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Levelモルフ  作者: 太陽
第四章 『人類の希望』
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第四章 第十六話 『陽は沈み、それから』

 夜が近い。そう思い、心に不安を抱かせていた二人の足は速かった。

 なぜなら、二人とも理解していたのだ。

 夜になれば、モルフとの交戦リスクの幅は明るい時よりも遥かに大きくなる。

 視界が弱まることもそうだが、モルフの活動時間が昼と変わるわけでもなく、夜目に慣れたとしても、それは変わらない。

 その中で、デインと椎名は早歩きの速度で持って目的地である空港へと近づきつつあった。


「見えてきたな、あれか」


「うん。やっと着いたね」


 デインと椎名が見つめる先には、空を発つ為の飛行機がある空港があった。

 空を飛ぶ飛行機が一つもあるわけではなかったが、それでも脱出の糸口がある希望の地だ。


「こんな状況だ。空港も閉鎖してしまっているんじゃないか?」


「多分、そうだと思う。でも、一機も無いなんてことは無いはずだよ」


「……ちなみに誰が操縦するんだ?」


「あ」


 あっけらかんとした声を上げて、椎名は気づく。

 仮に空港まで辿り着き、そこから空を発つ為の飛行機を手に入れたとしても、誰がそれを操縦するのか。

 デインも椎名も、それに対する知識は皆無であり、飛行機の操縦など不可能なのだ。


「……おいおい、行き当たりばったりだな。誰かを捕まえて操縦させるしかねえだろうが、時間がかかりそうだ」


「飛行機は無理だけど……私用で使うような小型の奴なら板東さんが操縦できるって聞いたことがある」


「そいつはお前の取り巻きの奴か? 今はそいつもいないじゃねえかよ」


「でも……多分だけど、三人とも生きていると思う」


「ほう、その理由は?」


 イマイチ、理解に及ばなかったデインは、椎名に問い詰める。

 板東と呼ばれる男も、一番初めにデインへ狙撃しようとした清水と呼ばれる男も、あと一人いた筈だが、その三人は今のところ、消息不明だ。

 そいつらが生きているという確証を、なぜ椎名がそう感じたのか、それを聞くと、椎名は両手を組みながら、こう答えた。


「板東さんも清水さんも月島さんも、皆、固まって移動していたわけじゃないんだ。正確には、私の周囲を囲む形で守ってくれていたんだけど、同時に音沙汰が無くなるなんて、余程の相手でもない限りはありえないと思うの」


「――――」


「三人とも、戦闘においては私なんかよりも頼りになる。だから、音沙汰がなくなった原因は他にある気がするんだ。それに、あの時、ヴェノムは私達を追っかけていたわけだし、ミラが三人を同時に仕留めるとは思えない」


「他にも『レベル5モルフ』がいたとかは?」


「それなら、ミラが私達を消そうとした時に一緒に出てきてた筈だよ。それに、ミラはあの三人の誰にも化けて出てくることもなかった。多分、そっちの方が効率は良かった筈なのに」


「……それもそうだな」


 推測でしかないが、そのことにはデインも妙に納得することが出来ていた。

 音沙汰が消えたあの時、ヴェノムは椎名達を追跡していて、ミラ自身もそのことにはまるで口を挟まなかった。

 ミラがあの三人の誰かに化けて出て来れば、顔見知りである椎名を騙す上ではやりやすかった筈なのに、ミラはそうしなかった。


 つまり、音沙汰が消えたのは他に何か別の要因があったともいえるのだ。


「じゃあ、あいつらは何してやがんだよ。サボってんのか?」


「これを見て」


「ん?」


 冗談混じりにそう言ったデインに対し、椎名はあるものを見せてきた。

 それは、おそらくはあの三人とやり取りをする為の通信機みたいなものだろう。


「これで板東さん達と連絡を取り合っていたんだけど、うんともすんとも反応しないんだ。まるで、壊れたかのように……」


「壊れた……?」


「何か……気になることがあるの。急に電子機器が使えなくなるって現象に、私は心当たりがあるから」


「なんだよ、それは?」


「――電磁パルス」


 寸分構わず、椎名がその単語を口に出して、デインは逆に首を傾げた。

 電磁パルスとは一体何なのか、それ自体に詳しいわけではなかったのだ。


「電磁パルスってのはね、実際に兵器としても運用出来るものらしいのだけど、周囲にある電子機器を使えなくさせることができるものらしいんだ。でも、爆発も何も起きていなかったから、ちょっと信じられないとは思っているんだけど……」


