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Levelモルフ  作者: 太陽
最終章 『終末の七日間』
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Phase3 第二十八話 『全てが終わったら』

投稿が一日遅れました。申し訳ございません。

「良かったわ、死んでしまったかと思ったわよ」


 安堵の表情でそう話すアリスに、神田は困惑していた。

 あれからどれほどの時間が経ったのか。夜の時間を歩き回っていた為、日が出ているということは朝になったことは明白。つまり、


「今……何時ですか?」


「? 午前の八時を過ぎたあたりね。それがどうかしたの?」


「――っ」


 最悪だった。疲労困憊による影響も相まって神田はあの時から二時間近く意識を落としてしまっていたのだ。

 最後のあのレオの言葉だけがしっかり頭の中の記憶に残っていた神田は、焦るようにして立ちあがろうとして――。


「ちょっとちょっと? 何を急いでるの? そもそも何でこんなところで寝そべっていたのよ、キミ」


「話している時間が惜しいです。急がないと……あいつらがっ」


「……雪丸君達の姿が見えなかったのが気になってはいたけど、なんとなく状況は掴めたわ。とりあえず落ち着きなさい」


「落ち着く時間が今は惜しい……だから――っ!?」


「人の話を聞きなさいな」


 口に何かを詰め込まれ、強引に動き出そうとしたところを止められる。

 視界に入ったそれと、味のしないその正体が携行食であることはすぐに理解したが、神田としては戸惑いに体の動きを止めてしまう。

 そして、アリスが神田を落ち着かせようとしていることにも、そこで気づくことができた。


「まずは腹ごしらえしなさい。味のしない携行食だけど……何も食べないよりマシよ」


「――ありがとうございます」


「ようやっと話が出来そうね。あなたにしちゃ珍しいじゃない、こんなに取り乱すなんて」


 人の話も聞かずに動き出そうとした神田に対して、そう言葉に出すアリスに、自身でも同じようには考えてはいた。

 実際、今も落ち着けているかどうかは定かではない。

 とはいえ、移動するための足も何もない以上は焦ったところで意味はないだろうし、アリスがここに現れた以上は情報を共有する方がまだ合理的だろう。


「アリスさんはなぜここに?」


「あら、聞いていなかったかしら? 私はあなた達を後から追いかけていくよう命令されたからついてきたんだけどね」


「……聞いていないです」


「そう、まあでも風間さんからの直々な命令じゃなく、私のクライアントからの指示なんだけどね。それに、風間さんに私の行動の決定権はないから、あなたが知らないのも無理はないかもだけど」


「クライアント……誰からの指示ですか?」


 アリスに指示を出したとされる人間が気になり、神田はふとそう問うた。

 そもそも、アリスが共に来てくれることなんて自体初耳であり、なぜ後から来ることになったのかも理由が分からない。

 神田からの問いかけに、アリスはスマホを取り出してその画面を見せてくる。

 そこには、神田も見たことがあるある要人の男の顔が映し出されており、その男のことを神田は知っている。


「シェリル・シャルロット副大統領……私のクライアントよ。風間さんとも密接な繋がりがあるとのことらしいから、一緒に出られなかったのはそこの情報共有の差異かしらね。ともかく、私はあなた達の援護をしてくれとしか頼まれていないわ、目的が何かも知らされていない」


