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暗闇に沈む陽  作者: sakura
962/1017

夜におちる

夜空は暗い

そんなことはありゃしません

蒼天の青に匹敵する群青より深い空色でありますれば、一層綺麗で明るく美しい色であります


星が映え、暗闇が彩り、冴えに冴えた深みのある夜空は、夏の昼間の暑い空気を冷やし温暖な雰囲気にさせるのです


ああ、なんて綺麗で美しある天蓋であるのか

静謐で不動な穏やかな空気は布団にくるまれるようで眠けを誘うおおらかなしじま

ウツラウツラとクルリとひっくり返りそうな


眠るであります

夜の天蓋と暗闇の空気のベッドに寝転びて

明日へと旅立つのであります

ヨーソロヨーソロと舟をこぐ


耳を澄ませば、草間から小鳥の囀り

うるさくはない

意識を底に落として、還るのさ

眠れ、眠れ、世界よ眠れ


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