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暗闇に沈む陽  作者: sakura
96/1015

三つ目

腹は3時間ですく


我は今体感している


生きているから腹がすく 素晴らしいことだ 

要は 我は腹をすかしているのだ


でも食う為には 働かなければならぬのだ


なんたることだ

この働かざる者食うべからずの道理の前には 我は無力よ

いつかは 年金と自作農で 悠々自適のスローライフを過ごしたいものだ


お腹が空くと悲しい 

美味しい物を食べると幸せ


我慢だ 我慢する 空腹は最良の調味料と聞く

だが その間にも 空腹信号が我を刺激するのだ



思考だ 思考で空腹を紛らわせるのだ


一つの目で見る

縦の距離感が分かりづらいらしい

二つの目で見るからこそ 距離が分かるのだ

ならば、より見るには三つ目の目が必要か

人には三つ目は無い

無いならば 作るか 仮想するか 借りるしか なかろう

あれば どうなるのだろうと夢想する


駅ホーム上で 電車を待つ間 肩をストレッチ

伸びとグルリと

ああ それにつけても お腹すいた


我の今日の自由時間は あと30分

今日は本を読んで過ごそうか


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