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ぼくは犬

作者: 佐久間ユウ

 殺処分まで、あと1週間。


 ぼくは犬です。名前は虎太郎(こたろう)といいます。

 名づけてくれたのは小谷俊平くんです。強く勇ましく、という気持ちがこめられているそうです。

 ぼくがいまいるのは動物愛護センターです。そこでは種類のちがう16匹の犬と同じオリのなかで過ごしています。ぼくたちはここで、新しい飼い主を待っているんです。

 かつては、ぼくは小谷家で暮していました。

 俊平くんに出会ったのは、ぼくが生まれて6か月のときでした。駅前のペットショップの柵ごしに、小学6年生の俊平くんがぼくをのぞきこんだんです。彼の目は白い部分が多く、瞳はきらきら輝いていました。ぼくが鼻を近づけると、ピーナッツの甘い匂いがしたのを覚えています。

 ぼくは俊平くんを見つめかえしました。

「このヨークシャーテリアに決めた。ぼくが育てるんだ」

 俊平くんは、お母さんらしき女性に、はしゃいだ様子で言いました。

 ぼくは小さなカゴにうつされ、俊平くんの手で小谷家に運ばれました。お母さんが手伝おうとしましたが、「ぼくが連れて帰る」と俊平くんは断っていました。

 俊平くんの自宅は、分譲マンションの五階のかど部屋にありました。そのマンションでは、小型犬だったら飼ってもよかったんです。

 カゴから出されたぼくは、新しい住まいを見まわしました。

 ふかふかのカーペットがしかれた上に、ソファとガラステーブルが並び、大きなテレビが置かれていました。ベランダのガラス戸ごしに、うろこ雲を茜色にそめた夕日が、おだやかな日ざしで降りそそいでいました。

 こんなに広い場所は生まれて初めてでした。

 ぼくはガラステーブルのまわりをめぐり、あちこち匂いをかぎました。板の間ですべって鼻から転ぶと、俊平くんとお母さんに笑われました。ぼくは恥ずかしくて、尻尾を脚のあいだにはさんだものです。

 これからはここで暮すんだ、と幸せな気持ちになりました。

 俊平くんがテーブルで宿題をはじめ、お母さんが夕飯のしたくに向かいました。ぼくは家のなかを冒険してみる気になりました。

 扉のすきまを抜けて廊下に出ます。床に爪をたてると、かりかりすべって歩きにくいです。

 廊下のとちゅうの開けはなされたドアの先は、タイル張りの小部屋でした。正面の窓から夕陽がななめに射しこんでいます。

 なかに侵入したとたん、ぼくはびくりと体をこわばらせました。

 ぼくと同じ種類の犬が見つめていたんです。茶色まじりの白い毛むくじゃらのやつで、鼻の左右から長い毛をひげみたいに垂らしています。

 なんてむさくるしいやつだ。ぼくは相手に腹が立ちました。この場から追いはらおうと激しくほえると、相手もほえ返します。ぼくはそいつに飛びかかり、鼻を痛いほどぶつけました。

 ぼくの声を聞きつけ、俊平くんが急いでやって来ました。

 怪しい犬の侵入を警告しようと、なおもほえたてます。すると俊平くんが大声で笑いだしたので、ぼくは拍子抜けしてしまいました。

 それは浴室の鏡にうつった自分の姿だと理解するのに時間がかかりました。ぼくが歯をむきだすと相手もそうします。ぼくが尻尾をふると相手もまねします。ようやく納得しました。

 あのむさくるしいやつが自分だったと知り、ずいぶんショックでした。あとで事情を知ったお母さんにも笑われました。

 こうしてぼくは、小谷家の一員になったんです。


 殺処分まで、あと6日。


 その日、ぼくは他の犬とともに別のオリに移動させられました。

 動物愛護センターでは、ずっとオリのなかの生活で、誰も散歩に連れ出してくれません。ペットショップにいたころと同じ、せまい世界に逆戻りしてしまいました。

 小谷家にいたころは早朝と夕方に散歩をさせてくれていました。俊平くんが朝の6時半に起き、ぼくを公園に連れていきます。俊平くんは朝が大の苦手で、たいがい、ぼくが先に目を覚まし、彼の顔をなめて起こしにいったものです。

