様だ

直ぐにこちらに来るセインさん

「あれは..........オーガ!! なぜこんな所に!?」やっぱりか........フラグ成立ですね

「なるほど、オーガの脅威から逃れる為にこんなふもとにゴブリンがいたのか.......」冷静に状況分析をするセインさん

『どうするんですか!?セインさん!!』

「いや、逃げるのが一番なんだが、それだと近くの村が危ないからね.......」

『つまり、倒せば良いんですね?』

「ああ」笑いながら答えるセインさん

「じゃぁ」『いきますか』

そうして2人で走り出す

オーガの前に着いた時にオーガは腕を振り下ろしていた。それぞれ左右に飛んで避け、構え直す。

セインさんが「斬波(ざんぱ)」と叫び刀を振ると斬撃が飛んでいった。が、それはオーガの腕に少し傷をつけただけで消えてしまった.........

俺も刀を作ってオーガに斬りかかるがオーガは硬い様で無意味だった。どうするか.........

オーガがセインさんに腕を振り下ろすが、大振りな為簡単に避けるセインさん。しかし、その避けた場所に向かってオーガは脚を振っていた。

「しまっ.........ぐぁ!!!」オーガの蹴りをもろに受けるセインさん

〈ガァァァァァァ!!!〉

一人倒したと言う勝利の雄叫びをあげるオーガ

俺は直ぐにセインさんの所へ向かう

『ひどい怪我だな.........』セインさんは気を失っている様だ、とりあえず怪我を治さないと

『ベ○マ!!』そう叫ぶと傷は直ぐに消えた

そして、オーガの方へ向き殺気を放つ。オーガは一瞬驚いた様な表情を作るが、直ぐに戻しこちらに向かって来る

『俺は怒ったぞ..........』そう言い魔力を練る

『まだだ........もっと.......』全ての属性を持った魔力を無理やり圧縮する。出来たのは、真っ黒の野球ボール位の球、その黒は全てを飲み込みそうな色をしていた。

『喰らえ!!! カオス・ゾーン!!!!!!』そう言い球をオーガに向かって投げる。オーガは少し警戒しているが、その球を叩き落とそうと、腕を振り下ろす。オーガの手が球に触れた途端オーガを漆黒の箱が囲う、中で何が起きているかはわからないが、声にならない声が辺りを包んでいた.......

暫くしてその漆黒の箱が無くなる、中には何も無かった............囲まれたはずのオーガも..........

「っ.........」その時セインさんが起きた

『あ、起きましたか。セインさん。』

「黒くん?.............オーガは!?」さっきまでのことを思い出した様子のセインさん

『ああ、やつなら倒しましたよ』

「オーガを一人で?.......やっぱり君は面白いよ」呆れた様に言う

『さぁ、帰りましょう.......』そう言って手を差し伸べる

「あぁ.......」セインさんも手を取る

こうして、俺の始めての魔物討伐は大成功(?)に終わった


この時城は大騒ぎになっていた.........

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