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ハローバイバイ

ハローバイバイ


壊れた額の中 綺麗に並べた思い出が

キラキラ輝いて 微かに照らす

悲しみのチューブ 握り潰して出た

絵の具の色は 涙の色の如く


媚びれ付いたシミを擦っても 汚れが増えていくだけだった

孤独に良く似た空を見上げたら 汚れたシミも小さいモノなんだ


この世界の中に産まれて来た事を 

後悔する事は無い

誰かの期待に 答えられるような 

輝かしい命じゃない


歪んだスピーカー 助けを求める悲鳴が

キンキン響いて 僕を呼ぶ


幸せの形を良く知らないから 探す事になかなか慣れなくて

「あぁ、ふざけるな」って懲りた事言ったら 消えて狂いそうな幸せだった


この世界の中に産まれて来た事を 

後悔する事は無い

血溜まりの中で 生きてるような

生臭い世界でも


愛したい 愛したい

嫌々 生きてるこの世界を

愛したい 愛したい

嫌々 繰り返す呼吸を


新しい ハロー 消えていく バイバイ

今日の ハロー 夜明けの バイバイ



「死にたい」なんて言ってる暇は無い

生きてる この一瞬 一秒に懸けろ


この世界の中に産まれて来た事を

ずっと感謝するんだ

腐っていく命 見届ける前に

この想いを 叫べ


蹴り上げた大地 やがて消えるのなら

駆け抜けるしか方法は無いようだ



















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