 小谷家に来て1年がたっていました。ぼくはもう立派な成犬でした。俊平くんは中学生になりましたが、あいかわらず子供で、朝寝坊ばかりしていました。

 あくびをかみころす俊平くんを引っぱり、ぼくは散歩に出かけます。河川敷の遊歩道では、川ぞいの桜が散り、青葉から木もれ日がきらめいていました。

 俊平くんはサッカーボールを持っています。将来の夢はサッカー選手なんだそうです。彼がプロで活躍するころには、ぼくは高齢犬です。

 いつもの公園は、道路をわたった向かい側です。敷地を囲む木立のあいだから、すべり台やブランコが見えかくれします。

 ぼくらはその公園に入りました。

 そこでリードが外され、ぼくは園内を自由に駆けまわります。俊平くんがドリブルを始めました。ぼくはディフェンダーで、俊平くんの足のまわりを細かく動きます。すきを見てボールをうばうと、けりそこなった俊平くんが転びました。

 彼はあまりうまいサッカー選手には、なれそうにありません。

 1時間ほど汗を流して帰宅します。朝ごはんを食べるのは7時45分くらいです。こんだてはいつもピーナッツバターをぬったトーストと牛乳でした。ピーナッツバターは、いまではぼくの好物になりました。

 俊平くんがテーブルに着くころ、たいがいお父さんが立ち上がります。細いフチなし眼鏡をかけ、あごのとがった、神経質そうな人です。商事部の係長なんだそうです。口をバターだらけにしたぼくには、まったく興味がないらしく、目もくれずに会社に出かけます。

 このころから、お父さんのオーデコロンが強くなったようです。


 殺処分まで、あと5日。


 ぼくはまたオリを移動させられました。この先はどこに向かっているのかと不安になります。

 動物愛護センターの食事は、いつだって同じです。ピーナッツバターをぬったトーストは出てきません。

 隣で食べているのは、薄茶の毛をくりんくりんさせたトイプードルです。

「おれはペットの犬種では人気ナンバーワンなんだぜ」

 と、いつも鼻にかけます。ぼくはそんな彼をあまり好きになれません。

 それは梅雨に入りかけた6月の日曜日でした。真夜中にざあっと雨が降り、朝には止んだ、うす曇りの日でした。

 ぼくと俊平くんは、水たまりをふんで散歩に出かけました。雨に洗われた並木の緑はあざやかで、むせかえるほどの草いきれにあふれていました。

 公園に着くと、ぼくたちはいつものようにサッカーを始めました。ぬかるんだ地面は走りにくく、ボールを追ううち、またたくまに泥だらけになります。

 俊平くんがめずらしくフェイントを決め、ぼくをドリブルで抜いてシュートを打ちました。ボールは公園の車止めをこえ、敷地の外まで飛んでいきます。

「いけない」

 俊平くんが走りだし、歩道から、わき目もふらず道路に飛び出しました。

 ぼくもすぐあとを追います。

 このとき交差点にトラックが侵入してきました。それを知らせようと、ぼくは激しく吠えました。

 振りかえった俊平くの目が、大きく見開かれました。

 トラックが突然、急ハンドルを切り、ぼくは驚きました。水たまりをはねちらし、タイヤをきしませ、ぼくに向かってきたんです。

 すぐさま身をひるがえしました。ものすごい音が響く、と同時に左足にするどい痛みを感じました。

 俊平くの泣き声で気がつきました。ぼくの左足がじんじん痛みます。パトカーの赤いランプがくるくる回り、たくさんの人が騒いでいます。トラックが追突して、ガードレールをたわませていました。

 救急隊員が手をのばしますが、俊平くんはぼくをぎゅっと抱きしめ、放そうとしません。俊平くんにケガはなかったようです。ぼくは、大泣きしている彼のほうがいっそう心配になりました。

 ぼくは救急病院で手当てを受けました。左足首の骨折で全治1か月の診断でした。いまでも少し左足をひきずります。

 ほんの少しだけれど。


 殺処分まで、あと4日。


 またオリを移動させられました。不安は日ごとつのります。

 この日の午前中に、スピッツが保護されました。彼は飼い主から動物愛護センターに引き取られたそうです。ぼくとは別のオリに入れられました。

「この子は即日、ドリームボックス行きか」

 彼をオリに入れた職員が、悲しげにつぶやきました。

 ドリームボックスとはなんでしょう?

