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ラプラス  作者: マシュマロ
1/1

変化

剣を交え続ける世界

どうしてこうなってしまったのだろう、、、

そんな呆けた悩みを考えながら俺は毎日剣を振るう


〜〜2年前〜〜


俺の名前は新井田勇気

勉学に励むわけでもなくかと言って部活動を頑張ることもなく青春を謳歌する訳でもない平凡な高校2年生だ

いつも同じような日常に嫌気がさして来た頃だがなんの疑問もなく朝起きて目を覚ます朝起きた時のこの倦怠感は人間に必要あるものなのかなんて全人類が悩まされているだろう問題を疑問に浮かべ階段を降り1階へ向かうリビングに着くともう16年見てきた顔の母親と父そしていつも俺に悪態をついてくる妹の3人がいた『錚々たるメンツだ』なんて苦笑を浮かべながら席に着く今日の朝食はパンらしい、なんて『普通』な朝食だあまり会話はなくパンを頬張る朝食中にあった会話なんて『ゆうジャムいるか?』と父から言われたくらいだなんて会話のない朝食だよなんて思いながら自室に戻り登校の準備を始める俺はそんな出来ている人間ではないので朝準備をするようにしている準備が終わると玄関に向かい靴を履く家はちっぽけなのにやけに重厚な扉を開け学校へ向かうボケっとしながら歩いてると後ろから『ゆうくん』なんてとてつもなく恥ずかしい呼び名で呼ばれ振り返るやはりと言うべきかあいつだ幼稚園からの幼なじみの美和香澄だ幼稚園の頃はいつもゆうくんと呼ばれ遊んだものだ、だがもう2人とも高校生にも関わらずゆうくん呼びは少し羞恥心を感じる『なんだよ』と悪態をつくと『別に用がなくても幼なじみなんだから話しかけてもいいでしょー一緒に登校しよーよ』なんて言ってくる始末だうぜぇと思いつつ声には出さず大人しく従う俺

まぁ悪い奴ではないので別にいいのだがこいつ(美和)といるせいで付き合ってるだのイチャイチャしてるだの散々噂が立てられている為少し距離感を考えて欲しいまぁそんなことを言いながら大人しく従う俺も同罪なのかもしれないななんて光の速さを越す勢いで考えて一緒に登校しているだが心配なのはこいつは嫌われ者もビックリレベルで女子の友達がいない何と言うか学校では静かな部類で俺以外とは話したがらないためだろうこいつに女子の世界に同化しろなんて方が無理な話だ

まぁ俺も男子友達はゼロに近いが、、、

美和としょうもない雑談をしながらダラダラ歩いていたら学校に着いていた美和とは違うクラスなので別々に別れてクラスにつく自分の席につくと身支度を済ませトイレへ向かうトイレに行くヒョロがりが同じクラスの新藤に虐められていただがこの光景を誰も止めようともせず息を吐くくらい当たり前のことくらいに思っているのに反吐が出るしかし自分もアクションを起こさないのだから何も言えないのだろう『朝から嫌な物見たな』なんて思いながらクラスに戻った馬鹿見たいに熱い体育会系の教師三戸の話を聞きホームルームが終わりを迎える一限は政経だったはずなので準備を済ませる政経を終わらせ一限二限三限と終わり今日は四限で終わりなので次が最後の授業だ数学は何と言うかつまらない数学教師は数学が得意な奴とだけ絡み数学不得意&落ちこぼれ的な俺と話そうともしない有様だこんな扱いも慣れてきたもんだなんやかんやで四限が終わり購買へ向かうと土井がいたこいつとは仲がよく高校からの付き合いでよく一緒にいる『よォゆうきじゃねぇか』なんて声をかけてくる俺みたいなクソ陰キャとは違う筋肉バカ陽キャ野郎って感じだ購買で焼きそばパンを購入して屋上で土井と食べていると土井の女自慢が始まる前のモデルと付き合ってたとか、まぁ俺には一生縁もゆかりも無い話しだろうすると土井が『お前美和とはまんざらでもない感じじゃん?』なんて言ってくるもんだから『そんな訳ない』ととりあえずの全力否定しといた美和とは全くそんなことはなくラブコメみたいな展開あるわけがないのだそんな感じで談笑をしながら昼食を食べ終えクラス戻る鞄をとり帰るのだ今日は美和は部活で遅いらしいので先に帰ろうと帰路につくすると途中でめまいがして突如倒れてしまうどうした俺の体なんて思いながらも体を動かすことは叶わない薄れゆく視界の中こんなんで終わるのかとかありがちな疑問を持ちながら意識を沈める目を開けると雲の上らしき場所にいる一体ここばどこ?なんて多分誰でも1番先に思いつくであろうことを考え前を見渡すすると女神らしき偉い美人な人が出てきて俺に話してくる『申し訳ございませんこちらの不手際で本来こちらに来ることのなかった勇気様が来てしまいかと言って戻す訳にもいかないのですですから望みを2つ叶えることにより転生と言う形になります』なんてふざけたことを言ってくる何を質問しても『お伝えすることが出来ません』なんて言われるしまぁ望みを2つ叶えてくれるって言ってんだから叶えてくれるに越したことはないので考えるが何欲しい?的なことをいきなり言われあまつさえ個数制限されると案外思い浮かばないな俺は考えた末にこう答えた『こんなふざけたつまらない世界じゃない世界がいいそして全てを知ってみたい』すると視界が白くなるどうなるのか俺にも分からない


次回に続く

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