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暗闇に沈む陽  作者: sakura
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温度

いつの間にか寝ていた


ああ きっと疲れていたのだろう

お可哀想に

こんなにも擦り切れるにようにして、倒れて

そのままにされて


もしわたしが通りかかったならば、その者に毛布を掛けて照明を消すであろう

武士の情けじゃ

せめて、静かな暖かい暗闇につつまれ眠って欲しいものだと願うから






冷たいのは嫌じゃ

自動車はエンジンを消すと、鉄の冷気を帯びた棺桶と化する 疲れて冷えた身体を休ませるために車に戻れば冷えた鉄に冷やされ身体が固まる縮こまる


エンジン音がうるさいそうで、エンジンを切ったから


真冬の夜、音にうるさい我でさえ何が大事か優先されるか理解できる頭はある

やるせない思いにガチに震えながら気を失うように休んだ気がしないまま休んだ…懐かしい思い出


おそらくこの現象を享受せざるを得なかった、自分には如何ともし難い元々の原因は、頭の良し悪しは関係なく、貧富の差も関係ない 浅慮、浅はか、矜持のない、慮らない、などの言葉の形容が思いつく 

低い、あまりにも低いと感じた…いったい何が低いのであろうか?




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