23 ルリオサムシについて
※184話を読んでからお読みください。
「ルリオサムシ」
零等級
虫:魔王虫/百蟲
ひた走ることでしか生存できない厳しい環境に生まれたオサムシたちのうち、敵に寄生して幼虫を育てたり、蛹状態では地中深く埋まったりといった生存戦略を磨いたもの。無節操に卵を産み、近くにいる生物に空間異常を引き起こしながら寄生してエネルギーを吸い尽くすことで、相手の大きさに関係なく異常繁殖することができる。王となる個体は有性生殖だが、無性生殖でも王に匹敵する個体が現れうる、潜在的な危険をはらむ。
ふつう〈玉華苑〉内部の害虫としてごくまれしか現れないはずの魔王虫が、なぜか現実世界に潜伏していたもの。この時点で何らかの異常事態が起きていることは明白であり、歴史を紐解いて解明すべき謎が隠されていることが推測できる。
〈爛嵐乱濫〉(移動・自己強化)
自身の足を使って一定以上のスピードで走ることで「瑠璃煌行」(走行距離によって速度・防御上昇、衝突時の被ダメージ軽減・与ダメージ上昇)をチャージし、「綺羅の道行き」(一定以上のスピードを保つことで、足場にいっさい関係なく走行を続けられる)状態に入る。
■今回獲得した称号
〈悪因は導く〉
己か、親か、軍門か。王を死に至らしめるのは、往々にして自らの行いが導く結果だ。
※「王」属性を持つモンスターを、自身あるいは同種のモンスター、または配下が引き起こしたフィールド状態によって死亡させることで獲得。
〈鮮血黒血を洗い、新しき血錆びとならん〉
なぜ罪を贖うに他者の命を用いるのだ。懺悔も告解もなしに。
※一定以上の「罪科」を持つプレイヤーによるボスモンスター討伐時、その討伐によって減少した「罪科」が1%未満だったとき獲得。
〈王よ誰がために立つ〉
民草が絶え今日滅ぶ国のために、王よ、太陽にさえ抗うのだ!
※「王」属性を持つモンスターを、配下から完全に孤立させるか、配下を完全喪失させた状態で討伐すると獲得。
〈我がほかに王はなし〉
国が国を圧し食らう乱世、貴様が死するも必定であろう。いわんや、王の力の前ならば。
※魔王虫からドロップした武具で、ほかの魔王虫を討伐すると獲得。
今回は元ネタはないです、本当にない。強いて言えば現実のオサムシでしょうか。数々のマニアを狂わせる魔性の美しさ、虫がニガテじゃなければぜひご堪能いただきたい。標本だとだいぶ小っちゃく見えるんですが、生きてる個体はというとすばしっこすぎるんだよなあ……昆虫館とか身近にある方は行ってみるといいと思います。