「それをされたから、お前らの通信機は機能しなくなったってか?」


「もし、本当にそうだとすれば、そうなるね。明るい時間帯だったから、他の電子機器がどうなったかについては私も分からないんだけど、考えられないわけじゃない」


 だとすれば、かなり厄介なことをされたものだった。

 デインと椎名から切り離すことで、ミラ達が存分に動きやすくなったことにはあの状況にも納得がいく。

 そうであれば、今もあの三人はどこかにいる筈であり、椎名を探しているということにもなる。


「でも、あいつらが空港に来るかどうかは分からないんだろ?」


「ううん、それも大丈夫」


 懸念事項を伝えたデインに対し、椎名はキッパリと否定した。


「板東さん達とは、事前にこういうトラブルについては取り決めをしていたんだ。万が一、脱出に何か問題が発生した時は、脱出できる可能性が高い方法を選ぶようにね」


「それが、空港か」


「うん」


 椎名の言葉を信じるならば、各々の判断で動き、脱出できる方法を選ぶようにするということだ。

 それは、デイン達が今も向かっている空港へ行くことにも直結するし、他に手段がなければ、あの三人もそうするだろう。

 となれば、空港にはもしかすればもうその三人がいる可能性もある。


「……一応、言っておくが、そいつらが出てきてもすぐに本人と信用するなよ。どいつかがミラに化けている可能性もある」


「三人一緒でも?」


「一人殺されて、紛れ込む可能性もなくはないってことだ。まあ、その辺は俺に任せろ。判別する方法はあるから」


「……分かった」


 そう言いながら、デインは椎名に警戒だけは怠らないよう告げた。

 ミラはありとあらゆる人間に化けることができるという異質な能力を持っている。

 汎用性の高い能力からも、デイン達をこれまで翻弄してきたあの能力には、本当にやりずらいものだと思ってはいる。

 だが、これまでしてやられた分も含めて、デインにはある判別の手段を考えていた。


 それを使うかどうかは、まだ分からないが――。


「もう陽が沈むな。さっさと中に入っちまおう」


「バリケード、やっぱりあるね」


「手薄なところから侵入するぞ。無理に入ったら多分、撃ち殺されかねない」


 空港へと到着し、その入り口はバリケードでモルフが侵入できないようにされていた。

 それは、中に人がいる証明でもあったのだが、今はデイン達も避難民として正面から入るのは得策ではないだろう。

 自己保身が強い人間がいれば、感染の疑いがある人間を中に入れるなど、そんなリスキーなことを許すとは到底、思えなかったからだ。

 だから、ここは上手く潜んで侵入するしかない。


「でも、これじゃあどっちが悪い人か分からないね」


「目の前の人間を助けようとしない奴の方が悪だろう。お前の信条を借りる意味で言うならな」


「……うん」


 人間を中に入れないというやり方について、デインとしては理にかなっているとは考えていた。

 だが、椎名は別だろう。まだ、助かる人がいるかもしれないのに、見捨てるような行いは、椎名は絶対にしない。

 だから、デインは椎名の言葉を借りて、そう答えたつもりだが、椎名自身は思うところもあるのか、少しだけ俯くと、


「とりあえず、中に入ろっか。板東さん達もいるかもしれないし」


「おう」


 とにもかくにも、陽が沈んだ今の状況ではここにい続けるメリットはない。

 そう判断した二人は、空港の中へと侵入しようと、手薄であろうフェンスの柵をよじ登ろうとした。

 そこだけは、唯一、内側の人間に見られない絶妙な位置になっていたので、生きている人間に見つかることはなかったのだが、


「よいしょっと、ほら」


「ん、ありがと」


 先に柵の上へと登ったデインが椎名へと手を伸ばし、そのまま手を掴んで柵の上へと持ち上げる。


「中も静かだね。どうしてるんだろう?」


「音を立てるわけにもいかねえからな。とはいえ、それでも阿鼻叫喚としてるとは思うが」


「どうして?」


 外の静けさを感じつつも、そう言い張るデインに、椎名はどうしてかと問い詰める。

 デインは柵を降りて、空港の中へと入ると、黒ジャンバーの袖についた土を払いながらこう答える。


「目の前に脱出手段があるのに使わないなんて、普通に考えたら揉めるだろうさ。まあ、乗れる人数に制限があるからだろうけど」


「……ああ、確かにそうかも」


 納得がいった椎名は、デインの元へと降り立ち、頷いた。

 確かに、今、空港内に入っても、どの旅客機も動いている様子はない。

 その理由は恐らく、中の人間が多数いて、乗員できる人数に限りがあり、すぐに発つ判断が出来ていないからだろう。

 そう考えれば、自ずと今の不自然な状況にも納得ができていた。


「もう一つ、聞いてもいいかな?」


「なんだよ?」


