73 其の志 顕【た】ちて、其の焔【ほむろ】 熾【おこ】る。
――とある洞窟――
「もう、止めて……。此れ以上は、もう、ウクゥッ……ああァ~~」
「うるせ~な、気が散るだろうが! 初心【うぶ】で純真無垢なお子ちゃまじゃあるまいし、まだ終わってね~んだ。ほれ、気張れ!」
くぐもった声が洞窟から漏れ聞こえてくる。
本来であれば風雨を凌ぐために、止む無く洞窟に分け入るのだろうが、今この時においては嬌声と哀願が入り混じる退廃と享楽の園が現出していた。
そしてそんな洞窟の入り口周辺では、幾人もが快楽の余韻とともに酒で満たされた杯を傾け、笑みを浮かべながら寛いでいる。
「うひょ~~。へへ、たまんねぇ! こりゃ、やめらんねぇ~な、おい!」
「全く良い拾いもんだぜ。活きが佳い! やっぱ普段から良いもん食ってるからかねぇ?」
「ふぅ~、休憩も済んだし、もう一回堪能するかね? おい、早くしろよ。後ろが詰まってんだろうが!」
「おい、お前ら。その辺にしとけ。あんまり励むと彼奴【あいつ】が壊れちまう。子を宿すにゃ回数をこなす必要があるんだ。ここでくたばっちまったら、かなわんだろうが」
「そうは言ってもよう……、なんせお貴族様だぜェぇ? こんな機会はそうそう無いってもんさ」
「だから~、今日はもう打ち止めだって言ってんだよ。活力がないんじゃ、楽しめねぇ
~だろ? 飯を喰わせて休ませろ。また明日にでも、薬吸わせて励めばいいじゃねぇか。な~に、時間はたんまりあるんだ、じっくり楽しもうじゃねーか、それこそ実を結ぶまでなぁ~」
際どい戯言を飛ばしながら、談笑していく女傭兵の一団。
そんな中、満足したのか、のそのそと洞窟から出てくる女の傭兵。
傭兵団の長は満足げに、そんな情景をやや離れた焚火で弾を取りながら観ていた。
全く良いものを拾ったもんだ。まさかお貴族様の御令息とはな!
これで傭兵団の誰かが御令息の子を産めば、庶子【しょし/父が認知した嫡子以外の実子】といえども、巧く立ち回る事でこのアマゾネスト【女族巣】傭兵団も安泰になる公算が高くなる。
そして何より採れる選択肢が、格段に多くなる。
アマゾネスト【女族巣】傭兵団にしても、庶子を庇護するという名目で戦力を維持したり拡大したりできるだろう。
また良縁に恵まれるなどして引退を希望する団員達にも、それなりにまとまった金を渡せるようにもなる。
確かに傭兵稼業も悪くはない。端的に言ってら今の傭兵稼業は盛況だ。
だが、どうやら時代が悪い方向へと進もうとしている。
傭兵が盛況ってことは、言い換えれば戦乱が多発している、もしくは各勢力間の緊張が高まっている事でもある。
既にいくつかの傭兵団同士が、戦場で相見【あいまみ】え、潰し合いが起こっている。
傭兵という生業である以上、――昨日の敵は倒れ伏し、今日の友が明日の敵、今日の敵が明日の友――なぞ、日常の変わらぬ情景だ。
とは言っても、見知った奴等と潰し合いをするのは、どうにも寝覚めが悪いし、飯が不味くなる。
このアマゾネスト【女族巣】傭兵団だって、そうそう敗れる類の傭兵団ではないと自負してはいる。
だが、さりとて連戦で戦場働きが出来る訳でもなければ、前線にいつまでも張り付いて居続ける訳にもいかない。
雇い主からすれば、実力ある傭兵団とは言え数多くある傭兵団の一つであり、所詮は替えの効く輩の一党でしかない。
実際、最前線から再配置のために移動を命じられた際に、入れ違いで入った他の傭兵団は、その数日後に壊滅的損害を被っている。
対陣している双方の雇い主にとっては、小競り合いや示威行動のつもりなのだろうが、駒として使われる双方の傭兵にとっては、文字通り身命を賭けた戦いとなるのだ。
