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15 称号を調べてみた

今回は短めでツマラナイ回だと思います。

ご了承ください。

 応接室で待たされている俺は現在、暇潰しに本体に有る称号とかを調べていた。


 〈女神を口説いた者〉‥‥女神(桐花)が惚れた相手に第三者の神、女神から贈られる称号。幸運+10の補正が掛かる。


 〈災厄の魔剣〉‥‥10の村に災厄を齎した魔剣に贈られる称号。不幸+5、幸運-5の補正が掛かる。


 〈最凶〉‥‥最も凶悪な力を持つ者、もしくは物に贈られる称号。特に補正は掛からない。


 〈黒死病〉‥‥unknown。不幸+10、攻撃力+10の補正が掛かる。


 〈死神の劔〉‥‥unknown。不幸-5、攻撃力+5の補正が掛かる。


 〈異世界の知識〉‥‥unknown。??+?、知力+?の補正が掛かる。


 先ずは称号を調べた。後半からunknownの三連発って……如何やって貰ったんだ………最後の知力の補正が不明ってのも気になる………てか幸運とか不幸が数値化したら危ない気がする…………でも、偽造情報ステータスにはそんなの表記されていなかったし隠し情報(シークレット)みたいなのがあるのかな?


 〈桐花の加護〉‥‥真名を失いし武具の神、桐花からの贈り物。戦闘時に効果を発揮する。


 次にパシッブスキル。と言っても殆どスキル名でわかるので一番気になっていた加護の内容を調べた。

 流石武具の神様なのか、内容が戦闘向けだった。あんな可愛い顔してこの内容の加護……恐しい子………‼︎


 〈人化みたいなもの〉‥‥剣の姿から人になれる変身スキル。ただし、本体と意識で分かれるだけである。因みにたくさん使うと何か良いことがあるよ!


 最後にEXスキル……説明文の最後巫山戯ているのかな?ハハッ、ちょっと台所を借りたくなって来た…………ハァ……………

 俺の溜息を聞いてキリカが申し訳なさそうに話しかけてきてくれた。


「その……済みません。私がもっとお話し上手でしたr「大丈夫だよ。ちょっと暇だから魔剣(本体)を調べてたんだ。」そ、そう…ですか……」


 キリカが謝ろうとしていたので割り込んで返事をしたら少し涙目になっていた。クッ、なんて可愛い潤いを纏った目だ…もっと、もっと……もっとそんな目にさせたい……って思考があともう少しであぶなかった。


 [称号〈狂愛者見習い〉を贈呈されました]


「え? ………………え」


 思わず驚きが口から出てしまった。


「ケイト様、どうかされました?」


 今の俺が発した声、と言うより台詞を聞いてキリカは訊いて来た。


「いや、これもなんでも無いよ。心配しなくても大丈夫」


 心配そうに見つめてくるキリカの頭に自然と左手が伸び、撫でながら俺はキリカに言った。身長差的に丁度良い高さで撫でやすい。そう言えば良い忘れていたが、俺とキリカはソファの上から見ると、俺が右側、キリカが左側だ。そして2人で一つのソファに座っている。

 頬を赤らめながら嬉しそうにナデナデを受け入れるキリカが小動物みたいで可愛かった……

 そして、キリカの頭を撫でながら称号の確認をする。


 〈狂愛者見習い〉‥‥狂った愛の思考を持った人に贈られる称号。不幸+2、攻撃力+3の補正が掛かる。


 あーあ、とうとう狂人扱いされ始めたよ……でも仕方がないよね?これが個性的な何かなんだし。

 そして〈狂愛者見習い〉と言う称号を貰ってから30分後、やっとアルガンスが来た。しかし、俺は彼と久しぶりに会って驚いてしまった。

Happy birthday to me


誕生日を迎えるとと歳を感じるのは自分だけのなだろうか…………


9/30 少し改稿

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