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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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マリアージュ

疲れ積もった灰のように真っ白に

体内でシンシンと雪は降りつつ



気がつけば、陽は暮れていた


意識が覚醒したので、身体は倒れながらも料理漫画を見て、食べたいのを留め置く

鳥のもも肉や手羽元を、お酢とメンツユで煮るサッパリ煮…今度、試してみよう


サイジョウヒデキの歌が流れている


台所から料理の匂いがしてくる…良い匂いです


思い返せば、自宅に這う這うのていで着きて、お昼ご飯のナポリタンを食べ終わったあたりから、記憶がない…どうやらそこで力尽きたようです


KinKi Kidsの歌が、流れてきた

どうやらペンペンさんが、料理してくれているようだ

ありがとう、ペンペンさん

食器も洗ってくれたら、なお嬉しいです


眠い…とても眠いんだ…パトラッシュ

僕は、もう疲れてしまったよ


ああ…鶏モモのサッパリ煮が食べたいな

このあいだ作ったブリ大根美味しゅうございました

胡瓜の漬物も良い味出していた

これも一つのマリアージュです

同様のものでなく、敢えて逆の味を一緒の食卓に供するのです

コッテリとサッパリのコンビも良いかも

ああ…酢の物も、たまには食べたい


私、お腹空いたかも?


人間、食べれるうちは、まだ大丈夫であるなと思う






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