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暗闇に沈む陽  作者: sakura
955/1018

煙突

月夜に黒い人影が立っている

何本も街角に立っている

静かな夜 音がない世界

彼らは皆、口を開け、黒い煙を空へとモクモクと吐き出しているのだ


灰色の空を、何本もの煙が棚びいている


ああ…こんなにも人がたくさんいるのだな

このままでは空が黒い煙で覆われてしまう

まるで工業地帯のスモッグのようです

何本か倒したほうが良いのかしら?

全部倒したら、世界は蒼天を取り戻せるのだろうか?

今ではあの輝く青空が懐かしい…





目が覚めると、世界はまだ真っ暗でした

天井に星はありません


最近は、疲れて横になると寝てしまうな

さあ、寝直しです 今度は楽しい夢を所望します

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