身近なホラー
17分で書いたので短いです。
それは見渡すかぎり沢山生えていた。
沢山。
そう沢山。
何時からだろう。
それが減り始めたのは。
少なく減り始めた時は何も感じ無かった。
だが何時からだろう。
少しずつ。
少しずつ減り始めた。
気がつけば沢山無くなり始めていた。
端の方はというと。
最早昔の面影はない。
残りは少し。
ほんの少しだ。
数年後。
僅かな本数を残し全て全滅していた。
「お母さん育毛剤は何処?」
「知りません」
髪が薄くなり慌てて育毛剤を付けようとする僕。
ハゲは男子に取って恐怖である。
いやホラーだろうな。
ある意味コメディーか?
知らんが。