今回の事とて単に運が良かっただけであって、自分達で征く道を選べる立場ではないのだ。
だが、そんな気まぐれな強運が巡ってくる時は、その波が続くのだろう。
参戦従軍していた戦いも収束に向かい、契約満了で帰郷する途上で、安酒場ご用達の下手な吟遊詩人が奏でる譚歌のような状況に出くわしたのだ。
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遠目に観える光景ゆえに、判然としないが……、おそらくは貴人の隊列が襲撃されているという状況だ。
目立つことを厭うたのか、はたまた旅慣れていないのか、深き森の際【きわ/すぐそば】を通り抜けるという通常は採らない道を選んだこの隊列は、追手なのか、盗賊なのか、なんにせよ襲撃を受けたようだ。
問題があるとすれば、貴人の隊列故に十分な人数の護衛と十全な準備があったという事と、襲撃者側も十分な人数と経験と意志が備わっていた事であり、それらが悪い方向に絡んだことだろう。
双方に十分な人数がいれば、決着がつくのにも時間が掛かる。
そして、死傷者もそれなりの人数が出ることになる。
そんな後先考えていない状況下、深き森の際でそれなりの音と血臭が長時間立ち込めれば、肉食獣やらがぞろぞろと集まってくるのは、必然とも言える。
結果、三つ巴の乱戦となり、更に血臭が撒き散らされることになる。
そして餌を求めて、獣などが更に集まり始めたのだ。
そんな三つ巴の乱戦も、時の経過とともに状況と情勢は一変していく。
貴人の隊列と襲撃者が争う修羅場はもはや、多くの肉食獣から餌場と看做されていた。 そしてそんな肉食獣からの攻撃を防ぐのに、貴人の隊列と襲撃者は手一杯になっていたのだった。
そこに、アマゾネスト【女族巣】傭兵団が通りかかった訳だ。
なぜ傭兵団が深き森の際を通り抜けるかというと至極単純にして明快だ。
故郷というか拠点に至る最短路だからだ。
また傭兵団ともなれば戦闘経験のある者が多数いるのは当然であり、肉食獣くらいなら一蹴できる自信もある。
そんな修羅場と化した三つ巴の現場で、何処に助勢するかは大事だろう。
無論、素通りするという選択肢もある。
獣か、襲撃者か、貴人か、華麗に無視か?
獣に味方したって、意味がない。
襲撃者に助勢したって、襲撃なんぞしようとする奴等は、大体が後ろ暗い背景があるのが相場だ。 そんな奴らに助勢したって無意味どころか有害だろう。
無視して素通りもありではあるが、護衛が守ろうとしている馬車列の装飾と馬車自体の出来がなかなかの逸品だと判るぐらいには良い。
そんなこんなで、貴人の隊列の方に助勢した。
当然ながら報酬目当てだ。
まァ、その他にも『お貴族様への顔繫ぎ』という下心もある。
うまくお抱えの傭兵団になれば、甘い汁は十分吸える。
そんな思惑の中で、襲撃者? と獣風情を一蹴して、いざ御貴族様から『有難いお言葉』を賜る段で、望外の果実が目の前にぶら下がったのだ。
貴人の隊列の主は『貴族のご令息』であったのだ。しかもなかなか美男。
御年は、ほほうゥ~~……。これはこれは……。
件の貴族のご令息一行は、遠方の親族のいる地まで急行しているとのこと。
……危険と承知で深き森の際を行くほどには『お急ぎの御様子』で……ございますね。 一方でその理由については、言を左右にしており、いまいち判然としない。
まァ……、『家門が政争に敗れたか、はたまた後継者争いに敗れたか』といったところか……と大まかに当たりをつける【推測する】。
おそらくは『当たらずとも遠からず』といったところだろう。