「そう……ですか」


「それで? あなた達はわざわざミスリルから出てまで何をしにここにいるの?」


 アリスはどうやら、神田達がどうして外に出ているのか、その目的を知らないようだった。

 色々と腑に落ちない点こそあれども、アリスに関しては椎名真希の事情も把握している為、話すことに対しては問題は特にないはずだ。


「実は――」


 そして、神田はミスリルから外に出た後のことを全て話した。

 説明に無駄はなくし、知りうる範囲の情報を元にしながらその全てを話しきった後、アリスは真剣な表情になり、


「……それ、本当なの? つい二時間前に、ここでその『レベル5モルフ』の男と遭遇したっていうのは」


「本当です。あのレオという男が話した情報が真実かどうかは定かではありませんが……俺は本当だと考えています」


「聞く限りだと嘘じゃなさそうね。クリサリダ……聞いたことがない組織名だけど、それがこのモルフ事件を引き起こしている主犯組織ということね」


「ええ、それも……奴らの幹部連中のほとんどは『レベル5モルフ』になっている可能性が高い」


 なんとも耳が痛い話だが、レオの言葉に嘘がなければレオ以外の人間も『レベル5モルフ』になっている可能性が格段に高くなっていることだ。

 組織の主犯であるリアムという男、そしてその男が振り撒いたとされる『レベル5モルフ』の力を持つ者達。単純に考えて、敵側の戦力が未知数になったことは事実だ。


「しかしまあ……よく死ななかったわ。聞いている限りだと、そのレオという男は相当の馬鹿なようだけど」


「ただの戦いたがりの戦闘狂です」


「……そうね。問題は雪丸君達の安否ね。椎名ちゃんを先に見つけてくれたならなんとかなりそうなんだけど」


「レオにはまだ椎名真希を探していることはバレていません。俺達の目的が椎名真希であるとレオが知った時が問題です」


 レオの目的はあくまで雪丸達を追うこと。何の為に神田達が外に出ているのかのその理由までには気づいていない。

 もしバレてしまえばどうなるか、その時は十中八九椎名真希の身が危うくなることは間違いないだろう。


「ともかく、時間が惜しいことは確かね。外にバイクがあるわ。あなたもそれに乗っていきなさい」


「わかりました」


 既に先に向かった雪丸達に追いつく為に、神田はアリスと共に行動することに決めた。

 神田にとって、この展開は幸運そのものだっただろう。

 仮にアリスがこの場に現れなかったとすれば、神田には雪丸達に追いつく為の手段がなかったからだ。


 そして、二人は倒壊している工場地帯から移動を開始していく。


「……一つ聞きたいのだけど、レオっていう男が言っていた『レベル5モルフ』の固有能力って、あなたから見てどう感じたの?」


 ふと、移動中の最中にアリスがそう聞いてきた。

 ――その質問は、神田自身がアリスへと問いかけをしたかった点でもある。

 ぶっちゃけ、固有能力がなんだのと、聞くだに非現実感が凄まじいのだ。

 とはいえ、これまでの情報と照らし合わせてみれば、辻褄が合う部分がある。


「椎名真希には超速再生能力が……クリサリダの一味であった世良望はモルフを操る能力を持っていたと聞いています。考えたくはないですが、レオやその他の連中にも、何か別の能力があると見ています」


「その能力……レオには何があるか分かったことはある?」


「いえ……奴はその片鱗の一つも見せてはいません」


「――そう、できれば知っておきたかったわね。恐らく、レオっていう男と交戦する可能性は高いわ。できるならば、能力を推測できれば対策が立てやすかったからね」


 それは、あの状況から見てもレオが自身の能力を馬鹿正直に見せつけることまではありえないだろう。

 彼は戦うことに執着しているいわゆる戦闘狂だ。自身の属する組織に対する忠誠心こそ低けれども、自身のマイナスになる情報をむざむざ提供することまではしなかった。

 それこそ、レオという男の性格が垣間見える瞬間でもあったのだろう。あの男は、神田と交戦する可能性を踏んで自身のことはあえて話さなかったのだ。


「どちらにしても、戦うのであれば倒すだけです。やりようによっては、弱点が見つかるかもしれません」


「そうね、あなたの言う通りだわ。一番はまず雪丸君達との合流。それから椎名ちゃんを見つけ出して、上手くレオという男と交戦しないこと……ね」


 アリスが口にした一番の理想。それは、一見して簡単そうに見えるがそうでもない。

 神田が気絶して、既に二時間が過ぎた状況だ。それだけの時間があれば、レオは好きに動き回ることができる。

 雪丸達がどこまで進んでいるかも気がかりだが、神田達がどれだけ急いだとしても、道中もしくは合流した時点でレオに遭遇する可能性はかなり高いのだ。


 どちらにしても、交戦する前提で動くしかないだろう。

 そうして話をしている間に、神田とアリスは工場地帯の外へと出ていた。

 そして、アリスが乗っていたとされる中型のバイクが見えてくる。


「さっ、あなたは後ろに乗って。かなりぶっ飛ばす予定だからしっかり腰に捕まってなさいよ」


「わかりました」


 言われた通りにバイクに跨ったアリスの後ろについた神田。アリスはバイクのエンジンを吹かしながら少し前へと動き出す。


「ルート案内よろしくね」


「はい」


 雪丸達のGPS情報を知るのは神田だけであり、そのルート案内を出来るのも神田だけだ。

 その指示通りに、カーナビ役となった神田はアリスの運転を誘導していく。


 そして、二時間もの遅れを取り戻す為に、神田達は先へ進んだ雪丸達とレオの後を追っていく。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 それは、神田が目を覚ますよりも――いや、まだ気絶する一時間も前のことだった。