 午後になって、スピッツは別の場所に連れていかれました。そのときの彼の声があまりにも悲痛に聞こえるので、ぼくの胸はざわざわと騒ぎました。

「おれはいつまでもこんな場所に閉じ込められてはいないぜ」

 トイプードルがきっぱりと言いました。

 1日じゅう、えたいの知れない不安がぼくの心から消えません。食欲がわかず、夕飯のほとんどを残しました。過去の思い出にひたる気分ではありません。


 殺処分まで、あと3日。


 またオリを移動させられたあと、職員に案内されて母娘が入ってきました。母親は30代です。娘のほうは、俊平くんと同じくらいでしょうか。2人とも眼鏡をかけていました。

 娘のほうが、ぼくらのオリに近づきます。

 まっさきに近寄ったのはトイプードルです。ぼくらもそのまわりに集まりました。少女は目うつりしている様子です。

 トイプードルが、はあはあと息を吐き、少女に積極的にアピールします。その横顔は愛きょうたっぷりで、黒い瞳にはこびがふくまれています。彼の裏表のある態度に、ぼくは心の底から驚きました。

 その夕方、トイプードルは里親が決まり、動物愛護センターを去りました。

 ぼくのいる施設のホームページには、里親を募集している動物の写真が掲載されているらしいです。きっとそれを見て、あの母娘はここを訪れたのでしょう。

 ぼくの足からギブスがとれたころ、俊平くんのおばあさんがわが家を訪問しました。それは梅雨あけのむし熱い夜でした。

 ぼくと俊平くんは寝室に追いやられ、おばあさんとお母さんがリビングで話し合いをはじめました。お父さんはまだ帰宅していません。このところ帰りが遅く、帰ってこない日もありました。

 俊平くんがそっと廊下を歩き、リビングのドアに耳をあてました。

 お母さんのすすり泣きが聞こえます。

「あんな浮気な男とは別れてしまいなさいよ」

 おばあさんがしきりに勧めていました。

 その夜、おばあさんは、わが家に泊まりました。お父さんは待てども帰ってきませんでした。

 夫婦の寝室に向かうおばあさんと、ぼくは廊下ですれちがいました。おばあさんの視線はすぐそむけられ、なにかけがらわしいものを見るようでした。


 殺処分まで、あと2日。


 オリを移ると、隣のオリのブルドッグと目があいました。

「あのトイプードルはうまくやったな。ドリームボックス行きをまぬがれやがった。おれの命はあと1日だ。もうあきらめもついたよ」

 彼は白黒まだらの小型犬で、両目の間隔が大きく離れ、鼻のまわりにしわを寄せていました。ドリームボックスとはなにか、とぼくはたずねました。

「職員が話しているのを聞いたんだが――」

 ぼくは衝撃の事実を知りました。

 それは炭酸ガスでぼくらの息の根を止める小部屋なんだそうです。眠るように安らかにあの世に旅立てる、それがその装置の名前の意味だといいます。

「だが、まったく苦痛がないわけじゃないらしい」

 ブルドッグの声には、なげやりな感じがこめられていました。

 この施設での保護期間は1週間だそうです。それまでに飼い主が見つからないと、ドリームボックスで処分されるのです。日ごとオリを移動させられる理由もわかりました。1日ごとに、死の小部屋へ近づいていたのです。

「ヨークシャーテリアの人気ランキングは7位だから、あんたはまだ可能性がある。おれは10位圏外だから、あと1日じゃあ、もう絶望的だ」

 ブルドッグの離れた両目に、涙が光りました。

 夏休みが終わり、お母さんとお父さんは離婚しました。ぼくらは住んでいたマンションを出て、お母さんの実家に引っ越しました。

 おばあさんは1人暮らしでした。パソコン教室に通っていて、フェイスブックをはじめたそうです。俊平くんがよくパソコンで見ているのが、その画面なのでしょう。おばあさんとも、早く友達になりたいと思いました。

 ぼくは、おばあさんの家のなかに入れてもらえませんでした。玄関の外の植木のそばで、寝苦しい夜を過ごしました。俊平くんが、ぼくを室内に入れるよう頼みましたが、おばあさんは認めません。動物が大嫌いだったんです。

 うちでは犬は飼えない、1週間以内に引き取り手が見つからなければ、動物愛護センターにあずかってもらう、そうおばあさんに言いわたされました。


 殺処分まで、あと1日。


 ブルドッグがいなくなり、彼のいたオリにぼくは移されました。今日じゅうに飼い主が見つからなければ、ぼくもドリームボックスで処分されるんです。まわりの犬も、うすうす自分の運命をさとっている様子でした。

 動物愛護センターが閉まる30分前に、60歳くらいの女性が職員に案内されてあらわれました。ぼくたちはいっせいに顔を向けます。白髪をきれいに結い上げ、細い身体を高価な着物につつんだ上品な老婦人でした。

