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貞操逆転世界でモン娘たちにセクハラしたい  作者: 三峯汀


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獣娘パラダイス!!

うさ耳、それは、夢であり、希望である。


もちろんヶモ耳は、うさ耳だけではない。犬耳、狐耳、猫耳、挙げるときりがない。


しかし、うさ耳は特別な人は多いだろう。


なぜなら、バニー衣装があるからだ。


バニーは様々なゲームや小説の中で特別衣装や、別スキンとして実装されたり、物語の中で特別扱いされていたりする。


バニーキャラが実装されたことによってサ終の危機を脱したゲーム会社もある。


それにバニーキャラに関しては最近の流行りである、というわけではない。


遥か昔から、そのバニーというのは数々の作品に登場し、男たちを熱狂させてきたのだ。いや、男だけではないだろう。女とてその魅力の前には膝をついてしまう。




そのうさ耳が、本物が、そこにある。


興奮しない訳がない。




……言い過ぎかな?


僕は自分で言っていて、こじつけ感を覚えながらもうさ耳さんに懇願を続ける。




「み、耳ですか?」




「はい、だめですか」




「いや、全然問題ないですけど、そんな面白いものでもないですよ」




「いや!そんなことはありません!男の子!みんな!うさ耳!好き!」




「え、えー。そう言われるとちょっと恥ずかしいです」




うさ耳さんは顔に手を当てて、恥ずかしがっている。




むふふふ、かわいい。





「ね、ちょっとだけ、ちょっとだけでいいんです!先っちょ!先っちょだけでいいから!」




「そ、そこまで言うなら、ちょ、ちょっとだけですよ?」




うさ耳さんはおずおずと頭をこちらに向けてくれた。


ふわりと香る花のかおりは、まさに初々しくも、期待感にあふれた春先の薫りかおりのようだった。


この距離でも頭のにおいがわかるのは、長いうさ耳があってのことだろう。




僕は、まるで新入生のような、新入社員のような気持ちで緊張しながら、それ以上にワクワクしながら、目の前に出されたうさ耳理想郷に踏み込んでいった。




「おおおお、あこれすっごい」




めっちゃふわふわ、このふわふわの前には語彙力も消失する。まさに理想郷。


耳の先から根本の方までゆっくりと指を滑らせる。




「……!んっ///……あっ///」




せっかくの機会を逃すわけにはいかない、くまなく堪能させてもらおう。


え、なに?先っちょだけだって言ったじゃないかって?


ふん、先っちょだけ、という言葉は《《さきっちょ》》と書いて、《《全部》》と読むのだよ!


そもそもそんな、先っちょだけとか言っといて、ほんとに先っちょだけで終わる状況なんてないだろう。


あったら是非見てみたいものだ。




「ん///、あんっ♡も、もういいですか?/// 」




「あ、はい!すんませんありがとうございました」




「いえ/// 楽しんでいただけたようで、なによりです///」




どうやら夢中になっていたようだ。




「ふう、もう!先っちょだけって言ったじゃないですか!」




「え?言いましたっけ?」(すっとぼけ)




「もう!もう!もう!」




うさ耳さんは、その赤く染まった顔を誤魔化すように、軽くポコポコと叩いてきた。




ふふ、かわいい。うさ耳さんは小柄だから叩かれても全く痛く、いたく、いた、あ、ちょ、ちょっと痛、け、結構痛いな!ちょ!やめ、うあ、やめてくださいお願いします。






そうしているとドアが開けられ、黒いスーツを着て、サングラスを着用した人たちが入ってきた。




なかなか物騒な雰囲気を醸しているが、それ以上に僕は興奮していた。




たくさんの!種類の!ケモ耳!




ケモ耳パーティー! 獣娘パラダイス!! 




犬耳、猫耳はもちろん、あれはフェレット?フェレットかな?


すごいなさすが異世界、レベルの高い合格点をオールウェイズ出してくれる。






「男性の方ですね、こちらにどうぞ」




「あ、はい、そうだ、うさ耳さん、いろいろと親切にしていただきありがとうございました」




「いえ、お気になさらず。お元気で」





「では行きましょうか、ではこちらに」




「こちらって、これですか?」




「はい」




あ、麻袋やんけ。




まさか、これに入れと?いや流石に…




「自分の足で歩けますよ?」




ちらりと警察を見ていると、じっくりとこちらを見られていた。まるで早く入れと言わんばかりに。




「いやでもさすがにこれは」




「早くしてください」




「はい」




公権力に逆らわないほうがいい。


長いものには巻かれておくのが一番である。




そうして僕は麻袋に入れられて運ばれていった。雑だなあ。




「あ、ちょっとどこ触ってんですか!」




「静かにしてください!!」




運ばれている途中にいろいろ触られた。そもそもどこに運ばれているのか、なぜ僕は麻袋に入れられて運ばれているのか、どいつもこいつも説明不足。


誘拐されている気分である。




「せめてどこに向かってるかだけでも教えてくれたらいいのに……」



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