氷姿要塞 編集中
書くの忘れてた(๑>•̀๑)テヘペロ
途中からスマホで書いてるんだけど、表記がパソコンと同じなのか分からない(´・ω・`)
幻夢がロッケリシアに飛ばされ18年が経った。しかし、幻夢はいまだにこのロッケリシアの地に生まれてははいなかった。その間にあの結婚式を終えた二人には4人の子が生まれていた。
さてさて幻夢が生まれるのは何時になるやら…… 神とは本当に時間の感覚が人とは違いますね~
ところ変わって、ここは氷姿要塞。なにやら子供たちが騒いでいるようだ。
「おねぇ~待って~」
「やだねーだ!こっちまで来れるもんなら来てみなさあーい」
「ディー何やってるんだ!またミリーをイジメてるのか!全く、双子だというのにどうしてこんなに違うんだ」
「にぃ違うもん!ディー別にイジメてないもん!ミーがおっそいんだもん」
「だからって置いていったら可哀そうだろ」
「うぅ~わかったよ、にぃ」
「何騒いでるの?」
「「「あ、ねぇ~(さん)」」」
いつの間にか4兄弟が揃っていた。廊下で騒ぐ4人に使用人たちは、またいつものかといった様子でほほえましげに見ている。そこへ廊下の奥から執事然とした老人が駆け寄ってくる。
「ディスミリス様、ミリアミス様待って下さい。また勉強を抜け出して…… サジェリス様、リカリス様こんばんは。お二人は今日のご公務は終わりましたか?」
「あぁもう終わったよ。別に公務って程じゃないしね、学校行って授業受けて、それだけだしね」
「そうですわね。別に大変なことなど一つもありませんしね」
「左様でございますか。それでは、私はこの辺で失礼させていただきます。行きますよ、ディスミリス様、ミリアミス様」
「「はぁ~い」」
いつものように騒がしい氷姿要塞(王城)の中にも平穏が戻ってきた。次女・次男であるディスミリス・ミリアミスの双子はいつものように勉強部屋から逃げていき、それを執事頭のイージスが追っていくといういつもの光景。ただし、今回は長男・長女のサジェリス・リカリスが帰宅しており、いたずら双子は無事確保された訳だが。
ただ、今日に限ってはこれで平穏が戻ってくるという訳ではなかった。
ビーー ビーー ビーー ビーー ビーー ビーー
突如、けたたましい警報が要塞内に響く。しかも、要塞付近に竜が近づいた時になる警報とは違い、王か王妃が自ら起動しない限り鳴らない警報であった。そして、それは国の一大事であることがほとんどであった。自室へと戻っていたサジェリスとリカリスだったが、何かあった時の為に用意しておいた異次元に転移していた。
「姉さん!父さんたちは今どこ!」
「待って……感知したわ。あら、そういうことかしら?」
「どうしたんだい?何かわかったのか?」
「ええ、分かりましたわよ。お母さまは今寝室においでになります。これが意味することはお判りでしょう?」
「ああ、そういうことか。また父上が騒いでおられているのだな。ディーとミリーの時もそうだったからな」
「ええ、全くお父様ったら『次元転移』まで使ってお母さまのところへ向かっていますわ」
「父上~母上の周りには次元障壁があるのにどうするおつもりなのか……」
「案の定障壁にぶつかりましたわよ。まあ!魔力を中和させて強引に進んでますわ。普通に歩く方が早いですのに……」
「「はぁ~」」
子供二人から呆れられている張本人(ビィラムから迫害されていた子と呼ばれた青年)は、現在必死に妻である王妃のもとへと無駄に次元を超えながら、無駄に魔力を放出し、それはそれはゆっくりと進んでいた。歩いていけば1分と経たずに到着できる距離を牛歩の如くゆ~っくりと。
「待っていろー!リース!今向かうからなー!!」
このあほ亭主が現在向かっていることは妻であり王妃であるリカリリスにもしっかりと探知できていた。ただし、何故旦那が魔力領域である異次元を超えつつ来ているのかはさっぱり理解できていないわけだが……
ところ変わって警報が鳴った時の双子たちはというと、勉強室でイージス、及び先生方3人と一緒にいました。
「何!?」
「おねぇ怖いー!!」
「お二人とも落ち着いてください。これは王か王妃のみが鳴らすことが出来る警報です。前回これが鳴ったのはお二人がお生まれになった時です。そして今、リカリリス様のお腹にはお二人の弟がいます。となれば、後はもうお分かりになるかと思います。ただ、他の場合も無きにしも非ずなので、私は一足先に王室に向かわせていただきます。ディスミリス様、ミリアミス様、くれぐれもここの部屋から出ないで下さい。先生方もよろしくお願いしますよ」
「「「はっ」」」
「私も行きたいー!」
「ぼ、ぼくも赤ちゃん見たい」
「だめです、さっきも言いましたがリカリリス様に何かあった可能性もありますので、絶対にこの部屋から出ないでください。よろしくお願いします」
