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貞操逆転世界でモン娘たちにセクハラしたい  作者: 三峯汀


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第15話 大胆にいこう!

さて、放課後になった。今からイザベラさんのお家にお邪魔するわけだが、多分本当に邪魔になると思うので、今回は遠慮しておきたいんですけれども…あ、やっぱダメっすか、そうだよねぇ。


「さて、行きましょうか」


「うん…」


非常に行きたくない。なぜこちらの世界に来て早々、こんな目に合わねばならないのか。いや自業自得であることはわかっている。この世界がどういった世界であるかは、知っていたはずなのに、それなのにも関わらず大した考えもなしに迂闊な行動をしたのがいけなかった。


イザベラさんと共に教室を後にして、学校の正門の前に止まっていた高そうな車に乗って、イザベラさんの家に向かう。


「うわ!すげえ!椅子がふかふかだ!」


車のシートとは思えないくらいのふわふわシートである。柔らかすぎず、固すぎず、とてもちょうどよく調整されている。


「ふふ、喜んでいただけたようでよかったですわ。ちなみに、私のここも、ふわふわでしてよ。よろしければここに座りますか?」


イザベラさんは自身の膝の上をポンポンと叩いている。たしかにふわふわそうだ。しかもしっとりしていて、常に人肌だ。このシートよりもよっぽどいいかもしれない。


しかしこの子、思ったよりむっつりスケベだな。いや、割とオープンだからむっつりではないのか?オープンスケベ?それはただのスケベかな。


「では、冗談はさておき、本題に入りましょうか」


「冗談だったんだ」


「当り前ですわ、車の中でシートベルトしないのは危ないですわよ」


正論をかまされてしまった。そりゃそうだけど、そりゃそうだけれども、無駄に期待させるのはやめていただきたい。



「イザベラさんのお母様が僕を呼んでいたとのことだけど、一体全体、なにが目的なのかな」


「目的としては、やはり、一度見ておきたいのかもしれませんわね」


「僕をかい?」


「そうですわ、この世界の男子らしからぬ行動をする男子、まあ、この世界の男子ではないのですけれど。それも含めて、といったところでしょう」


「なるほど、やっぱ珍しいのか」


「普通の男子は女子と二人で勉強会しませんし、ましてや、女子の目の前で服を脱いだりもしません。今後は気を付けてくださいまし」


「ウス、気を付けます」


「わかればいいのですわ」


しかし緊張してきたな、生きた心地がしないよ。


「緊張、してますの?」


「うん、ちょっとね」


ここで少し見栄を張ってしまった、かわいい女の子を前にした、悲しい男のサガである。


「…ごめんなさい」


「え?」


「勉強会、後悔してますわよね…誘わないほうが、よかったですわよね」


「いやいや!そんなことないよ!ありがたかったよ!とっても!おかげで授業がある程度わかるようになったしさ!」


「本当ですの?」


「ああ、もちろん。むしろ後悔していると言えば、あの時、指を滑らせてお茶をこぼしてしまったことぐらいかな。まぁもう後悔しても遅いわけだけど」


「いいえ、この世にもうすでに遅い、なんてことはありませんわ!」


「いやでも、もう過去のことだよ。遅いもなにも、どうしようもないじゃないか」


「それでもこれからのことに対する対策はできますわ、こちらをどうぞ」


「…これは?」


イザベラさんが自身の人差し指に着けていた指輪を外して、僕に渡してくる。


「マジックアイテムですわ、きっと馴染みがないかもしれませんが、簡単に言えば、つけるだけで様々な効果が見込める優れものですわね」


「なるほど」


マジックアイテムか、まぁ魔法ああれば、こういった類のものもあるよな。


「で、これはどんな効果があるの?」


「その指輪をつけると、ちょっと大胆になりますわ!」


「ビミョーな効果だなー」

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