「さっき、シーラさん達といた時に話していた、巻き込むかもしれないって……あれはどういうことなの?」


 椎名は疑問に感じていた、当時のことをデインに問いただす。

 あの時、デインは避難所へ行くことを拒み、椎名に小声でそう伝えていた。

 避難所に行くこと自体は椎名も否定的ではあったのだが、巻き込むという意味が分からなかったのだ。


「……俺達を追跡していたのが、ミラだけとは思えない」


「え?」


「ミラと初めて邂逅した時、去り際に奴が言ったことが気になったんだ。ヴェノムは……俺達をどこまでも追いかけてくる……ってな」


「ヴェノムって……あの大男のこと?」


 デインとミラとの去り際の会話については椎名自身も知らなかったのだが、彼女がそう言っていたということは、聞き流すに難しいものには違いない。

 ヴェノム――。それは、椎名達を二度も追い詰めた怪物だ。

 あらゆる銃弾は効かず、自重を遥かに追い越すヘリでさえ持ち上げるような規格外の巨人でもある。


 そのヴェノムが、ミラが言うように今も椎名達を追跡せんとしているのならば、シーラのいる避難所に寄り道をしようとするのは危険しかなかっただろう。

 もしも、ヴェノムが攻め込みでもすれば、それはデイン達のせいで彼女らの平穏を奪うようなものでもある。

 だから、デインはあの時、意地でも避難所へ行くことをシーラに拒んでいたのだ。


「でも……本当に私達を追いかけてきているのかな? 今までは特に何もなかったのだけど……」


「ミラが現れた以上は、俺達の行き先も薄々と勘付かれてる可能性も高い。なにせ、最後のあいつのセリフがセリフだからな」


「アメリカで待つ……だよね」


「あぁ」


 あの時、ミラは最後にアメリカで待っていると言い残して去っていった。

 それは、椎名達が帰ることを見越してのセリフであったのかもしれない。

 そうであれば、このネパールからの脱出手段は空港からしかないだろうとミラが予測するのはそう難しい話でもなかった。


 不確定要素はあるが、警戒しておくには越したことはないであろう。


「……とっ、まあそんなことは後回しだ。中、入るぞ」


「――うん」


 無駄話ではないが、今は一刻も早くこの国から出る術を得なければならない。

 そう考えた二人は、空港の建物の中へと入っていく。


 建物の中は外とは違い、かなり涼しかった。

 クーラーが効いているのか、外の湿気た暑さはまるで感じられなかったのだ。

 無言のままに歩き続けていると、確かに、空港の中には人がいた。

 どれも明るい雰囲気などはなく、地べたに座り込みながら微動だにしない様子から見るに、良い状況というわけでもないのだろう。


「なんだか……静かな理由が分かるね」


「中が安全とはいえ、外は地獄みたいなものだからな。まともな精神状態でいられないんだろ」


 その指摘は、間違いではなかったのかもしれない。

 今でこそ、モルフに襲われない安全地帯ではあるのだが、いつ外からモルフの襲撃が起こるかも分からない状況だ。

 そんな状況で、平然としていられる余裕もなかったのだろう。


「私達のことには気づいていないっぽいね」


「こんだけ人がいりゃあな。そもそも、点呼なんざ取らねえだろうよ」


「どうする? 誰かに話を聞いてみようか?」


「あー、それもそうだな」


 目的地に着いたはいいものの、これからどうするかについては特に考えていなかった二人は、まずは情報を得るために動き出そうとする。

 デインは近くにいた身長の高い見張りのような男に話しかけようと近寄り、


「なぁ、ちょっと聞いてもいいか?」


「ん? ああ、喋る元気がある奴がいたんだな。どうした?」


「いや、俺ら、実はここの事情を知らなくてな。なんでこの国から脱出しようとしないんだ? せっかく逃げ出せる飛行機もあるのによ」


「お前ら、集会にいなかったのか? ……まあいい、脱出は今は無理だよ。なにせ、リックがそうはさせまいとしているからな」


「なに?」


 知らない名前の者を口に出した男は、頭を掻きむしりながらため息を吐くと、


「リックだよ。この国のお偉いさんだ。奴が言うには、飛べる為の燃料が足りないとかなんとか言って、飛ばす事ができないって言ってたんだ。俺は嘘だと思っているが」


「……なるほどな。それは嘘だろうな」


「ああ。多分、八割は本当だろうが、飛べるものはある筈だ。特に、あいつが自家用で持っているジェット機は特にな」


「どうして嘘を吐くの?」


 椎名が気になったのか、途中で会話に割り込み、見張りの男に問いただす。

 その理由は、デインにももう分かっていたのだが、見張りの男は少し周囲の様子を見ながら小声でこう答える。


「飛べる飛行機が奴の自家用ジェット機だけなら、乗せられる人数に限度があるからだよ。俺の予測だと、隙をついて奴は俺達を置いてこの国から逃げる……そんな算段でも組んでいるんじゃないか?」