いわゆる、稀によくあるお話って奴だ。
なんにせよ、今回の襲撃で護衛の数も減っている。そしてまだ道半ばの長旅。
途中で町などに立ち寄り戦力を補充・再編しようにも、逃避行の……失礼、旅程の最中で足取りを辿られるような痕跡を残す真似は、おいそれとはできないだろう。
そこで、帰郷途上のアマゾネスト【女族巣】傭兵団を『丸ごと召し抱える』という案を思いつかせるように話をうまく誘導していき、護衛の任に就くことになったのだ。
遭遇した傭兵団を雇う危険性はあるが、アマゾネスト【女族巣】傭兵団はその実力と女性のみの編成という意味で、それなりに名を馳せている傭兵団でもあり、そこは信用してもらうしかない。
まぁ、――『出遭い』と云うのは、いつも突然に訪れるものだ――と諦め……、同じく考えてもらうしかないだろう。
いずれにせよ、遠方の親族のいる地までの護衛を、傭兵団如きに委ねるのは正に苦渋の決断ではあろうが、他に取れる選択肢などないのが実情だろう。
だがこの状況は、当事者の一方には大変危険な状況であり、もう一方には大変な好機でもあった。
つまりは、その遠方の親族のいる地に着くまで、不安に恐れ慄く世子【貴人の世継ぎ】様が、心の安寧を図るあまり『女の柔肌を求めてしまう』こともあるかもしれない。
いうなれば不適切な『過ち』を引き起こしてしまうことも、稀によくあるお話だろう。
そして移動を開始するも、日を追う毎に残っていた護衛やお付の者達なども、徐々に逃散していった。
これもご令息の人間不信に一役買って【ひとやくかって/一助となって】、情緒不安に陥る一因ともなっていく。
附言するが、決して財貨を掴ましたり、時に威迫して追い払ったわけではない。
彼らは、彼等の自由意思に従い決断し、自由に行動しただけだ。
その決断は、尊重されなければならない。
またその決断と行動、そして今までの働きに対して、幾許かの慰労金が支払われるのは当然だろう。
もっともその慰労金の支給は、アマゾネスト【女族巣】傭兵団が独断で給付したのだが、それは余談に属する話だ。
詭弁のように聞こえるが、自分の為や護るべき者達【家族や仲間達】の為に、彼等とて生きていかなければならない。慰労金の支給はその一助ともなるのだから、逆に称讃されたいくらいだ。
まァ~、状況的に言っても、この貴族の家門なり威勢なりが落ち目なのは確実だろう。
政争にせよ、後継者争いにせよ、『敗けてしまえば、それまで』なのは言うまでもない。
そして、そんな家門なり助勢を受ける側が劣勢に陥り瓦解することともなれば、そこに与した者達はその余波を盛大に被ることになる。
端的に言って、一溜まりもない【ひとたまりもない/容易に崩れる】と断言できる。 一定程度までは持ち堪えるだろうが、ある限界点を越えれば一気呵成に崩れていくというのは、戦場でも政争でも同じ理と言える。
だが一方で、それでも残った両手の指に満たないほどの者達は、逆説的に信が置けるとも言える。
幾人がそうなのかは知り様が無いが、忠義心ある者は当然ながら信が置けるだろう。
残りの寄る辺がない、つまりは行く当てがない者達は、その者達の安心と安全が保障されれば、そうそう離れる事もないと言える。
なにせ寄る辺がない、行く当てがない以上、離反すれば野垂れ死にする危険が非常に高いと言えるからだ。
なんにせよ、ご令息の子種が実を結べば、落ち目とは言え貴族の血脈に連なる御落胤の出来上がりとなるのだ。
旗揚げするにも大義名分は必要であり、それが揃えば前途が開けるかもしれない。
傭兵の常とは言え、使い捨てにされたり、替えの効く代用品扱いは、もううんざりだ。