「うちのホームページで里親を募集しているヨークシャーテリアです」

 職員が指さしたのは、なんとぼくでした。

 ホームページには、ぼくの写真ものっているらしいです。ぼくを目当てに施設まで来た里親の希望者でした。ぼくの心は期待でふるえました。

 ぼくは柵のそばの老婦人に寄ろうとして、左足をひきずりました。

 老婦人の顔がこわばりました。職員と小声で話しあっています。ぼくは不安でたまりません。老婦人が首を振り、とうとうぼくの前から立ち去りました。

 おばあさんの家に来て1週間がたちました。ぼくを引きとってくれる人は、ついにあらわれませんでした。

 その朝早く、玄関の外に寝そべっていると、そっとドアが開きました。リュックサックを背負った俊平くんでした。ぼくのそばにしゃがんだ彼の目には、決然とした色がうかんでいました。

「虎太郎はどこへもやらない。ここで暮せないなら、いっしょに家を出よう」

 俊平くんが、そう言ってくれたんです。

 動物愛護センターに引き取られた犬の運命を、彼は知っていたんでしょう。飼い主がわかっている犬は、飼い主が見つかるまでの保護期間もなく、即日、処分されるのです。ぼくはまだ、その事実を知っていませんでした。

「ぼくのせいで虎太郎は足を悪くした。事故にあったのがぼくだったら、もうサッカー選手にはなれなかった。だから虎太郎の面倒は一生みるって、あのとき決めたんだ。ぼくはぜったいおまえを手放しはしないから」

 と抱え上げられました。

 ぼくはのびあがって、俊平くんの頬をなめます。かすかにピーナッツバターの匂いがしました。俊平くんの手が首輪にかかり、

「そこで、なにをやっているんですか」

 明け方のあわい光のなかに立っていたのは、俊平くんのおばあさんでした。


 殺処分、当日。


 おばあさんに見つかった朝、ぼくはすきを見て逃げました。あとで俊平くんと待ち合わせるつもりでしたが、野犬狩りにつかまってしまったんです。

 ついにこの日がきました。ここ1週間で、動物愛護センターを出ていけたのはトイプードルだけでした。

 仲間は本能的に命の危機を感じているらしく、朝からオリのなかは落ち着かない雰囲気にあふれていました。

 ドリームボックスは、うすよごれた灰色の壁に囲まれた狭い部屋でした。ぼくらはそこへ柵で追いやられました。なかには抵抗し、暴れる犬もいました。ぼくはもう精神的にまいってしまい、そんな力も残っていません。

 金属のドアが閉まると、小窓に犬が集まります。なにが始まるのかと、みんな不安なんです。ぼくは知っていました。あのダックスフンドもブルドッグも、ここで処分されたんでしょう。ぼくは静かにそのときを待ちました。

 しゅー、と音がしてガスが室内に満ちはじめました。

 俊平くん、さようなら。きみがサッカー選手になる姿は、もう見られません。それだけが心残りです。ぼくのぶんも精いっぱい生きてください。


                   *


「そこで、なにをやっているんですか」

 おばあさんに見とがめられ、はっと振り返った俊平は、虎太郎をぎゅっと抱きしめた。それは、ぜったい動物愛護センターには渡さないという決意のあらわれだった。

「虎太郎を追い出すなら、ぼくもこの家を出ていく」

 俊平は声に強い気持ちをこめた。

「虎太郎の名前で、わたしのフェイスブックに友達リクエストをしたのは俊平でしょう。あなたが投稿した犬の物語は読みました」

 光のなかに浮かんだおばあさんの表情は、意外にも穏やかだった。

「ぼくには虎太郎の気持ちがわかる。だから、それを自分のフェイスブックに書いたんだ」

 虎太郎の引き取り手を探す期間が1週間と定められてから、それを動物愛護センターで過ごす1週間になぞらえ、虎太郎の立場でタイムラインにつづってきた。施設の様子やそこで行なわれる処分についてはインターネットで調べた。

 そうして毎日、更新してはおばあさんの反応をうかがった。なんとしても飼い犬を救いたい、その一心で、1週間ずっと続けてきた。

「わかりました。早く、うちに入りなさい」

「でも」と俊平は、植木のそばにうずくまる虎太郎に視線を流した。

「なにをしているんです。虎太郎もいっしょですよ。わたしにも虎太郎の気持ちがわかりました。動物愛護センターにはやりません」

「本当」

 俊平はうれしさで胸が熱くなった。

 虎太郎も状況の変化がわかったらしい。俊平の顔を、愛おしげになめはじめた。

 ぜったいおまえを手放しはしない――そう誓った文章にいつわりはない。俊平は、大切な飼い犬を強くつよく抱きしめた。



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