 日の出に近づく朝になりつつある薄暗いその時間帯で、けたたましく鳴り響く銃声音が聞こえる地帯があった。


「クソッ! こいつらどんどん現れやがる! おいシャック、弾は保つか!?」


「余裕で保たねえよ! ちくしょう、こいつら俺らをチキンか何かと勘違いしてんじゃねえのか!?」


「しょうもないジョーク言ってんな! そら来たぞ!」


 二人が今も銃弾をぶつけて対抗している存在、それはこのアメリカでは今ならどこにでもいるモルフ、感染段階でいえば『レベル3モルフ』であった。

 全身の皮膚が剥がれ落ち、赤い肉面が晒された気色悪い姿形をしたその両腕は、鎌や鋏のような形状をした残忍な武器と化しており、そのどれもが銃器を持つ二人のアメリカ兵士へと向かって歩いている。


「このクソゾンビ共がっ! これだけ名演技できるならハリウッド映画に出演するのも夢じゃねえぞこんちくしょう!」


「あいつらの仲間入りをしたくないなら手を動かせ! 後ろに四体来てるぞ!」


 アメリカンジョークを言い放てるほど余裕があるわけではないが、そうでも言ってられないと平静こそ保てる状況でもない。

 一体一体は無理なく倒していけても、どんどんと雪だるま式に数が増す一方であったこの状況下で、二人は徐々に追い詰められつつあった。


「……なぁシャック。あいつらに殺されるか、自分で死ぬかどっちがいい?」


「究極の二択だな。お前が脱落するなら、俺も後を追うよ」


 モルフに食い殺されるぐらいなら自殺することを選ぶと、二人はその時だけは意気投合していた。

 何もない平常時であれば、二人は犬猿の仲でもあったものだ。それが、こんな時だけ息が合ってしまった皮肉に、笑いそうにさえなる。


「――クソ、弾が尽きちまった」


「俺もだ。命乞いしたら捕虜にしてくれたりしねえかなぁ」


「そりゃいいな。最高に笑えるジョークだ」


 追い詰められ、死が迫る状況下でありながら、二人は絶望しなかった。

 覚悟などとうに決まっていた。軍人となり、国に命を捧げると誓ったあの日から、いつかこういう日が来ることは予感はしていたのだ。

 そうして、まだまだ数を増やしていく『レベル3モルフ』の群勢を見やりながら、二人は逃げることもせず、


「後のことは仲間に託す。それで俺達は――」


 誰かがこの事態を終息させてくれる。そう託し願ったその時であった。

 目の前まで迫り寄り、鎌の形状をした腕を振りかぶった『レベル3モルフ』頭部が一閃――、頭と胴体が綺麗に切断される。


「――は?」


 何か起きたのか、シャックには到底理解が出来なかった。

 突然、目の前で鋭利な刃で斬られたかのように……、いや、斬られたのだろう。完全に切断された頭部を見せつけられ、そのまま地面に力なく倒れた『レベル3モルフ』に驚く以外の反応が出来なかった。


「な、なんだ!?」


 何が起きているのか、シャック達には目で追うことすらできていない。

 目の前にいた『レベル3モルフ』の群勢、そのほとんどが突如現れた何者かにどんどんと葬られているのだ。

 とても目で追い切ることもできない、神速の速さで持ってモルフの命を刈り取る何者か――どう見ても人間とは思えない動きをするそれに、初めは恐怖した。

 敵か味方かも分からない、だが助けられた。

 しかし何者なのか、目で追い切ろうとして、僅かに見えたものがあった。


「剣と……銃?」


 にわかに信じがたいが、さっきから近くにいる『レベル3モルフ』を殺し回っている存在は、その両手に剣と銃を握った状態で戦っているのだ。

 銃弾で動きを止め、剣で首を薙ぎ、その繰り返しをただひたすらに繰り返している。

 それをありえない速度で移動しながら行っているという事実に気づいたことで、呆然と見ていただけの二人は何もしなかった。


「な、なんだあいつ……?」


 あれだけ苦戦し、果ては銃弾の全てを使い果たしても倒しきれなかった『レベル3モルフ』を、まるで赤子の手を捻るかのような扱いだ。

 一体何者なのか、それを知りたい欲求に駆られるが、それさえも許されることはなかった。

 今もなお、とんでもない超スピードで走り回る存在は、瞬く間にモルフを殺し回っていき、そして――。


「……あれ?」


 場は、銃声音に鳴り響く轟音地帯となっていた筈だった。

 それが何も聞こえなくなり、静けさだけがその場にただ残ることとなる。


 そして、夥しい量のモルフの死体だけがその場に残り、それをしでかした剣と銃を持った何者かは言葉を交わすこともなく、いつのまにかこの場から消えてしまっていた。


△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 誰の力も借りない。そう心に誓いを立てたのは数日前のことだ。