覚悟がきまれば、あとは実行あるのみ。
そして移動がてら親睦を深めるべく睦み合い適した良い場所を探索し、見つけた洞窟に引き摺り込んだのだ。
あ……、いや……、え~と……、誘われた? お求めになられた? のだ。
そう! 身の不遇を託【かこ】われた不運な貴人の御令息から、夜伽を雇い主として求められたのならば、それに応じるのは……しがない傭兵として雇われた者の悲しくも麗しき務めと言える。
話だけを聴けば、『情緒不安に陥った貴族の御令息に絆【ほだ】され、健気にも女の自由意思で柔肌を供し御慰めした』という美談になるのだろう。
なんで身を供するのが、美談になるんだ? まったく私らには理解が出来ないがな。
まァ~~、……世間一般には、特にお貴族様にとっては『美談』……ということになるはずだ。
然【さ】しもの、お貴族様も、その矜持ゆえに『襲撃された』とは言いずらく、また認めにくいことだろうさ。
洞窟に引き摺り込まれるという状況が良く理解できない当の御令息と言えば、興奮のあまり『毛を毟【むし】られた鳥』のようにその身を震わしていた。
それにしても、なんだいその顔色は?
戦場に立つ初陣の新兵みたいな顔色じゃないか……。
まァ……なんにせよ、本物の大人の女がその身に纏【まと】う『凄み』って奴を、堪能してもらおうかね。
色香のほうが良い? 小難しいお言葉をご存じのようで……。さすがの御貴族様と言っておこうか。 だがね、愚かで経験が浅いとも言える。
誰の御高説だったかまでは失念したが、色香ってのは『凄み』に包摂されるというのが、最近の研究で判明したそうだよ。
……端的に言えば、たったいま発見され提唱された学説だけどね……。
まァ、そんな『色香を含んだ凄み』にあてられたのか、御令息の肝心の一物といえば、まるで生まれたての子鹿の様に震えている。
うん、これは、さすがに感心はしないね。
なんというか、もっと、こう……『ド――~~ンッ』と物事に動じない大人物の様に、泰然自若【たいぜんじじゃく】の構えを取ってほしいとは思うが……、全く物事に動じず、剰え反応も全くないという事になると、それはそれで困った事にはなるだろう。
そんなことを考えていると『色香を含んだ凄み』が僅かに増して、滲み出てしまったようだ。
餓狼の前の野兎の様に、更に萎縮し震えているが……、まァ、なんだ……その……、一応の反応はあるようなので、安堵はしたと言っておこうか。
仕方がない、此の『ドドチョウの粉薬』を吸いな。
このドドチョウの粉薬は、平たく言えば――『精力剤 兼 興奮剤 兼 媚薬』――を兼ねた強力な逸品だ。
その効力たるや、天に召される日が近い翁【おきな/老齢男性】の粗品が、良業物になる位には強力な薬といえる。
何故このような逸品を持っているかと問われれば――『なにせ生き死が溢れかえる戦場にその身を置く以上、『突然の別離』は傭兵稼業に日常茶飯事の事と言える。
そんな確実かつ不意に訪れる別離の前に、狙った獲物【男】を仕留めるのは傭兵稼業に身を置く淑女の嗜みであると言える。そんな機会を逸しないためにも常備しておくのが、デキるイイ女の心得なのさ』――と応えておこうか。
なんにせよ、こいつが効けば、正に戦象のように雄雄しく熱【いき】り勃つ、または盛りの付いた猛き獣の様になるだろう。
そんな事を考えている間にも、覿面【てきめん】に効力を発揮し始めたので、希望者を残して洞窟から外に出ていく。
そんな外では、幾人もが集まり出しているようだった。
どうやら、今夜は『熱く長い夜』が続きそうだね。
寝かしはしないよ!
