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暗闇に沈む陽  作者: sakura
918/1021

新しきことに着手するが困難な理由

代休が溜まったので休んで良いと言われ、温泉に行く





温泉を堪能しながら、ツラツラ考えた


週休日に働いたら、その分休めるとは…?!

そうか…休んでよいのか?

…考えてみれば、当たり前のことです

でも、他人が働いてるのに、休むと非常に後ろめたい

いや…これも人の感性として、当たり前

だから、休む際は、気にしてはいけないのだろう


他人に働かせ、自分は休むって最高ですねと思い込めれば良いのだ…が、やはり、それは人として間違っている気がする

ロジックが必要か?

つまり、順番です

まず、誰かが休まなければ、共倒れになってしまう

だから、休みを順番に回していくのです

つまり、休みとは、誰か一人が特別に休むのではなく、公平に共有すべき、公共性の高い概念なのだ


突き詰めれば…

地球に住む全員が、働くも休むも、皆、同じくにしなければ….なんて素晴らしい考え

地平線の先、何処までも続く真っ平らな原野をイメージする

その地平線に真っ赤でユラユラとした太陽が、ゆっくりと沈んでいく

それはそれは理想的な綺麗な世界でしょう

ウットリする


…とにかく、疲れを取るのが第一ですと思った

温泉に浸かり、食事して、ベッドに横になる

…疲労が湯気となり、昇天していく

南無阿弥陀仏

ああ…今日明日だけは、働きもせず、家事もしなくて良いのだ

日常からの解放

温泉入って食べて寝るだけなんて、最高です

ああ、もう、何もしたくない


身体は無為なれど、思考だけがクルクル回っていく



…日常とは、同じ事の繰り返しに終始しがち


同じ状態を維持しようとする法則…慣性の法則は、日常においても然り、働いている

悪く言えば、惰性

良く言えば、最適化


これは、人が楽の方、エネルギーを使わない方へベクトルが向いてるからに違いない


ならば、植物が一番良いのでは?

それなら、何故に動くようになったのか?

地中に根を張り栄養を土から吸い上げ、日光を浴びて光合成しながら、毎日寝るだけの生活…素晴らしい楽園に思える


人類が、楽園から出てしまったのが、悔やまれる


だがベクトルは、一つだけとは限らない

楽より強い真逆のベクトルがあったのだろう

それは何か?


…欲望ではないかと思う…強欲…羨望、嫉妬とも形容される心中のドス黒い負の感情群


楽に、打ち勝つほどの強さを持った思いで、悪そうな負の感情のイメージあるけど、使用方法に難ありなだけで、良い効果、結果に繋げれば良いのだ

おそらく正も負も、使えるものは全部活用して、戦い、勝ち残るが動物の生存戦略の強く正しいあり方なのだろう

その成果が、現代の人類

善悪どちらも内包している存在

理由は数多でも正負何でもござれな欲望を、正しい処方箋で良い影響を残せば、結果オーライなのだと思う



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