 憎悪を糧に前へと進み続け、モルフだけでなく人を殺すことにも躊躇することはなくなった。

 彼の目的はただ一つ。クリサリダの頭領であるリアムを殺すことだけだった。


「ありがとう、助かったよ」


「――――」


 それまで、彼は誰とも関わることはしなかった。

 関われば巻き込み、死なせてしまうと考えていたからだ。

 これまで、このアメリカで発生したモルフに苦戦するアメリカ軍を助けながら行動してきた。

 その中で、ただの民間人である一人の人間を助けた時、彼は動きを止めてしまった。

 単純にガス欠になりかけていたからに過ぎないが、礼を言われる筋合いはないとも思っていた。


 この事態を招いたのは自身に責任があると考えていたからだ。

 あの時、日本でリアムを殺すことができていれば、きっとアメリカでこのような大規模なウイルスの拡散が起こることもなかった。

 だから、そのまま立ち去ろうと思っていたその時だった。


「キミに礼をしたい。その様子だとまだ戦い続けるんだろ? その剣一本で戦い続けるのは無理があるだろう」


 その男は、彼に対して武器を提供しようと答えた。

 聞くには、彼は日本の大ファンだらしく、特に刀剣に関して自身で打つほどのものだそうだ。


 連れて行かれるがまま、彼の仕事場であるとされる小さな小屋の中へと入っていった。

 そこには、このアメリカにはおよそないであろう刀の数々が壁に立てかけられていた。


「好きなものを持っていくといい。予備として持ち合わせていても、キミの力なら重さには耐えられる筈だろう?」


 男は笠井修二に対して、何者なのかは問わなかった。

 普通に考えて、あんな動きをする人間がいれば何者かと警戒する筈だ。だが、男は何も言わなかった。

 モルフに襲われたところを助けられたことに、笠井修二を敵と認識していなかったのだ。


「私が打った刀が他の人達を助ける一助になるのなら、それだけで光栄だよ。キミなら、きっともっとたくさんの人を助けられる」


「……いいのか?」


 そこで初めて口を開いた笠井修二は、男に対してそう聞いた。

 男は目を丸くしながら、当たり前だと言わんばかりの表情になり、


「もちろんだよ、何か気になることでもあるのかい?」


「あんたの刀がモルフを殺すことだけに使われるとは限らない。この事態を引き起こしたのは言うまでもなく人間……いや、元人間だ。そいつを殺す為に俺は動いている。本当にいいんだな?」


 笠井修二が持つ剣は元々、桐生大我に託されたものだ。

 それに加えて、さらに武器を増やすことになるのは構わないのだが、その用途はモルフに扱われるものになるとは限らない。

 人を殺す為に刀を使うと知れば、多少は考え直すこともあるだろう。


「――私にはこのアメリカで起きていることはあまり分かっていない。しかし、それをなんとかする為ならば喜んで力を貸すさ。例え、人を殺す為に使うとしてもね」


「……分かった」


 その言葉を聞いて、笠井修二は壁に立てかけられた脇差しを二本、手に取る。

 脇差しとはいえ、刺せば人間の体は貫通するし、切れ味も見た限りでは悪くはなさそうだ。

 リアムを殺す為ならば、武器の一つ二つ増えることには申し分はない。


 そう、あの男を殺す為ならば――。


「キミは……キミの目は憎しみに駆られている、それだけはよく分かるよ」


「――――」


「キミの憎しみの理由は聞かないさ。ただ、一つだけ尋ねたい。キミは……キミはその憎しみを晴らした後、どうしたい?」


 全てを見透かすかのように、さっき助けて知り合ったばかりの男に笠井修二はそう聞かれる。

 その質問の答えは、笠井修二には答えられない。

 後も先も、笠井修二にとってはどうでもいいことだ。


 あの男を殺す為ならば、自分の命なんか惜しくもない。

 自身の命と引き換えにリアムを殺すことができるのならば、喜んで差し出してやる。


 だが、それでも生き延びることができたら?

 そんなこと、笠井修二には考える余地はない。生き延びたところで、もう笠井修二には帰る場所なんてありはしない。


 そうだ、もう……何もかもが遅い。

 死んだ仲間達はもう生き返らない。だから、笠井修二は――。


「無論、死ぬまで戦うだけだ」


「……そうか」


 貰うものを貰った笠井修二はその場を後にした。

 桐生の剣とは別に、三本の刀を背中と腰に引っ提げ、彼は再び動き出していく。

 その背中を見つめながら、男は呟く。


「救われないな……」


 ただそれだけ、男は最後にそう言って笠井修二を見送った。



進捗状況をお伝えすると、今のPhase3が終わると大体折り返し地点です。

会話メインが増えてきましたが、徐々に戦闘シーンが増えていきます。

次話、2月28日投稿予定。


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