悲しみの分だけを
悲しいことがどれくらいか目立ってくるようになったら
たぶん、黙っていることはできないと思うから
その悲しみを何かと置き換えてみればいい
置き換えるものがなかったとしたら
あきらめずに
べつの悲しみと置き換えてみればいい
悲しみで重くなった分は
涙と引き換えにして
思いっきり泣いてみればいい
泣き疲れるまでとは言わないけど
その前に
悲しみは誰にでもあるもの
悲しみに触れた分だけ
大人になっていくからなんて
誰一人も信じてはいないから
無理して笑わないでほしい
無理をする分だけ
これからの未来を濁してしまうだけ
その結果がうまくいくかどうか分からないけど
たぶん、
僕はキミのそばで
その悲しみを理解しようとしてるから