979/1018
仰げば、尊し
たにんが要求するは、その人の自由
自分が決める領分は、自分が決めるが自由
口出しは、無用でございます
たにんが期待するは、その人の自由
応えるか、応えないかは、自分の自由
条件付きの自由はない
吹き抜けるが風で、とどまれば、とじこもれば、とれえれば、風ではなくなる
ひとの意思とは、風のように自由であります
できること、やるべきこと、やることは、まるで違う
たにんの言の葉は、風に乗って流れてぶつかる枯葉のようなもの
なにを思い浮かび、かんじるかは、それぞれの自由
環世界の主は、孤高の自分自身でしかない