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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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天然夢想流

何事も準備、段取り、根回しは必要

又、其処から先へ歩み出すには、振り返って、検証、分析、改善が必要、自省とも言う


本番だけでも、通用はする


しかし、3回同じ道を歩もうとする者と、1回だけの者とは格段に差が着くのだろうなと、準備も自省もしたことない私が、ウツラウツラしながら思う

今は、小休憩中のクイックチャージです

そんな人生を歩んできたので、その場限りの臨機応変の力技は、ほんの些少はできるようにみえるかも


理不尽が横行する世の中で、私は嵐に揺れ動く枝葉のよう

幸い今まで千切れて飛んでいく事態にはなっていないけど

根が臆病なので毎日ドキドキしながら暮らして、たまに夢想してます

まるで、その昔中つ国で、天が落ちる事を心配して暮らしている者のよう…やれやれ


準備は、山崖を登る上での身体を支える支点の様なもの、保険、残機と言い換えることもできる


待っている間の小休憩終了


歩いて駅に着き、電車が来たので、割と速足でエスカレーターを登ると、両端に立ち塞がるようにしている女性が二人縦列して乗っている

あああ…どっちかに寄ってくれれば、通れるのに

後ろからは、私と同じく登ってくる足音がする

でも…通れないのだ

無情にも、電車の扉は私がホームに出た処で、ちょうどよく閉まった

…シマッタ

前の二人が優雅にホーム上を歩いて去っているのを見た


空をみる

其処には無窮の蒼空が広がっていた

私は他人に心を煩わされたくはない

天然夢想流の極意、それは、気分はいつもランナウェイです







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