いそがばまわれ
ショートカットで解答に至るのは、楽で簡単
飛行機で世界中を飛び回るのも、現代では可能
地理的に遠方にたどり着くならば、そのやり方も良い
解法に至る道筋が多様にあり、選択できるのは素晴らしい
究極的には、2本の脚があるから、先祖が為したように、人類が発祥したアフリカを出発して歩き続けて、氷の海を渡り、南アメリカの突端まで歩くことも可能です
過程と結果、どちらが大事か?
結論から言うと、どちらも大事
現代では調べれば、大抵の場合、直ぐに解答は知ることは出来る
2本の脚で何世代に渡って歩き続けなくとも飛行機なみの解法で、目的地には着地できる
しかし、理解とは、実は何段階もあり、本当に大事な事は、過程を経ないと得ることは出来ないのだなと、最近シミジミ思うようになりました
理屈だけでは理解してるとは言い難く、体験、実証を経ることで、初めて僅かに理解し得たと言えるのではないかと
効率化、速さや、短期的な実績、数字のみに拘った無駄を削ぎ落とした先に何があるのか?
楽なやり方で得られるものは、それなりのもの
正しいとしても、実感はない、食べたら霞のような絵に描いた餅…スカスカできっと美味しくはない
飛行機や車、電車は、おおいに活用すべき
人類の叡智であり、先祖が辿ってきて道筋の成果です
しかし、基本はやはり2本の脚でありましょう
土手を歩きながら、蒼天を滑空する飛行機を見上げながら、そう思った
…第一、直ぐに着くのは、情緒も面白味がないし
…旅とは過程を楽しむもの