「……そんな」


 飛べる人数に限界がある。それは、デインも予想していた懸念材料であった。

 自分の安全だけを確保する為だけに、今は誰一人動けないと避難民に伝える。

 そのような愚行を、椎名が許せる筈もなく、


「そんなのあんまりだよ……。この国の偉い人なんでしょ? どうして民間人を見捨てられるの……」


「権力者なんてものはそんなものだ。――とはいえ、俺も好きにさせるつもりはねえがな。もうじき夜になる。奴が動き出すとすれば、皆が落ち着いたその時だろうからな」


「どうするつもりだ?」


 見張りの男は、リックと呼ばれる男を好きにさせるつもりがない。その妨害をするつもりなのだろうが、どうするのかをデインが聞くと、彼は、


「奴が逃げ出そうとするところを後ろから射殺してやる。そんで、逃げる時に使うジェット機を俺が使うんだよ」


「――――」


 とんでもないことを言い放つ見張りの男に、デインは何も答えなかったが、椎名だけは驚いていた。

 なにせ、さっきまで乗れる人数に制限があると聞いたばかりなのだ。

 この男がやろうとしていること――それはつまり、


「お前だけでも逃げるってか?」


「ああ。まあ、この作戦を聞いたお前らも一緒に連れてってやってやるよ。告発されたらたまったもんじゃねえからな」


 見張りの男の作戦を聞いて、やはりというべきか、デインも顎を引いていた。

 つまるところは、リックがやろうとしていることと同じことなのだ。

 ここにいる避難民達は見捨てて、自分だけでも助かろうとする。極限状態の今の状況では、自分のことしか考えられない見張りの男の意見は分からなくもないが、デインは椎名に目をやると、


「了解だ。話を聞かせてくれてありがとうよ。あんた、名前は?」


「ニールだ。お前は?」


「デインだ。ニール、とりあえず俺はリックって奴と話してみるよ。ある程度の情報を聞いてみて、必要であれば共有する」


「了解だ」


 お互いに自己紹介を済ませたデインは、ニールにそう言った後、場を離れる。

 ニールと別れ、彼に聞こえないであろう距離まで歩くと、それまで口を閉ざしていた椎名へとデインは顔を向けて、


「よく何も言わなかったな。助かったぜ」


「……ううん。でも、本当にやるの?」


「お前は嫌がるんだろ? どうせ」


「……うん」


「分かってる。とりあえずは保険だ。万が一は俺達だけでも逃げる算段はつけないといけないしな。まずはリックって奴に話を聞いてみて、それから今後を決めよう。――見捨てたくないんだろ?」


 デインの問いかけに、椎名は何も答えずに頷く。

 椎名はニールのやり方に従いたいわけではない。

 救える命であるならば、この場にいる避難民達はどうあっても何とかしたいし、自分達だけが助かるなんてものはあって欲しくない事実だ。

 だから、デインもそれを理解してニールに話を合わせていたのだ。


「とはいえ、全部が全部救えるとは思うなよ。シーラ達だって避難所にいるんだ。ここにいる人間も同じようなものだろ」


「うん……」


 ここにいる避難民も、考えてみればシーラ達と同じ境遇であり、安全地帯にいる側の人間。

 それを頭で理解していたからこそ、残していくことが最悪の事態を招くとは限らないと、デインは椎名を安心させようとした。


「さて、リックって野郎と話をつけようじゃねえか。奴が本当に逃げるつもりなのかは知らねえがな」


「どこにいるのかな?」


「まあ、こういう時のお決まりは管制塔辺りじゃねえの? 避難民がそこにいたら脱出するのがバレるからな。あえてそこを押さえている可能性が高いだろうけど」


「デインってさ、いつも思うけど結構鋭いよね」


「ああん?」


 褒め言葉であるのだが、その言葉に対して鋭い目つきで睨むデインに対して、椎名は少しだけ笑う。

 なんだかんだ、ここに来るまでデインの勘に助けられてきたのは言うまでのないことだ。

 椎名だけであれば、おそらくは今後の指針についても上手くまとめられなかっただろうと、心の中でも本当にそう思う。


「じゃあ、リックさんに会いにいこっか」


「おうよ。――ん?」


 何かに気づいたデインは、前を向く。

 その方向を椎名も見ると、「あっ!」と声を出して表情を変えて、


「椎名、ここにいたのか!」


「月島さん! 皆!」


 そう言って、椎名を視認した三人組が走ってくる。

 デインと出会う前、椎名と行動していた護衛の三人組と再会したのだ。



GW内に終わらせられるよう頑張ってみたのですが、難しそうです……。


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