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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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わたしは立っている

人生は厳しく、生きることはつらい

涙し、悔い、歯を食いしばりながら、何も言わずに進むもの…


未来を観れば、ああ、無情デス


過去を観れば…

雨露しのげる屋根があり、布団の上で寝られるなんて、極上で幸せな事です

泣けるほとに幸せを噛み締めることが出来ます

毎日おにぎり一個でもあれば幸せ 飢えることはないし、明日に希望が持てる

蛇口をひねれば水が出るし、渇くことはない

ここは天国ですか?ひねれば飲める綺麗な水が出てくるとは!?

スマホを弄れば知識、情報を得られる

素晴らしい 幾らでもチャンスはある

いったい何の不満があるだろう?


考えれば…足りないものは、幾つもあるだろう

ツラく苦しいことも、あるだろう

悲しみと涙で、前が見えずに惑うこともあるだろう

それでも人は、前へ歩むしかない


出会いと別れ、桜吹雪と春の陽だまりに嬉しい予感にワクワクし

夏の涼風、白雲がモクモク、夏の陽射しと木漏れ日と

陽炎の鏡の向こう側に楽しみを感じる


落葉と静かな落日、時雨と霧雨、哀しさが漂うに感じいり、涙する

寒さかじかむ指、雪舞う白い街並み 

苦しくとも悲しくとも、また明日と希望をみる


明日がある限り、哀しみに溺れていてはいけない

俯いていても、いつかは空をみて立ち上がる

人は、弱いと思えば弱く、強いと思えば強い


ほどこしは要らないし、私は可哀想でもない

人は、平等ではないけど、対等なのだと思っている

自分で立てる足ぐらいは自前である

わたしはわたしでわたしであるから


大地にしっかり、踏ん張って立っているわたしがいる






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