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三つ目
腹は3時間ですく
我は今体感している
生きているから腹がすく 素晴らしいことだ
要は 我は腹をすかしているのだ
でも食う為には 働かなければならぬのだ
なんたることだ
この働かざる者食うべからずの道理の前には 我は無力よ
いつかは 年金と自作農で 悠々自適のスローライフを過ごしたいものだ
お腹が空くと悲しい
美味しい物を食べると幸せ
我慢だ 我慢する 空腹は最良の調味料と聞く
だが その間にも 空腹信号が我を刺激するのだ
思考だ 思考で空腹を紛らわせるのだ
一つの目で見る
縦の距離感が分かりづらいらしい
二つの目で見るからこそ 距離が分かるのだ
ならば、より見るには三つ目の目が必要か
人には三つ目は無い
無いならば 作るか 仮想するか 借りるしか なかろう
あれば どうなるのだろうと夢想する
駅ホーム上で 電車を待つ間 肩をストレッチ
伸びとグルリと
ああ それにつけても お腹すいた
我の今日の自由時間は あと30分
今日は本を読んで過ごそうか