表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暗闇に沈む陽  作者: sakura
880/1024

御破算

僕らには、見えない管が繋がっている


僕らが、働いても働いても楽にならないのは、働いた価値分を、その管から吸い上げられてしまうから

その管は、いたるところに着いていて、僕らから、富も、幸せも、誇りも吸い上げてしまう


見よ


天空に、僕らから吸い上げた何もかもが渦巻き、何もしない働かないモノらへ送られていく

便利と引き換えに、招いてしまった人類の完敗

ビルを建てるように経済圏を構築し、さも正当な顔を見せつけ収奪していく

主権だ、権利だと、生きているふりをさせて狡猾に騙して、鎖を巻き付ける…飛ばないように

翼をもぎ、ない希望を見せつける

さも、味方の振りをして、耳元で囁くのだ

全てが信じることで成り立つ嘘の牢獄

活かさず殺さず、菜種油と人類は、搾れば搾るほど利益を産む金のなる木


さあ、御破算だ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