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そして――熱い夜が明け、日が昇る――。
一皮剝けて男を磨かれて憔悴しているのか、はたまたすべてを絞り取られ虚脱しているのか、黄昏ている御令息を馬車に放り込み、出発の時に備えている。
そんな御令息を見限ることも無く、側に残った年嵩の使用人は、出発すべく荷作りに励んだり令息の身の回りの世話に勤しんでいる。
もっとも、ある種の憐憫【れんびん/あわれみ】と同情を含んだ視線を令息に投げかけてはいたが、それでも特段に言葉を掛ける事はしなかった。
換気のためと気鬱【きうつ】な御令息の気分を一新していただこうと馬車の窓を開け放たれている。
加えてアマゾネスト【女族巣】傭兵団の団長でもある女傭兵が同じ馬車に同乗するために、扉も大きく開け放たれていた。
そのため、馬車の外から女団長が何気なく声を掛けていく。
「世子さま。出発しますよ、夜も明けて日もまた昇っています」
「日が暮れれば、また夜がやって来るのだろう……」
「当然です」
「ヒッ?!」
「なにかございましたか?」
「日に向かって駆けよ! 全力で! さ、さすれば日が暮れることはない!」
御令息は生気のない落ち窪んだ虚ろな目をしながら、肉食獣に遭遇したかの如く動揺しつつも、何とか平静を装って会話を交わしていく。
だが、そんな会話の中でも殊の外に、力の漲った声……切実な声での応えを女団長が聞くに及んで、この御令息の想定外の豪胆さに驚きを覚えつつ、喜色満面で応じる。
「おお~~! なんと気概溢れる御言葉か!? 太陽の沈まぬ地をお望みか?! それでこそ我らの夫にして子の父に相応しき御仁!」
「ヒッ?! チちッ?!」
突然の父親宣言に、動揺どころか狼狽を隠せない御令息。
そんな御令息に視線を向けて一瞥した後、女団長はやおら振り返り、宣言したのだった。
「皆の者! 我らの夫と子の父は心強き者であったぞ。『太陽の沈まぬ地』をお望みだッ!」
―― ヒュゥゥウウ――~~、ウウオオォォォオオオオオ! ――
其処かしこで木霊する生気溢れる歓呼の声。
――お頭、総領、首領、統帥――と銘々【めいめい/各自】に歓喜の声を挙げている団員達。
だが、それも徐々に一つにまとまり、やがて歓声は一つの名を唱和していく。
―― ルゥーチェ! ルゥーチェ! ルゥーチェ! ――
という大きい歓呼三声が辺りに木霊し、地を鳴動させていった。
そんな大歓声を聴きながらも、意を新たにし、その我が胸に志に焔を灯す。
―― 我が志は、いま決した。 もはやその志、弛まず、歪まず、崩れず!
そしてその言葉、違えぬ! ――
虚構、虚妄、虚飾に彩られた貴族の規範。
権益と立場に基づく虚ろ【うつろ】なまでの政治的正しさ。
これらを『是』とする社会と、そんな社会に迎合するよう促す有形無形の同調圧力。
それらに唯々諾々【いいだくだく】と阿【おもね】る事など、もはや耐えられぬッ! まして女を戦利品や、己の胸元を飾る勲章や装飾品と考えるような勘違い男なぞに、傅く【かしずく】なぞ……我慢ならんッ!
我らは、此れより『長く苦しい戦い』に入る事になる。
だがそれは己の意志に基づく戦いであり、そして授かる子等に『より良き世を残す』ためにも、其の労苦は厭わないと誓う。
うち【わたし】の名は、ルゥーチェ。
街を創り地歩を固めて、発言力を持つことは確実であろうアマゾネスト【女族巣】傭兵団の女団長。
そして……、もしかしたら建国するかもしれない予定の女傭兵団長。
『覚えておくに値する名』だと、明言しておく。
さて……、では征こうか。太陽の沈まぬ地を求めてなッ!
お読み頂きありがとうございました。




