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暗闇に沈む陽  作者: sakura
997/1017

命の洗濯

延々と寝てる最中、フッと意識が戻り、歓声聴こえた方に見ゆると、ペンペンさんが、テレビのバレーボールの試合を観てました

バレーボールは、その昔、日本女子チームは、東洋の魔女と異名が付くくらい、強かったらしいと噂に聞きました

対策として西洋の国は、自己の選手の体格に都合の良きようにネットの高さを上げるようルールを改変したとか…

審判の不正ジャッジどころではない、恐るべし盤外戦術です

まさに、勝てば良かろうの方針が徹底してます

凄いなぁ

ああ…なんて、卑怯でアンフェアな振る舞い

開始前にいきなり殴りかかる、イキナリパンチと同じくらいのスポーツマンシップに則ってます


つまり、これは、盤外戦術を認めているに他ならない

ならば、負けそうになったら、盤をひっくり返す一徹返しもOKということですよね

勝負ですから、当然ありでしょう


自分達が勝つようルールを曲げたり、負けないよう相手の技を禁止したり、そこまでして勝ちたいのか甚だ疑問ですが、そこまでしてまで勝ちたいのでしょうね

もはや、スポーツの精神的高尚さとは無縁の狡賢さの化かしあい、狐の狡知を競ってるのかしら…?


ああ…それにしても、バレーボールの選手は皆んな背が高い

皆んな一律にすれば、平等です

高い分、足を切れば、皆んな同じ背丈で平等ですな

なんて、ルールを改変すると同程度のナイスアイデアだと思いませんか?



ははは


そんなことを、フツフツ思いながら、眠りの底に意識が沈み始めたので、目蓋を下げて暗闇に抱かれる

疲れやわだかまりの黒い澱が、フツフツと剥がれ落ちていく気がします







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