イージスが双子に頭を下げるとさすがに二人もしぶしぶだが諦めたようだ。教師陣と何かを話した後、イージスは出ていった。
☆
時は双子が部屋から逃走する少し前。氷姿要塞内において許可された者以外、何人も入ることの出来ない(例え王だとしても)部屋。
氷姿要塞最上階 王妃の寝室
通称:絶対不可侵領域
部屋は床から天井に氷晶で作られており豪華絢爛であるのだが、リカリリスの趣味で作ったぬいぐるみが所狭しと置かれている、とても王室とは言えない様な少女チックな内装となっていた。
現在その部屋の中は4度目にして、最悪の状況に陥っていた。
「うぐぅっ!」
妊娠11ヶ月目にして遂に陣痛が始まった。
この世界において、自身と同じ種族の子供の場合は地球とほとんど変わらない痛みになる。(それでも激痛だが) しかしハーフ、つまり他種族との子となると話は違う。ロッケリシアでは各種族毎に魔力の質が多少異なっている。それ故にハーフは自身の母親の魔力をかき乱し、陣痛に加え全身を引きちぎられる様な激痛を伴う。
ネタバレとなるのだが、今リカリリスのお腹の中にいるのは幻夢だ。そして、幻夢は地球というロッケリシアとは全く別の場所に住んでおり、更には一時的にだが神域に居た。つまり今リカリリスには自身の魔力、王の魔力、地球の魔力、神域の魔力、ついにはビィシム及び地球の神の魔力が多少なりとも混じってしまっている。
つまりだ、現在幻夢は恐ろしい程の魔力を内包してしまっている。限定的だが空間や時間すら捻じ曲げてしまう程の.....(今はリカリリスの胎内のみ)
このままではリカリリスは死ぬ。
「ぐぎぃぃイィ! 【寝室】ぜんかっ!? .....い、ほう......... 【け、イ ほう.....起動ッ!?】 がァァァっっっ!!!」
全メイドニ通告 【寝室】解放 タダチニ集エ
緊急時における王妃の寝室の入室制限の解除、及びそれに伴う全メイド(城内のみ)の寝室への緊急招集、そして城内全体への警報が発動した。城内警報については科学を元にした警報だが、メイド達への通達は脳内に直接作用する魔法によってどれだけうるさい現場に居たとしても即座に向かえるようになっていた。
さらに寝室の制限が解除されたことにより、一時的に城内全体への次元障壁、魔法障壁、物理障壁、結界などと王族に対して悪意を持つ者、物、事象といったものを排除する機能が発動していた。(王は現在次元障壁を無理矢理突破中)
そして、リカリリスが警報発動後1秒と経たずに城内の全メイドが招集、編成、配置を終わらせていた。現在リカリリスの側にいるのはメイド長、副長、看護長、副長の4人だ。
「リカリリス様!今すぐ中和剤を 「む り、よ.....」 っ
!」
「コノ、子がっ .....死んじゃう!」
「ですが!」
「いいから!」
「わかりました」
看護長が言った中和剤とは主にハーフ特有の激痛を伴う魔力を母体の魔力に中和させるという代物で、父母それぞれの血液や体液から魔力を抽出、精錬、錬金をして出来上がるものである。ただ、副作用として胎児の魔力を無理矢理操作するため、胎児が弱いと死亡してしまう。
因みに、長男、長女、双子は中和剤を胎児の状態で完璧に自身に順応させてしまうという化け物っぷりだった。そのため、今回も看護長は中和剤を投与しようとしたが、何せ今回は魔力など全くない場所から来た幻夢である。そんなことをしては死んでしまう。リカリリスは母体本能とでも言うべき直感によりそれを察知していた。
丁度そこへ イージスがやって来た。先程双子の所を出てから1分もら経っていない。
「失礼致します」
「イージス、今は一刻は争っているの!今すぐ【場所】の用意を!」
「既に完了しております。メイド長、貴方が慌てては他が狼狽えてします。貴方は落ち着きなさい」
「はっ、申し訳ございません。看護長、副長達前と同じように」
「「「はっ!」」」
「それではリカリリス様、飛びます」
「お.....ね ガ ぃ」
イージスは一礼するとベッドを囲むメイド長達と目配せをし、そして.....寝室からリカリリスを載せたベッドと6人は姿を消した。
イージスの持つ空間魔法 【絶対障壁】
能力はイージスのみが作ることの出来る空間を作り、自分と目を合わせ、そして悪意の無い者のみを空間内へ転移させる事。防御において絶対の守りを持つため緊急時の対応はいつもこの空間で行われる。何せこの【場所】はロッケリシアでも神域でも、まして地球でもなく、イージス以外に出ることはおろか、入ることすることが出来ない。
つまり、王
主人公 雨宮幻夢
地球では一般的な高校生だった。唯一の特徴として身長が190cmを超えていた巨漢。
バレー部に所属していた。
誕生日 10月13日
好きなもの: 辛い物
嫌いなもの: 甘い物
特技: 空手道 弓道 剣道 ←順に初段・初段・四段