朝三暮四
投資、節税、iDeCo、新NISA、税制改革…
んん…
瞼を閉じて、お風呂上がりに畳の上に倒れていると、私の耳に、テレビ画面に放映されているその種のYouTubeの説明調の声が聴こえてくる
ペンペンさんが、最近よく観てるのだ
観てなくとも流されている…洗脳されてるのかな?
聞いての感想…税制なんだかんだ弄くりし過ぎ
頭悪そうなクレームに対し音声通話で繋がらないように焦点を逸らす方法とか、ワザと盥回しとか、名ばかり店長に責任押し付けるとか、別会社にして責任回避とか、世間が生み出してきた数々の技を彷彿させる
こんなに制度を複雑怪奇化して、どうしようというのだろう?
「越後屋、お主も悪よのう。」
「いえいえ、お代官様には、及びません。」
などの会話で有名な越後屋さんなら、その悪どいほどの強欲さで、そんな制度を理解利用して大いに得をするかもしれません。
私らは、複雑適応系の人類
政府は、国民が全員、越後屋さんになるをお望みか?
私は、越後屋さんの意欲を好ましく思っている
しかし、周りが見渡す限り越後屋さんばかりは、嫌やな…私はお金の計算に人生を費やしたくはないし、煩わされたくもない
自分が働いた成果を、給料の額でみると誇らしく嬉しいが、様々な理由で半分近く天引きされていると愕然とし、哀しい
しかし、税金は、払わないといけないのだ
この国に天皇陛下はおわしますが、王様はいなくて、代わりに主権は国民が持ち、即ち、国民が王様に当たるのだから、国の運営にお金を出すのは当たり前
もしなんだかんだと理由をつけて運営費を出さないならば、務めを放棄して主権者たる資格はない
昔の中つ国の故事に曰く、猿たちに対し、朝、餌を3個、夕に4個やろうと言ったら不評だったことから、朝に4個、夕方に3個やろうと言い直したら、猿たちには好評で、大層喜んだという
昨今の税制改革は、そんなイメージ…?
だとしたら猿扱いですか?
愚弄されているのだろうか?