表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貞操逆転世界でモン娘たちにセクハラしたい  作者: 三峯汀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
40/64

第40話 犬と鳥

さて、あの昼休みから放課後である。


今日も今日とて特に用事もないため、そのまま家に帰るとする。

こちらに来てから、生活も慣れてきて、落ち着いてきたので、こっちの名作ゲームでも探してみるかなと思い立ったのが昨日。


ので、今日の放課後はゲーム探しに勤しむことにする。


と思い、カバンをもって席を立った瞬間、シエーネが話かけてきた。


「お兄ちゃん!いま帰りっすか?」


「そうだね、何か僕に用かい?」


「私の部活を見に来ませんか?」


「部活?」


「そうっす!お兄ちゃん、部活してないっすよね!じゃあちょっと見学がてらどうかなって思いまして」


「なるほどね」


ちょっと気になる。この世界の女性は力がとても強いので、運動部であれば元いた世界のそれよりもダイナミックだろう。

ゲーム探しは部活を見た後でもできるし、今日は見学させてもらおうかな。


「ちなみになんの部活入ってるの?」


「バレー部っす!」


「バレーか、いいねぇ!」


ルールは大まかにしかわからないが、楽しめることは間違いないだろう。



「体育館でやってるの?」


「いえ!球技館でやってるっす!案内しまっす!」


球技館か、この学校、施設が多すぎるな。球技館とか使ったことないわ。


「お願いね」


そうして、球技館まで行こうというところで、凛とした声が響く。


「あら、まだ教室にいたのね、校門で待ってた私がばかみたいじゃない」


「うん?アムエル?どうしてここに?なにか用?」


するとアムエルは心底呆れたといった表情で、


「何言ってるの放課後は私とデートの約束してたじゃない」


「いいや?してないと思うけど?申し訳ないけど今日は先約があって…」


「先約?私とのデートよりも大事なの?」


「え?うーん…」


答えに困った。ここでそうだ、と言うことは簡単だろうが、そうなると確実にアムエルの機嫌が悪くなることは間違いない。

罵られて、貶されるだろう。


「お兄ちゃん?来ないっすか?」


答えに悩んでいると、僕を案内しようと先行していたシエーネが戻ってきた。

タイミングが悪い、これは昼休みのどんよりした雰囲気の再来か?


「あ、アムエルちゃんじゃないっすか!久しぶりっすね!」


「久しぶり、シエーネ。元気だったかしら」


「…二人は知り合いなのか」


「幼馴染なの」


なるほど、幼馴染か。


「でも、久しぶりってのはどういうことなの?」


「私が中学校の頃に引っ越しをしたっす、それまでは家が隣同士でよく遊んでたっす!」


家が隣同士だったけど、引っ越しをしてしばらく疎遠だったわけだ。

なるほど道理で久しぶり、という言葉が出てきたのか。


「あれ、もしかして放課後、先約があったっすか?」


「そうね、今日、《《連れていく》》ことにしたの」


それを聞くとシエーネは合点した様子で、


「あーそういうことっすか、先を越されましたっすね」


「ごめんなさいね、先に楽しむことにするわ」


「いや、いいっすよ!おこぼれ期待してるっす!」


「わかってるわ、よろしくね」


「?」


一体二人はなんの会話をしているのだろうか。

まぁ二人にしかわからない話題があるのだろうが。


「じゃあ、お兄ちゃん。また、そのうち!」


「おう、じゃあね」


シエーネは元気に小走りで球技館へと向かった。



こうして僕とアムエルはその場に残された。

デートと言うが、どこに向かうのだろうか。


「いくわよ」


「どこに?」


「私の家よ」


「は?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